MENU CLOSE
TEL

Mam’sSalon

睡眠講座で気づいた「おやすみなさい」の意味

2021/02/22

今日は16回目の睡眠講座が開かれたのですが、私は乳児の「記憶力」の発達にあった援助について学ぶことができました。6ヶ月ぐらいの赤ちゃんは、数日しか記憶がないそうで、1歳を過ぎていくと1ヶ月前のことも覚えているようになっていきます。すると「寝ているから気づかれないようにそっと寝かしてあげる」方法が通用するのは6ヶ月ぐらいまでで、それ以降になると記憶力が発達して、目が覚めた時に起きている時のことを思い出して「寝るつもりじゃないかった」子にとっては、目覚めると「起きようとしてしまいがち」だそうです。ですから、寝る前のことを覚えているようになる頃からは、寝るときに「おやすみなさい」とちゃんと声をかけてあげて、これから寝るんだよ、というメッセージを伝えた方がいいそうです。

睡眠講座は毎回「そうか、なるほどなあ」と気づくことがあるのですが、そんなことを考えていたので、次のようなことにも気づきました。

昼食を食べ終えて本や紙芝居を読んでもらうと、ちっち・ぐんぐんの部屋から、「父さん眠れ、母さんも、兄さん、姉さん、赤ちゃんも、ねんねしな、ねんねしな、ねんねしな」の歌が聞こえてきます。すると、歌い始めると、すぐに布団の方に移動するYちゃんや、最後まで聞き終えてから、立ち上がって布団に移動する子など、自分たちで自然と眠りに行きます。それこそ自発的なゴーツーベッドです。

これは毎日繰り返している習慣になっているからでしょうが、よく考えると、絵本や紙芝居という遊びから、歌を挟んで睡眠へ自ら気持ちが動いていく様子は、睡眠講座でも永持さんがポイントにあげていたことと同じです。それは「これから寝るよ」というメッセージを子どもにちゃんと伝えることです。保育園の場合は童歌ですが、それと同じような区切りのサイン、これから寝るよ、のサインをご家庭でも用いてみるのもいいかもしれませんね。

食事の後は絵本を読み、歌を聞いて眠りにつく。それぞれを声かけでやらせようとするよりも、それぞれが子どもにとって「好きなこと」を順番に並べてあげるという感覚で、毎日、同じ順番や流れを作ってあげるといいのかもしれません。

子どもの睡眠の質を良くする「安心・満足」

2021/02/18

月に2回のペースで開いてる睡眠講座「マムズサロン」は今日で15回目になります。今日は4月の入園が決まった保護者の方の参加がありました。子どもは成長していくにつれて、睡眠に関する課題も変わってきます。特に保育園での生活が始まると、家庭とは違った環境での過ごし方になります。家庭とは違う環境での「午睡」もあります。子どもの睡眠の質を良くするには「安心・満足」な気持ちで睡眠を迎えることができるといいでしょう。それは保育園の午睡も同じかもしれません。

保育園生活に「慣れる」には、次の3ステップが必要になります。まず、起きている時間に「遊び」を通してお友達や先生と仲良くなること。次に保育園の「食事」に慣れること。授乳や食事の味や食べ方も家庭と違うかもしれません。

そして、3つ目が「午睡」です。家庭と異なる場所で親御さんと離れて寝ることができること。こうやって、遊び、食事、睡眠のぞれぞれに違った「慣れ」が必要なことを感じていただけると思います。それぞれが「安心・満足」なら素敵です。そうなるとき、遊びも食事も午睡も、質が高い営みになることでしょう。睡眠講座では、毎回、睡眠インストラクターの永持伸子さんが、この睡眠の質を高めるためのコツを、詳しくやさしく説明してくださいます。

 

11回目の睡眠講座マムズサロン

2020/11/20

 

今年度はすべてzoomで実施している睡眠講座「マムズサロン」が、今日で11回目になりました。講師は睡眠のスペシャリスト永持伸子さん。睡眠科学と実例に基づく具体的なアドバイスが好評です。今回は兄弟姉妹がいるときのポイントをたくさん聞くことができました。

最も印象深かったことは、「第一子を大切に」ということです。赤ちゃんができると、どうしてもそちらに手がかかります。つい、どうしても上のお兄さんやお姉さんにとっては下の子のために「お母さんを取られた」という気持ちを抱いてしまう場面が出てしまいます。それと睡眠が関係します。

