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2019年 11月

動物との触れ合いを楽しむ

2019/11/14

じっと膝の上に乗っているうさぎやモルモット、手のひらにちょこんと立ってるヒヨコ、手の中に収まる小さなハスカネズミ。今日は「いずみこども園PTA」主催の「ふれあい動物園」(いずみこども園の園庭)に参加させてもらいました。

最初は恐るおそる触っていた子どもたちが、だんだんと慣れてきて、そっと頭を撫でたり、そっと抱きかかえたり、じっと動かずに静かに見つめ続けたりしています。人懐っこく、落ち着いている動物の可愛らしさに、子どもたちも心が優しくなっていることがよくわかりました。

今日参加したのは、わいわい、らんらんの17人。動物アレルギーの有無などを確認させていただき、個別の配慮を踏まえて実施しました。

今日開かれたのは、和泉小学校の開校記念日で、区内の幼稚園、保育園の年長さんを対象とした観劇会もあり、同小の校庭が空いていることから企画されたものだそうです。哺乳類の小動物を保育園で飼育することは色々とハードルがあるので、このような「移動動物園」の企画はとてもありがたいものです。

今回はうさき、ヒヨコ、ハムスター、モルモット、ハツカネズミの5種類と触れ合うことができました。どの動物も人に触られるのが慣れているので、驚かさない限り、噛みついたり、引っ掻いたりすることもありません。

抱っこの仕方はどれも同じで、子どもがまず椅子に座って、膝の上にタオルを広げてもらい、その上に動物が静かに乗ります。動物園の方や、いずみこども園の保護者の方が手伝ってくださいました。

 

動物との触れ合いを楽しんだ後は、隣の「和泉公園」で体を動かして遊んできました。

鬼ごっこしたい!と、広い芝生を駆け回る子が3〜4人。そのほかは、遊具が集まっているところで、上り棒、滑り台、ブランコ、砂場などで遊んでいました。

NKくんは「ブランコがすごく楽しかった!怖かったけど、面白かった!」と満面の笑顔。

普段あまりやっていない遊びへの感度が高いことがわかります。また、もうすでに季節はずれのモンキチョウも姿をみせてくれ、虫好きな子たちの興味に応えてくれました。11時ぐらいから30分ぐらい楽しんでから園に戻りました。

 

 

北の丸公園で「秋」を堪能

2019/11/13

千代田区の保育園ならではの公園へ行ってきました。北の丸公園です。

天皇の即位を祝う式典のために、トイレが封鎖されていて簡易トイレになっていた以外は下見の時と変わらない、美しい公園でした。今日、散策したのは広い芝生の場所と池の周り、そして隣接する雑木林です。

鬼ごっこやりたいという数人の子と原っぱを駆け回ったり、芝生の上を転げて遊んだりしました。

池には大きな鯉が悠々と泳いでいて、近寄ってくると、にこにこさんは珍しそうに「おさかなさんだね」「おっきいね」と興味津々。しばらくその姿を眺めたり、泳いでいく先を追っかけたりしていました。鴨が池に浮かんで水草を食べている様子を見たり、枝を探してきて、池のふちに座ったり寝転んだりして、「おさかな釣りするの」と、魚釣りごっこをずっと楽しんでいる子もいました。

天気予報を見ると、今年は紅葉の時期が少し遅いみたいです。北の丸公園の紅葉も、これからという感じでしたが、すでに赤くなり始めた葉はとても綺麗で、澄んだ空気とともに、気持ちのいい散策ができました。日が照ってくると、らんらんのHくんが「日向ぼっこしようよ」を誘ってくれました。

木々の下で子ども達が夢中になったのは、どんぐり拾いでした。木場公園で拾ったどんぐりの数が20個だとすると、こちらは100個200個の世界。いくら拾っても拾いきれないくらい、たくさんのどんぐりが落ち葉に埋もれているように落ちていました。

名前を書いてもらった個人のビニール袋に、せっせと集めていた子どもたち。見ていて面白いのは、どんぐり以外にも綺麗な石、葉っぱ、枝など、その子なりに「これは!」と思ったものが袋に収まっています。その量も種類も微妙に異なるあたりに、その子の個性が現れているような気がします。

この雑木林には、マテバシイが多いのですが、中にはコナラやスダジイ、シラカシの実がたくさんありました。木場公園で拾ったどんぐりは、まん丸いクヌギが多かったのですが、小ぶりのシラカシの枝につながった帽子が珍しかったようで、集めている子もいました。

