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2025年 10月

なぜ、ここの芋掘りなのか?

2025/10/31

稲城市と町田市の境に広がる「黒川農営団地」。私が八王子時代から、ここで「芋掘り」をしてきました。理由があります。

近くに小山があって、思いっきり、坂道遊びもできるからです。大袈裟かもしれませんが、子どもたちは、全身で重力を感じ地球と戯れることができるのです。

都会ではみられない自然だけの風景。頭上に開かれた大空と、畑と緑との接線は、360度ぐるりと繋がった折れ線をなしています。秋空のもとて大地に埋もれた芋を発見し、なかなかとれないその「芋の大きさ」「重さ」を感じ、掘り出した達成感を味わったあと、そばの小山に駆け上るのです。必ずやり始めます。元気な子もおとなしい子も、引き寄せられるように坂道を登るのです、そして、かけ降りてきます。

そしてまた登り、またトトトトト〜と、降りてきます。ゆっくりと、あるいはスピードを上げたり、まるで、自分の動きと重さを地球の重力との兼ね合いの中で、試しているかのように。意識をしていなくても、きっとそういう体感を味わっているのでしょう。自分の全身を自分自身で操っている感覚。

寝転んだり、転がったり、いろんな方向への感覚を味わいながら、その感覚をバネにしながら、空想の羽根を広げているのかもしれません。それが鳥なのか動物なのか、怪獣なのかあるいは、アスリートなのか。

芋掘り遠足は、坂や森の魅力を再確認できる場所でもありました。

N市の園長会と公開保育で交流

2025/10/29

千葉県のN市の園長会から園長先生たちが10名来園されました。9時半から12時まで保育を見学。そのなかで、いろいろな話ができたのですが、同じ保育の悩みは先生たちの苦労です。保護者のみなさんには「子ども一人ひとりは違うので、その違いが保育のベースにある」という話を入園見学とのきからさせてもらっています。

それに十分応えながら、環境を通した保育を展開するためには、世界の多様性への「水先案内人」として保育者自身の「世界」が深まる必要があります。子どもが世界を好きになり、その世界への好奇心や探究心を深めていくためには、先生も子どもと一緒にその世界に入っていく、一緒に探究していくという同伴者としての活力が求められます。

さて、その取り組みを促すために、どうしたらいいか。こどもが出会う世界は、その水先案内の案内次第という要素があります。そこでゾーンを用意して、教材研究と同じように環境研究をしていくのです。それがゾーンに置かれている「もの」によって、子どもの世界を広げていくことができます。環境は子どもの手に届くようにでデザインされた世界の代表があるのです。

スポーツ鬼ごっこにハマる子どもたち

2025/10/28

数ある鬼ごっこのなかでも、チームを組んで宝を取り合う「宝鬼」というゲーム性の強いものがあるのですが、それを敵味方に分かれてたたかう「スポーツ鬼ごっこ」というものがあります。園長の私と主任はそのインストラクターの初級をもっているのですが、当園でもそれが流行り始めました。

基本的なルールは宝鬼と同じです。違うのは鬼に捕まらない安全地帯があったり、宝を囲うエリアがあって、そのなかでのタッチはアウトにならないなど、安全に遊ぶためのルールが工夫されています。

この遊びは奥が深くて、守ったり攻めたりするときに、作戦を考えたり、話し合ったりすることで、より〜にしたいという意欲が芽生えるタイミングがたくさんあるのです。そのあたりに、テレビやスマホの「ゲーム」と似た面白さがあるようで、おもっきり体と頭を動かすテームとして優れた遊びになっています。

宝鬼は、宝が子どもの位置にあり、鬼役が攻める方、親役が守る方ですが、アウト!やセーフ!などを判定する審判も交代でやりました。審判目線でしか見えてこないことも多くありそうです。

 

保育で育てたい態度を山本由伸が教えてくれた

2025/10/27

日本では幼児教育の「ねらい」は心情・意欲・態度の3つで構成されています。その代表的な末尾の表現はそれぞれ「〜を味わう」、「〜をしようとする」、「〜が芽生える」です。

この中心をなすのは、意欲です。自ら〜したい、自分から〜しようとする姿です。そしてそれを駆動させる生命力の中心をなすのは、心情の豊かです。その豊かさが素晴らしい態度になってあわれた例を、大リーグの試合にみつけました。それはポストシーズンで2度目の完投勝利をえたドジャーズの山本由伸です。

彼は日本時間で26日(日)午前に行われたその試合の3回、対戦相手ブルージェイズの1番バッター、ジョージ・スプリンガーにデッドボールを与えてしまいます。

試合が終わった後で、山本は球場を去る前にスプリンガーに薬をもって謝りに行ったそうです。

そんなことをされたのは、20年近い選手生活のなかで初めてだったと、スプリンガーは記者団に語っています。

印象に残ったのは、彼の誠意ある「態度」だったと。

「彼はただ、心からの謝罪を伝えたかっただけなんだ。この世界では、何をしてもPRだと誤解されがちだけど、あの素直な誠意には本当に胸を打たれた。謝る言葉は長くなくていい。本気であれば、それで十分だ」