今日の講座の内容ではないのですが、まず、睡眠学の基本を押さえておきましょう。質のいい睡眠は、睡眠ホルモンのメラトニンが相応しいタイミングで増えて睡眠を促します。夜に増えて昼間は減ります。その量は脳内の体内時計に従っています。

一方で、光に当たることで増える三大脳内神経伝達物質の1つであるセロトニンが脳を活発化します。朝、起きたら光を浴びることがとても大切です。併せて覚えておいて欲しいのは、メラトニンの材料がセロトニンである、ということです。よる寝るのが遅い子で、その理由が眠くなるメラトニンの分泌が少ないことによる場合、セロトニンの産生が少ない可能性もあります。

セロトニン不足は、メンタルヘルス不調に繋がり、ストレスに弱く、我慢強さや機嫌良さなどとも関係します。人が活発に活動したり、眠くなったりする「現象」の舞台裏でそれらを司っているものの不調は、いろいろなことに影響を与えています。

そして睡眠は安心して幸せな気持ちになることが、より良い睡眠を作るということです。その時、愛情ホルモンと呼ばれるオキシトシンが分岐されています。心地よい、安心した心持の中での睡眠は、とても質の高い睡眠を生みます。

さて、今日の話に戻ります。第二子ができると、二人の入眠時刻が違ってきますが、望ましいのは第二子が赤ちゃんのうちは先に寝かせてからお兄さんやお姉さんが入眠できるようにすることです。第二子ができても、お兄さんやお姉さんの安定した生活は変わらない、ということ、自分の安心できる場所は奪われない、ということを実感できるようにしてあげることが、夜の安心できる睡眠にもつながるということです。

また、お兄さんやお姉さんが不安定な時、そしてお母さんが甘えや安全基地になっているなら、第二子の対応をお父さんにやってもらうことです。夜ぐずったりしてときに、お父さんが兄や姉を連れて夜の散歩などに出かけるのではなく、お母さんが、それまでと変わらない対応を続けてあげる方がいい。お父さんの子育ては、授乳以外はお母さんと同じことができるからです。

こんな具体的なノウハウをたくさん伺うことができました。意外なポイントを発見できる睡眠講座、睡眠と昼間の姿に気になる方は、一度受講してみてはいかがでしょうか。12月は4日(金)と22日(火)です。いずれも10時から11時。無料です。c.seiga@chiyodaseiga.ed.jpまでメールでお申し込みください。

 

睡眠講座マムズサロンの11月以降の開催予定

2020/11/02

Mam’s Salon 全体ポスター(2020年度)11〜3月のコピー

11月以降の睡眠講座「マムズサロン」の日程が決まりました。前期に続き全てZOOMで開きます。全て無料です。講師は永持伸子さん。

自宅からご家族で参加できます。ご夫婦でどうぞ。

時間は毎回午前10時〜11時です。

11月6日(金)20日(金)

12月4日(金)22日(火)

1月15日(金)

2月18日(木)22日(月)

3月5日(金)19日(金)

参加申し込みは、電話かメールでお知らせください。

電話 03-6811-6686

メール  c.seiga@chiyodaseiga.ed.jp

 

第4回 Mam’s salon  Zoomで開催

2020/08/05

◆第4回 Mam’s salon  (わかりやすい睡眠講座 気軽なミーティング)

ZOOMによる開催は、今回が4回目になります。

8月7日(金)午前10 :00〜11:00

睡眠インストラクター 永持伸子さん(mam’s labo主宰)

どなたでも参加できます。

ぜひ以下のメールへ、お申し込みください。

メール:c.seiga@chiyodaseiga.ed.jp

他の日程は、このホームページの「Mam’s salon」をご覧ください。

第3回マムズサロンを開催

2020/07/22

 

子どもが快く眠れるには、やっぱり寝る前に安心できるようになっていることが大事だなと、本日22日の第3回マムズサロンを聞いていて思いました。ズームでの睡眠講座はこれで3回目ですが、家庭にいながら参加でき、また講師の永持さんの説明資料も画面共有で理解しやすく、オンライン講座は便利です。日程はホームページの「Mam’ Salon」でどうぞ。次回は8月7日(金)午前10時〜11時です。お申し込みは、メールで保育園までどうぞ。

c.seiga@chiyodaseige.ed.jp

 

マムズサロンの今後の予定

2020/07/14

 

今年度の睡眠講座「マムズサロン」はすべてZOOMで開くことになりました。

時間は毎回午前10時から11時です。

7月10日(金) 実施済み

7月22日(水)