10時から11時45分まで、あっという間に過ぎた北の丸公園。お休みの日に、ご家族で遊びに行かれるといいと思います。これからの紅葉はほんとにオススメです。

 

赤ちゃんの社会性とことばの発達

2019/11/12

今日は一日中外にいて、夕方だけ園に戻りました。昨日の午後に続き、研修会の主催者側として日本橋にいたからです。今回の参加者は全員主任か副園長です。その園の保育の「司令塔」であり、要となるリーダーたちです。保育環境研究所ギビングツリー(GT)が主催する年に1度の「リーダー研修」です。この研究団体であるGT園は法人の数では全国に約500になりました。その中から、全国から約90人が集まりました。

今回のゲスト講演は武蔵野大学の今福理博(まさひろ)博士。新進気鋭の若手研究者で、近著に『赤ちゃんの心はどのように育つのか』があり、藤森統括園長のブログで、かなり詳しく解説されています。教育学部こども発達学科の講師をされています。子どもの発達と言葉の獲得過程について研究されています。今日の内容は「これからの幼児教育」「社会性の発達」「向社会行動の発達」「ことばの発達」「実行機能の発達」「自己肯定感」の5項目でした。

園の子どもたちにとって、どんな人的環境(職員や地域の人)が好ましいのか、その再確認になりました。いただいたレジュメを参考までにPDFに載せます。

20191112 赤ちゃんの社会性とことばの発達

この中の「実行機能」の中に「自己抑制」の話がありました(スライド62)。私たちに身近な表現では、躾とか、イヤイヤ期(第一次反抗期)などと関係します。養育者の言うことを聞かない、提案を拒否するといった状態です。この「自分で」と言う強い主張は、私たち保育者は古くから「自我の芽生え」という言い方をしていましたが、それはもう使いません。今は前頭葉の発達と関係することがはっきりしており、早くても10歳以降まで発達を続けます。

「感情のコントロールが苦手な子は、劇を演じるなどのごっこ遊びをすると、感情制御の能力が向上する」(スライド65)「ほめられると自尊感情にプラスにはがらき自発的な意欲が伸びる」(スライド68)など、子育てに役立つ話がいろいろ聞けました。「目を見て話しかける」「一日のスケジュールや活動時間を子どもに示す」など、保育園で実践していることも、いろいろ確認できました。

 

 

 

共にいるという心

2019/11/11

何も言わなくても心が通じる感じがするとき、子どもは「安心」して私のそばにいます。例えば今朝、私が使っていた裁縫道具の中の糸巻きをじっと観察しながら「これ、何?」と私に聞くのは、「紺」という漢字。その一文字が、「こんいろ、っていう字だよ。赤とか青とかの色があるでしょ、それとおんなじね。こんいろ」と話すと、Hくんはその色のものが家にあるといった話をします。私は布を縫っていきます。私がやっていることに興味もあるのですが、それよりも、一緒にいることが意味があるのです。漢字を覚えるとか、色の種類を覚えるといったことが大切なのではないのです。もっと大切なことは、安心していられることです。

わいわいらんらん組が散歩に出かけたあと登園してきたMちゃんは、誰もいない保育室で私といるよりも、お友達がいる散歩先の方を選びます。そっちだったらいいと言います。そこで私と一緒に散歩先へ向かいます。無線を使って、今どこにいるのかを確かめてから出かけました。散歩先で合流してから私は園に戻りました。

昼食のあと、Tくんは昆虫の図鑑を私と一緒に見たいので、私の手を引いて3階へ登ろうと誘います。私は午後から研修会場へ向かう必要があったので「今日はこれから出かけるからできないな」というと、彼は私の足に抱きついて、私を離しません。「Hちゃん、一緒に図鑑を読みたいんだよね、知っているよ。でも今日はできないんだよ、出かけないといけないから。そうする(足に抱きついて離さない)と園長先生は困っているんだけどな」。そんな話をゆっくりと繰り返すと、Tくんは、諦めて私の足から離れました。無理に離させることはぜず、<私が困っていること>を強調しました。彼は彼の判断に基づいて、私から離れることができたので、私は逆に抱っこして、そのことを褒めました。

すると彼は、階段の壁に飾ってある浮世絵の絵の中に、小さな小さな凧を見つけて「あれ、何?」と言います。「あ、そうだね、なんだろうね。Hちゃん、よくみつけたね」とさらに褒めてあげました。

