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園長の日記

MIMAMORU導入の理由

2019/07/21

シンガポールの保育会社マイ・ファースト・スクール(MFS)が「見守る保育」を自らの保育に導入した理由について、GMのアイリーンさん(写真)は、昨日20日の会議で3つのことを挙げました。

1つ目は、子どもの持つ潜在的な力を信じ、それを最大限に引き出す方法であること、2つ目は、子どもがよりよくなるように先生がファシリテーター(促進者)の役割を大切にしていること、3つ目は脳科学や人類学、発達心理学などの最新科学によって常に保育をアップデートしていること。この3つがあったから、全ての 保育園でやることにしたそうです。
最初の2つのことは、表裏一体の不可分の関係にある事柄ですが、3つ目の理由は私たちもあまり意識しないで取り組んでいたことかもしれません。
2つ目のファシリテーターの役割については、子どもの経験の質を高めるための環境の再構成や、子ども同士の人間関係の構築などの専門性が必要なことなので、一朝一夕にできるものではありません。 アイリーンさんがこの3点に着目するのは、とても理にかなったことであり、私たちにとっても、その重要性を再確認できる機会になりました。

MIMAMORUアプローチ

2019/07/20

◆子育ての6つのポイント
今日20日土曜日のシンガポールからの報告は、藤森先生からの「家庭での子育ての6つのポイント」です。昨日19日から開かれている「マイ・ファースト・スクール」のイベントですが、今日は保護者が集まりました。今日の講演では、自分のことは自分でやる自立力や、お互いに助け合う力がどうやったら育つのか、その大切な考え方が保護者に紹介されました。要点だけを、まとめると次のようになります。
1つ目は、子どもは、それぞれの年齢で学ぶことがあるということ。
2つ目は、子どもがやろうとすることを代わりに親がやってあげてしまうのは、子ともにとっては「迷惑」だといこと。
3つ目は、大人が問題を除くのではなく子ども自らで解決できるように援助することが大切だということ。
4つ目は、子ども同士のトラブルが起きたら、大人はすぐにどっちがいい、悪いを判断するのではなく、そのときの子どもの想いを聞いてあげるといいこと。
5つ目は、子どもがやったことを罰したり、褒美をあげたりすると、それが目的になってしまうこと。
そして最後の6つ目は、子どもが自立することを喜ぶべきだということです。
この6つの要点は、保育園でも大切にしていることですが、家庭でもやっていくと、子どもたちの気持ちは安定し、自信を持ってやっていくようになるでしょう。
ここには、保育の原理、プリンシプルが含まれています。私たち保育者も忘れてはならないものです。
◆MIMAMORUアプローチ
藤森先生を招待したMFSのジェネラル・マネージャー(GM)であるアイリーンさんは会場に集まった保護者に向かって「シンガポールでは、子どもたちに、ああしなさい、こうしなさいと、つい指示して子どもにさせてませんか?藤森先生の見守るアプローチは、そうしません。MIMAMORUというのは、ウォッチ・アンド・ウェイトです。子どもがやろうとしているなら、よく見てちゃんと待ってあげることが大切なんです。そうしないと、子どもが自分で考えて学ぶことができないでしょ?」と、わかりやすく説明していました。

藤森先生の講演の受け止めるは・・

2019/07/19

 

シンガポールで開かれているフェスティバル会場から、昨日の話の続きです。藤森先生は、今日2回の講演の中で「これからの時代にはいわゆるIQ(知能知数)よりもEQ(情動知性)やSQ(社会的知性)が、より重要になります。そのためには、乳幼児の頃から、年齢の異なる子どもたちの中で、お互いに学び合えるような経験をすることです」と話しました。

講演は、昨日も書いたようにシンガポール最大手の保育会社「マイ・ファースト・スクール」が主催する「ラーニング&シェアリング フェスティバル2019」のなかで行われました。講演を聞いていたのは、この保育会社のスタッフたち約1000人で、すでに保育実践に生かしているため、日本の子どもたちが助け合ったり、協力しあったりしている動画とその説明が流れると熱心に見入っていました。主催者によりと、この保育の提唱者本人が目の前にいるという事実が、最も大きなインパクトだったようです。
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