8月7日(金)21日(金)

9月11日(金)25日(金)

10月9日(金)23日(金)

参加したい方は、電話かメールでお知らせください。

03-6811-6686

c.seiga@chiyodaseiga.ed.jp

Mam’s Salon 全体ポスター(2020年度)

オンライン版マムズサロンの参加者募集 18日まで

2020/05/13

ZOOMを使って行う、オンライン版マムズサロンの日程を決めます。

「寝つきを良くするコツ」をテーマに、参加者の質問に答えるような会になります。

日程案は以下の4日、午前か午後です。

参加されたい方は、日程と時間帯を選んで、5月18日(月)までにメールください。5人以上になった時は複数回開きます。

出来るだけ参加できる候補日の番号①〜⑧を多く書いてください。

① 5月21日(木) 10:30〜11:40

② 5月21日(木) 14:00〜15:10

③ 5月22日(金) 10:30〜11:40

④ 5月22日(金) 14:00〜15:10

⑤5月28日(木) 10:30〜11:40

⑥5月28日(木) 14:00〜15:10

⑦5月29日(金) 10:30〜11:40

⑧5月29日(金) 14:00〜15:10

メール先は保育園まで

c.seiga@chiyodaseiga.ed.jp

オンライン保育園〜つなぐ・つながるプロジェクト④〜

手抜き夕食のススメ

2020/03/11

昨日3月10日(火)、夜の睡眠時間や昼間のお昼寝を見直している保護者の方に、生活チェック表を配布しました。「うちもやってみたい」という関心をお持ちの方は、遠慮なく担任にお尋ねください。

最近、私が「そうか!」と認識を新たにしたものがあります。それは「夕食の手抜き」です。今朝、K先生と「子育てを完璧にやりたい」と頑張りすぎちゃうと、かえってよくないよね、もう少し肩の力を抜いてもらいた、といったことを語り合いました。その時、思い出したことがあります。マムズサロンの講師の永持さんが「保育園の給食は1日に必要な栄養の半分以上になるように計算されているので、朝と夜のご飯で、これ食べないと○○抜きだからね、みたいに頑張らなくていい、楽しく食べてお腹が満たされたらいい、ぐらいに考えましょう」と語る話です。そうなんです、保育園の給食に栄養のことは任せてもらって、子どもが苦手なものは保育園で楽しく食べているので、家ではお腹が減らないならOKぐらいでいいや、って思ってくださって結構です。

毎月1回、海老原商店ギャラリーで地域の子育て家庭向けに開いている睡眠講座「マムズサロン」は、昨年10月から5回開催しましたが、その中でよく話題になったのは、夜の食事の時間についてです。講師をお願いしている睡眠スペシャリストの永持伸子さんは、「逆算マネジメント」と言って、例えば布団(ベット)に入る時間を「8時半」とか「9時」とかに決めて、そこから、寝る前のゴロゴロタイム10分、晩御飯20分、お風呂20分、夕食作り30分・・・というように必要な時間を遡って計画していくやり方を提案されています。

そこで大抵、行き詰まるのは夕食の時間です。思うように食べてくれない、時間がかかってしまう・・せっかく作ったのに、という親の思いもあって、全部食べさせてたい、せめてこれくらいは食べてよ、という気持ちが強まったりします。永持さんによると、夜8時には子どもが寝ている北欧の友人は、保育園のお迎えの時間が6時です。2時間で入浴や夕食、絵本の時間などがちゃんと確保できているそうで、なぜだろうと研究した結果、「ポイントは夕食」だと気付いたそうです。

早い話が、夕食はあんまり重視していないんです。ささっと済ませている。日本は夕食が一番だと思っているけど、スウェーデンやベルギー、フランスなどは朝食を大切にしています。保育園のお迎えから、寝るまで「2時間もあるのに、どうしてできないの?」と逆に不思議がられるというのです。

夜の睡眠時間の質を高めることは、子どもたちのはつらつとした動きや、落ち着いた行動、自分の行動を律する力など、様々なことに良い効果をもたらします。このつながり具合については、当園の園医でもある「瀬川記念小児神経学クリニック」を始め、日本赤ちゃん学会、子どもの早寝早起きをすすめる会、日本眠育推進協議会など、多くの睡眠学の専門家が、同じ見解を持っています。