この子たちは、気持ちを重ね合わせたがっています。共にいるという心を、一緒にいることで育てているのです。

 

正統な文化と真性の学びに向けて

2019/11/10

◆姉妹園との交流は「新宿せいが子ども園」を中心に

今週の大きな動きは、姉妹園との交流です。5日、高田馬場にある「新宿せいが子ども園」へ、らんらん組が出かけてきました(詳しくは、11/7付わらすのブログや園長の日記をご覧ください)。

開園する前から何人かの保護者の方からお尋ねのあった活動です。千代田せいが保育園に限らず、新しい開設園は年長組の子が入園して来ないことが多いので、年長さんとの交流の機会があるかどうかを含めた質問がありました。一つの大きなテーマになっていました。

10月には八王子市の「せいがの森こども園」へ行ってきましたが、新宿せいが子ども園へ行ってみると、比較的近いことや、都内でありながら自然も多い「おとめ山公園」で遊べること、その公園で園児との交流もやりやすいことなどから、新宿との交流を今後ふやしていきたいと思います。

◆運動の秋、実りの秋、芸術の秋・・

運動会が終わると、今度はなぜだか精神的ものへの欲求が浮上してきます。芸術の秋です。それを意識させてくれるのがまず自然の景色です。特に戸外へ出かけると、子どもが落ち葉や樹木の変化に気づき、その美しさを教えてくれます(11/5付わらすのブログをご覧ください)。来週13日は「紅葉」を楽しむために2歳児にこにこ組以上で「北の丸公園」へ出かける予定です。

運動会が終わると、と言いましたが、実は千代田せいが保育園が選んでいる運動は、できるだけ「正統的なもの」を選んでいます。鬼ごっこは奈良や平安時代に遡る「子取ろ子取ろ」が原点ですし、五穀豊穣を祈願する儀式でした。全く同様に大相撲も伝説とて有名な「宿禰(すくね)と蹶速(けはや)の天覧相撲」にみられるように、その年の農作物の収穫を占う宮廷の行事でした。いずれも「実りの秋」と深い関係があるのです。(ちなみに大相撲1月場所(両国)の先行抽選申込開始が本日11月10日からです)

こうした「日本」をよく知っておくことが、国際化している現代社会で必要なことであり外国語が「話せる」ようになることと同時に必要な、あるいはもっと大切なことかもしれません。ちなみにラグビーの歴史は、大英帝国の植民地支配の歴史と不可分であることも、同時に頭に入れておきたいことです。天皇陛下に祝意を込めて行う万歳三唱は軍国主義化していく明治時代にできたもので、それ以前にはありません。3歳までは親が育てるという子育て観が「神話」でしかないことも厚生労働省が白書で認めています。私たちが「常識」や「普通」と思っていることが、意外にすごく短い歴史しか持っていなこと、その成立のきっかけを知っておくことはとても大切です。

◆ハロウィンやクリスマスは?

保育園で取り上げる伝統行事は、地域で体験できるものなら、同じ内容を園で取り上げる必要はないだろうと考えています。ただ乳幼児が体験しやすいようにアレンジすることは大いにあります。でも、日本人は海外の動向を敏感に輸入して換骨奪胎して日本風にアレンジしてしまうのが特徴なので(明太子スパゲティのように)、ハロウィンもクリスマスもその宗教的背景は無視して、表面的なブームだけが定着してしまっています。それは否定しませんし、大いに楽しみたいですが、やはり「文化背景は知っておく」ことが、その文化の発祥地へのリスペクトではないでしょうか。

◆お楽しみ会は子どもの言葉や表現の成長を喜ぶ機会に

実りの秋は、子どもの成長を感じる秋でもあります。秋というよりももはや冬ですが、お楽しみ会(12月7日)は、子どもたちが楽しんでいる世界を、もう一度表して味わいたいという衝動に基づくものになるでしょう。

(お客さんに「これ、見て、蝶々になるんだよ」と教えてあげることも、表象行動の1つです。指をさして名前を伝える「言葉」の発達を促します。)

