千代田区は毎年、区内すべての就学前施設の年長さんを対象に、合同こども会を開いています。今年は来週11月12日と13日の二日間。当園は13日(水)です。場所は国立オリンピック記念青少年総合センターです。出し物は昨年と同じ劇団かかし座による「長靴をはいたねこ」。近隣の保育園と一緒にバスに乗っていってきます。
千代田区合同こども会(11月13日)「長靴をはいたねこ」(年長対象)
2024/11/08
2024/11/08
千代田区は毎年、区内すべての就学前施設の年長さんを対象に、合同こども会を開いています。今年は来週11月12日と13日の二日間。当園は13日(水)です。場所は国立オリンピック記念青少年総合センターです。出し物は昨年と同じ劇団かかし座による「長靴をはいたねこ」。近隣の保育園と一緒にバスに乗っていってきます。
2024/11/07
バットを振ってボールに当てている年長さんの姿をみて、千代田区の担当者が驚いていました。のびのびと野球を楽しんでいる年長さんと年中のYくん。今日は体力・運動能力測定のために、旧今川中学校の校庭へ出かけました。普段から野球ごっこを楽しんでいるので、ボールを投げたり打ったり、走ったりはお手のもの。というわけで、測定のボール投げは軒並み8メートル前後を記録。1メートルごとに引かれていた線は10メートルまでしかなく、14メートルがでたときは、巻き尺を使って測り足しました。
ボール投げは、ピッチャーができる!と嬉しそう。投球フォームもそれなりにやっている子もいて、大谷選手になって体を動かすというのは、こういうことか!と感心してしまいました。好きこそ物の上手なれ、ですね。
それから25メートル走もやったのですが、こちらも野球と鬼ごっこで鳴らした足腰が、風を切って体を運んでいました。いいタイムです。歩行器をつけたSくんも8秒台を記録してびっくりしました。面白かったのは「よーい、ドン」のドンで走り出すのではなくて、もう「よーい」で走り出すので、スタート地点で旗を上げる坪井先生もゴールでストップウォッチを押す私も、慌ててしまうのでした(笑)。
2024/11/06
園内ではお手伝い保育と呼んでいるものですが、事務所にもLちゃんとRくんの二人が来ました。生き物のお世話や、乳児室の装飾やおもちゃづくり、実験などをします。二人と話をしていたら、「メントスをシュワーってなるかどうか、したい」といいだします。
そこで、メントスとグミをコンビニで買ってきて、水の入った2つのフラスコに、それぞれにメントスとミグをポトンと入れてみました。子どもたちは、たべると食感としてシュワーっとするイメージがあったようで、予想としては、水に入れると泡みたいなものがでてくると思っていた様です。すぐにはそうならず、どうなるのか観察しています。
しばらくすると「あ、色が変わった」「みてみて、なんかある!」と、教えてくれます。いずれも表面の甘いコーティング部分が溶け出して色がかわったり、とけだした表面の何かが水に浮いたりします。少しずつ変わる様子を眺めていると、私には、子どもがなんと言い出すのかが楽しい。
私は「とける」とか「にごる」とか、言わないようにしていますが、だんだん溶けてきて水が白くなって透明度が変わってくると「見えなくなった」とか、「いい匂いする」とか言って、私に見せてくれたり、嗅がせてくれたりします。
ぐみの方も表面のコーティングがとけて黒くなっていきました。でもあまり溶けません。「グミだからだよ」と子どもはいいます。口に入れて溶ける感覚のあるメントスにくらべて、ぐみは溶けないという感覚があるからでしょう。
そのうち、二人は最後は「どうなるかな?」と、しきりにフラスコを振って、小さくなっていくメントスを、そのたびに見せてくれます。Lちゃんは泡が出てきたことで「炭酸になった」というので、そうか、炭酸って知っているんだと思ったのですが、私は「なるほど、そうかもね」と対応。しきりに振り続けるのでした。
メントスはとけて最後はなにもなくなったので、「どうする?」というので、みかんの木の水やりにつかいました。
もう一つ、それが終わったやったのは、コンビニへの買い物の途中でみつけてきた「落ち葉」で作った飾り。ラミネートして、穴を開けて糸で繋ぎました。綺麗な落ち葉をえらび、並べたのは子ども二人です。食事の時にみんなに披露しましました。しばらく運動ゾーンに飾って、そのあとちぐんの部屋にプレゼントすることになりました。
2024/11/05
春を待つ 事のはじめや 酉の市。
一の酉の5日(火)に浅草鷲神社へ参拝してきました。昔の賑わいが戻っていました。
縁起物の熊笹は毎年、際物問屋の増田屋さんから授かっているのですが、制作は、上野の横山人形店によるものです。玄関に飾ってあります。
来年の干支は巳(み)のへびです。
2024/11/02
11月から園長のコーヒータイム、再開します。
毎月第2水曜日。11月は13日(水)です。
午後5時ぐらいから6時15分ぐらいまで。
お子さんのお迎えの後で、お願いします。
野菜と果物の販売が好評なので、それと同じ時間帯にしてみました。
野菜などの試食と一緒に、コーヒー、紅茶などを飲みながら、楽しい喋りタイムにしましょう!