このエピソードこそ、保育で大切にしたい「態度」なのです。

電車にのって「ちょっと小松川公園まで」と遊んでくる(ウ 協同性)

2025/10/27

年中のらんらん組と年長のすいすい組だけで、江東区の小松川公園まで、散歩にでかけました。そこまで出かけられるようになったのは、この半年の成長を物語っています。年度はじめでは、とても考えられません。電車に乗って散歩に出かけるためには、目的に応じた自己制御の力が育っていないと、なかなかできるものではないからです。

集団で同じ目的に向かって同じタイミングですることがたくさん含まれいます。それぞれバラバラになってしまうと、それはできません。駅の階段は一列で歩く、列の間は開かないようにする、ホームに集まる、一斉に扉から乗り降りする、歩道を交通ルールに従って歩く・・・やるべきタイミングと方法で同じ目的に応じていくこと。

大人ならなんの苦もなくできることも、この子達にとっては「よくここまでちゃんとできるようになったね」という称賛すべき成長なのです。こうしたことができるようになっていくとが、一人一人の自信にもなります。同時に、またお互いにそれを引き出し合う集団の力の大きさを物語ります。

小松川公園は江東区の荒川沿いにあります。都営新宿線で東大島駅までは乗って15分。さきほどの手段行動が安全にできるようにれば、歩いていく散歩先とそう変わらない時間で往復できるのです。わらべうたや鬼ごっこを丹そんだ様子は保育ドキュメンテーションでどうぞ。

色の三原色でどこまで多様な色ができるのか?(水の探究)

2025/10/27

絵の具で赤、青、黄の3色の色水をつくり、それを2組ずつ混ぜると、さらに緑、橙、紫の3つの色ができます。この6つの色をさらに2組ずつ混ぜると、どうなるか?今日はそういう展開になりました。

保育園では無造作にいわば偶然に、いろいろな色水遊びをしているのですが、年長さんとの「水の探究」は、本人が「こんどはどうなるだろう」と、混ぜる順番や量にこだわりながら、その結果を予想したりして楽しむ姿がみられるところが、とても面白いのです。

「こっちは、まだやっていない」「こんどは、これとこれ」「この辺の色がない」などと、次々といろいろな色づくりを楽しみました。なかのよいすいすいさん、らんらんさんも見学して、新しい色ができるたびに、「〜いろ!」「〜みたい」と見入っていました。

 

日曜開放でハロウィンパーティを楽しむ

2025/10/26

午後に近くの公園で開く予定だった今日の「ハロウィン・パーティー」(しずくの会主催)ですが、雨のため保育園での開催となりました。

午前中は、通常の日曜開放で、パーティーで使う「お菓子袋」作りました。

みなさんが持ち寄ったお菓子のつまった袋。それを破ってゲットする子どもたちは楽しそうでした。

職員会議と園内研修

2025/10/24

毎月1回、園児がいなる18時30分から約2時間、ほぼ全員が集まる職員会議と園内研修をしています。今月は上半期の振り返りと、これまでも何度か話し合ってきた来年度から始まる「こども誰でも通園制度」など、新しい国と千代田区の制度について学びました。

保育園は毎日月曜日から土曜日まで、子どもたちが生活している場です。同時にそこは児童福祉法では「児童福祉施設」としての保育所でありながら、子ども・子育て支援法では「特定幼児・保育教育施設」としての幼児教育施設でもあるという、二つの法律で定義された複合的な目的のある空間です。

この二つの目的は明治以降の長い歴史をもつ「保育」が、子どもの自立と幸せを育む教育の根幹だったわけですが、国家教育としての学校制度がだんだんと乳幼児の世界へも降りてきて影響を与えるようになり、本来教育を含んでいた保育の中身から、学校教育としての教育を押し付けられながら、反対に本来の教育が抜き取られてしまうという傾向を孕むようになってしまいました。

当園は、このままで「こども園」になることが、その本来の姿をよく示すことになると考えるのですが、つまり当園のような遊びがそのまま幼稚園そのものなのはずなのですが、なかなか理解してもらえないという状況が続いているのです。

 

いつ起こるかわからない災害について考える防災教育

2025/10/23

22日(水)の「わらすの報告から」。・・午前中に「防災について」みんなで考える時間をもちました。すいすいを中心に行ったが、わい・らんも興味をしめす子が多く、ほとんどの子が参加していました。

小林主任による「防災教育」です。

<・・実際の地震や津波の映像も交えながら、実際に起こったときはどうすれば良いかをみんなで考えたり、改めて確認することができた。毎月避難訓練は行っているが、いつ起こるか分からない災害について、改めてしっかりと考える時間を持つことはとても大事だと感じた。・・>

いざとなった時に、備えて。何を備えるのか。それを考え直しながら。

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