◆表象行為としての「お楽しみ会」の意味

私は5年ほど前に、放送大学で「表象文化研究」を受講しました。ミッシェル・フーコーの『言葉と物』の解説から始まる15回シリーズです。ここからは、それを踏まえた説明になりますので、飛ばして読んで下さって結構です。子どもと大人も、人間は世界から感じたことを表現したがります。文字、書字、文章、本、雑誌、写真、絵本、短歌、和歌、詩、歌、曲、楽器演奏、雅楽、絵、アニメ、映画、劇、演劇、歌舞伎、能、浄瑠璃、ダンス、舞踏、オペラ、料理・・要するにキリがないのですが、これらは人間だけの営みです。文化の一つです。目の前にあらわにする事を人文科学の世界ではRepresentation「リプレゼンテーション」と言います。

語源はラテン語ですが、わかりやすく、その英語で説明してます。英語はプレゼントです。「目の前にあらわになること」「現前する事」という意味です。そこから日本では「贈答品」「人にあげるもの」という意味に転用されて使われています。本来は目の前にあらわにする事です。

それに「リ」がつくので、「もう一度、あらわにすること」つまり「再現」です。英語の「リプレゼンテーション」が大正時代から昭和初期にかけて哲学者たちが「表象」とか「象徴」と訳しました。西尾幹二はショーペンハウエルの書を「意思と表象としての世界」と訳しました。その「表象」です。ドイツ語はvorstellungです。

実は遊びも表象行為なのです。どういうことかというと、何か心動かされることがあると、人はそれをもう一度味わいたいと思うようにできているのです。私は昨日の「国民祭典」の奉祝曲に感動して、うちの職員にすぐにラインしてしまいました。「もう一度聞きたい、一緒にそれを歌いたい、味わいたい」という衝動です。

運動会で我が子をビデオに収めたいという心の中には、何が隠されていますか。それはもう一度、再現して味わいたいからでしょう。その心の動き方がRepresentationの原動力なのです。

楽しかった、面白かった、感動した・・・そうしたものを子どもたちは経験すると、それを再現したいのです。本質は同じ「リプレゼンテーション」です。積み木で「ブッブー」と車を走らせたり、スカイツリーを積み木で作ったり、おもちゃの電車を走らせたり、折り紙でカブトムシやゾウを折ってみたり、RaQで恐竜を作ったり、粘土で蝶を作ったりしているのです。運動会が楽しかったから、またやってみたい。園の給食が美味しかったから、おうちでも作って欲しい。お相撲さんが強かったからまた来てもらいたい。この絵本を読んで、あの図鑑を一緒に見よう、金魚に餌をあげたい・・こうした子どもたちの衝動の源になっているのは、「再現欲求」なのです。

お楽しみ会では、そうした遊びや生活の中で「読んで欲しい、歌ってみたい、演じてみたい、話をしたい」などの再現欲求を汲み取りかがら作り上げていくことになります。大人が「絵本」や「制作」や「積み木」や「ブロック」などと手段を分類して分けておいていますが、その本質においては、いわゆる「模倣」であり「再現」を楽しんでいるという意味では同じことをしていると言えるのです。

そこで大切な事は、それをやりたいと日ごろから本当に楽しんでいることか、と言うことです。それを見てもらったことが楽しい、またやりたい、と思えるようなお楽しみ会にならなければなりません。

 

◆いい絵本、優れた物語、真性の学びへ

さて、長い遠回りの説明をしてきましたが、なぜそれを伝えたかったかというと、先に真性の体験、優れたものの体験、正統な文化体験を味わって欲しいからなのです。例えて言えば、子どもの食べ物には、いろんな添加物が入ったり合成着色料や保存料が多く入ったものは与えたくないでしょう?それと同じです。子どもが接する文化にも、まがい物は与えたくないでしょう?体にいいものがあるように、心にもいいものがあるのです。

私たちは、それをきちんと調べて探さないと、騙されやすい時代の中を生きています。千代田せいが保育園という船は、これからも、きちんとした港に寄港するつもりです。船の乗りごごちについては、アンケートを取らせていただきますが、寄港予定の港の情報もおしらせください、例えば「あの港が子どもにはいいよ」というものがあれば大歓迎です。教えてください。

 