2024/11/01
先週の「親子運動遊びの会」についてのアンケートを昨日、遅ればせながら、お願いさせてもらいました。よろしくお願いします。月曜日にすでに何人かの方からは楽しい感想をお寄せいただいていましたので、ここで、ちょっと紹介します。
「まだ恥ずかしくてあまり参加はしなかった◯◯◯。実は帰宅後、太鼓を叩きながらラッパを吹くという二刀流で演奏がはじまり、『ママ〜青木さんのダンス踊って〜』と言って自分は坪井先生になりきっていました!! かなりの無茶振りでしたが、その音楽に合わせて◯◯◯と一緒に青木さんのダンスを踊る母でした。参加しなかったと勝手に思い込んでいましたが、◯◯◯は、誰よりもこの運動遊びの会を楽しんで観察していたようです!」
その姿が目に浮かぶようです。坪井先生がハーモニカを吹きながらギターを演奏し、となりで菅田さんがカホンを叩いていたので、その「二刀流」ということですね。ハーモニカがないから代わりにラッパですよね。よく見て楽しんでいたんですね。家でダンスが再現されたというのは嬉しいエピソードですね。
実は今日、先週の「親子運動遊びの会」に関して、ダンサーの青木尚哉さんを交えて職員で反省会を開きました。そこでU先生が次のような話をしてくれました。
<・・・青木さんがおっしゃっていた、子どもにとっての探究とは、「もう一回やりたい!」が無意識的に沸き上がってくるものだという言葉が心に残っており、この視点と出会えたことで、探究の幅が広がったように思います。こどもたちが、「もう一回!」とか「思わず体が動いてしまう」といった、楽しい雰囲気がとても大切なのだなと気づきました。>
このように子どもの姿を捉えたら、子どもは世界の探究者だって思えてきます。それが例えじゃなくて、本当にそうだ!って、思えてくるので、私たち大人もワクワクしていきます。こうやって子どもたちから大事なことを教わっているように感じてきます。
今回はプレイエリアと客席をできるだけ分けないようにして、体育館全体がダンスホールです!とやってみたのですが、参加の仕方もそれぞれで構わないようにしました。でも青木さんは「アート性の高い空間になったと思う」とおっしゃっています。みなさんの身体も子どもと一緒に喜んでくれたとしたら、それは嬉しい限りです。
2024/10/31
ピンポーン!玄関のインターホンがなると、そこには黄色い帽子をかぶった和泉小学校の児童たち。卒園児の姿もあって、どうしたんだろう?と出てみると地域マップを持っていて「総合で危険な場所をチェックしている」と教えてくれました。保護者の方が付き添っています。「この保育園は安全なところだから、何か危ないことや困ったことに出会ったら、ピンポーンって鳴らしてここに逃げ込めばいいからね」と伝えました。
保育園はいろんな公園に出かけたりしているので、公園マップを大人だけで作らずに、子どもたちと一緒に作ると保育園と小学校のつながりが出てきそうです。
2024/10/30
今回は秋らしく「ブロッコリー」と「柿」です
低農薬、路地物の野菜と果物です。産地直送なのでお得な価格でご提供。
もちろん低農薬の安心・安全な果物です。
ご予約はコドモンのアンケートから。11月8日(金)までにご予約ください。
昼間の食育活動では、レンコンの味を探究します。
お昼ご飯の副菜も、そのときに焼いて作ります。
2024/10/29
毎日の保育記録をみていると、やっぱりみんなに見てもらいたいと強く感じます。先生たちが子どものそばにいながらこんなに、ていねいに子どものことを見ていて、また子どもたちが何を感じて、どうしたいと思って、そうしているのかを読み取っている写真と文章だからです。