私たちは、これらの団体と繋がりをもちながら、保育を、考えています。「うちの子は、どうしてこうなのかな?」と思ったら、案外、夜の睡眠が関係しているかもしれません。そうした知見を学びながら、さらに一人ひとりの子どもの生活リズムを整えるために必要なことを、一緒に考えませんか。

第4回 マムズ・サロンより

2020/02/25

「これからの保育園入園を控えているため、それに向けての生活リズムの心構えができた。夜泣きのタイミングやその改善方法が知れてよかった。常夜灯NGがわかったのは、とてもよかった」

今日の参加者の感想です。保育園生活が始まるというのは、育児休業中の保護者の方も仕事が始まることになるので、子どもの生活リズムも変わってきます。今よりも朝起きるのが早くなり、仕事から帰ってきて晩御飯を食べさせてお風呂に入って、8時半にはお布団に入って電気を消して・・そうした生活リズムを作っていくために必要な準備がとっても大切な時期です。それをどのようなことから始めたらいいのか。今回はその「逆算マネジメント」のコツを中心に、ポイントをまとめるような会になりました。

理想の睡眠サイクルになるまでのポイントを、私なりに、まとめてみました。

(1)夜の睡眠は10時間から11時間が必要。

これは0歳から小学生になるまで同じです。夜の睡眠時間を10時間確保しようとしたら、朝7時に起きても夜9時には寝ないと確保できません。小学校は朝8時15分に着席していることをイメージすると、歩いていく通学時間を考えれば7時何分に家をでる、すると何時にトイレを済ませ、何時に食事を済ませ、何時に起きないと間に合わないか。小学生になるまでを見通して、今から生活リズムを整えるようにしましょう。

(2)逆算マネジメントで生活リズムを作ろう。

朝起きる時間が決まれば、そこから11時間の睡眠を確保するには何時に寝る必要があるか。夜8時か8時半か9時か?そこから逆算すると、何時に布団に入るか。ツンツン・ごろこごろ・心のスキンシップの時間を考えて何時に食事を済ませるか。何時に夕食の準備を始めるか。何時に保育園にお迎えに行くか。

(3)お昼寝の時間を補って11時間にするのではない。

夜の睡眠は特別であり、それ自体として確保しないといけない。足して11時間になればいいというものではない。夜の睡眠が確保できるように、お昼寝は調整すること。

(4)お昼寝を短くして夜が良く寝るならそれでいい。

3歳ぐらいまではお昼寝をしても夜ちゃんと11時間寝ることができる。4歳以降から昼寝が長過ぎると夜の睡眠が短くなってしまうリズムの崩れがあるなら、お昼寝は短く、あるいは無くしたほうがいい。そこには個人差があるから、一概に何歳だからとか何時間だからということはできない。

(5)日本人は世界の中でも睡眠時間が短い。

子どもも短い。子どもがよく寝ている国は北欧とニュージーランド。北欧は学力も高い。睡眠と生活リズムと学力の高さにも相関関係が見出せる。中学生も夜9時には寝ている。単に勉強時間が長ければ学力が良くなるという関係は疑わしい。

(6)夜の睡眠の質が高いと、昼間の活動や学びの質も良くなる。

学校での学習の質が高くなり、脳の集中力とか、主体的に考えることなどの質と影響する。

(7)睡眠には質の違いがある。

最初の深い眠り(ノンレム睡眠)の時に、成長ホルモンなどが出る。明かりの影響が最初の眠りの質を貶める。睡眠は単なる休憩ではない。脳を育て、知識を定着させ、神経細胞を整えるなど、多様な役割がある。

(8)夜の睡眠をよくするには24時間の生活リズムが大事。

午前中に活発に活動する。脳は10時から12時にもっとも活動できる。夕方から脳は眠りたいタイミングに入る。

(9)寝る部屋は基本、真っ暗にすること。

常夜灯は不要。夜起きて何かするときだけ。エアコンや空気清浄機の電源の点灯や、加湿器のほの赤い灯などもタオルをかけて口のところだけ開けて使う。

(10)眠るホルモンの分泌を妨げる青白の光

昔のブラウン管テレビと今のとは光の性質が異なり、青色や白色が多いので子どもの脳は、それに依存するようになり、覚醒させてしまう。その光の影響はテレビよりもスマホ、スマホよりもタブレットの方が影響は大きい。

(11)小児科学会は、いつであろうと2歳まではテレビはNG。

これは世界の常識になっている。日本はいつの間にか忘れられているかも。もし見るなら親子で双方向性を保つように見ること。子どもが受動的に受け身で見るだけはよくない。

top