「それでも文字数が限られていて、もっと書きたいことがあってもなかなか書けないから、工夫しているんです」と先生たちが言っているので、そのあたりは課題ではあるのですが。
それでも、一つのクラスだけではなくて、ほかのクラスのことも見てくださると、一つ先のクラスではうちの子も、来年ならこうなっていくのかなあ、とか、もう少し先になったらこんなこともやるようになるんだなあ、とかが分かって成長を楽しみにしてくださるといいなあと思います。
0歳児の「ちっちさん」の和泉プラザでのコンビカーを一緒に使う様子とか、1歳児「ぐんぐんさん」の自分でできることがどんどん増えていく様子とか、さりげない瞬間なのですが、そこを切り取っていて、私はそこに着目する先生たちがいいな、と思うのです。一緒にすることが楽しいという実感を持ち始めている「にこにこさん」(2歳児)の姿から、一気に、かけっこ、氷鬼、リレー、野球などを興じるようになっていく34歳「わいらんさん」の姿を続けて見ると、その世界の広がりが手によるようにわかります。
さらに年長すいすい(5歳)たちは、バスで町田へいもほりに出かけたのですが、そのあとは海ほたるでお弁当を食べました。かなりの活動量でしたが、充実した時間を過ごしています。今日持ち帰っていただいた「さつまいも」は、すいすいさんが掘ったものです。
11月から、すべてのクラスの保育ドキュメンテーションを見ることができるように変更していきます。読みたいところだけよんでくだされば構いません。負担のないように進めていこうと思います。
2024/10/28
こんな連携がありました。保育園の中にはいろいろなチームがあるのですが、調理チームの話し合いで、こんな改善が0歳の担任から提案されました。「Nちゃん、Mちゃんのご飯の食べがあまり進まず、調理の先生と相談して、明日から幼児食と同じお釜からご飯をよそう形にさせていただきます。理由としては、保育者がふたりの食べそうな量を盛り付けられることと、温かいご飯が食べられるからです。」こういう小さな改善が、子どもの出会う世界を広げていくことになります。
というのは、こういう視点もありではないか?と思ったからです。日本の保育は食事をかなり大事にしていると思います。私たちは毎日、食べるということをやっているのですが、そうでないと生きていけないからですけれど、でもその「食べる」という行為がどこから始まって、どこでお仕舞いになるのかを考えると、ずっとつながっていて、始まりもおしまいもない、要するに生態系の一部なんだということに気づきます。
それを赤ちゃんからみると、どうなっているのだろう?ということです。人は成長するほど、それに気づく「長さ」が、長くなっていきますね。だれが食べさせてくれるか、食べ物は目の前に、どこから出てくるのか、誰が作っているのか、どう作られているのか、そして私たち大人は育て方や産地がどこかとかフードロスのことも心配しだす。
貿易の関税のことや、気候変動や人口爆発まで。子どもは目の前の食事の「いただきます」と「ごちそうさま」の前後の広がりにも、だんだん気づいていくようになっていきます。自分で料理をしてみたり、野菜を育てたり、魚を釣ってみたり、食の営みの世界に徐々に出会っていくのですね。そういう意味でも、私は乳児の担任と、その提案を快く進める栄養士二人に対して「子どもの心の動きを捉えた担任とそれに快く応じる二人の調理さんは、素晴らしい連携ですね。世界を広げていくのは先生たちのチームワークのよさですね」と伝えたのでした。