鬼ゴッター大会とファーマーズフェスタ

2019/11/09

◆第76回鬼ゴッター大会が開かれる

鬼ゴッターとは、「スポーツ鬼ごっこ」のプレイヤーのことです。鬼ごっこ協会が命名したもので、今日は午前中に港区の代々木公園で「第76回鬼ゴッター大会」が開かれました。参加者は15人で、その内6人は子どもたちです。

http://www.onigokko.or.jp/cn38/pg1626.html

◆秋空の気持ちのいい代々木公園

代々木公園は、いろいろな団体が集う都心のオアシスですね。小学生の団体、太極拳の愛好会、ダンスサークル、フロスビー競技団体、ウクレレを練習する小集団・・いろいろな団体が程よい距離をとって、それぞれ楽しんでいました。

その中の一つが「鬼ゴッター」たち。横浜の小学校の児童がやりたいからと、担任の先生を巻き込んで参加していました。鬼ごっこは、それに接すると教えなくとも子どもが本能的にやりたがる魅力を持っています。小学生が先生を誘って参加しているということが、そのことをよく物語っています。

鬼ごっこは、鬼と子が一対一の遊びの段階から、運動会でやった手つなぎ鬼や宝集め鬼ごっこのように、チームで作戦を立てたりコミュニケーションを図ったりしながら楽しむものまで、いろいろあります。そのチームで楽しむ鬼ごっこの特質をグッと凝縮して、シンプルな宝とり団体ゲームにアレンジしたものが「スポーツ鬼ごっこ」です。遊びとスポーツの良さが程よくブレンドされています。遊びの自由さ、勝負のあるスポーツらしい達成感、チームワークとコミュニケーションが求められる社会性、そしてこれからの教育の最大のキーワードと言われているアクティブラーニングの要素、これらが「スポーツ鬼ごっこ」には含まれています。

羽崎さんも来ていて「それを味わうには、今日のようなこじんまりとした大会が、最もやりやすいイベントですよ」と、千代田区での開催を協力してくれることになりました。

和泉公園か、どこかの体育館を借りて土曜日に開いてみるのはどうでしょう。ちょうど、わいらんの子どもたちが休みの日に一緒に遊びたがっているので、土曜日の午前中に土曜保育の子も、土曜休みの子も一緒に午前中に1〜2時間ほど遊ぶ機会を作ってみたいですね。協力してくださる方を募集します。千代田せいが主催「鬼ゴッター大会」を開きましょう。

◆シェア畑を借りよう!

午後は日比谷公園まで足を伸ばして、第10回ファーマーズ&キッズフェスタ2019をみてきました。

https://www.hibiyapark.info/2019/farmers-kids-festa-2019/

畑を貸してくれる「シェア畑」を展開している株式会社アグリメディアのブースに立ち寄ると、保育園にも畑を貸してくれるといいます。それは嬉しい。バスで出かけて農園体験できるかもしれません。また新しい地域の「園庭」ができるかもしれません。

◆りんご、柿、葉つき根菜やひょうたんを買う

ファーマーズフェスだけあって、全国から特徴のあるブースが色々出店していました。子どもたちに葉のついた野菜を見せてあげたいので、人参、かぶ、人参を買ってみました。秋らしい果物も。大きなひょうたんも手に入れました。装飾などに使ってみたいですね。

 

6ヶ月アンケート

2019/11/08

10月中旬に実施予定だった「6ヶ月アンケート」ですが、運動会と保育参観が終わってからにさせてもらいました。本日配布しました。PDF版をホームページにアップします。締め切りは11月22日、いい夫婦の日です。今回のアンケート内容は、国が保育の質について検討したまとめを踏まえています。パソコンやスマホで回答できる仕組みが間に合いませんでしたので、今回は紙でご提出ください。

開園6か月アンケート

 

よっつ!

2019/11/07

子どもの「一言」に育ちを感じる瞬間というものがあります。今日は朝から見学者が来たり、午後から「鬼ごっこ協会」に打ち合わせに行ったりしたので、子どもたちとは、昼食を共にするくらいしか接点を持てませんでした。

今日の主菜の「豚肉の香味(醤油麹)焼き」は、子どもに人気で、私も大好きですが、私が座るなり隣の年少のNKくんが「あ、ずるい、園長先生は2つある」といいます。子どものは基本1枚で、大人は2枚。それが不公平だと主張します。香味焼きが好きなんですね。「でも、Kちゃんと先生の体の大きさ、比べてごらんよ。こんなに違うでしょ」と身振りを付けて説明すると、笑って「そうか」といった顔をしています。

Kちゃんの隣の、年長のIKくんも香味焼きが好きなのか、小さく切られた豚肉のおかわりをもらった皿を私に、みせて「1234。4つ」といいます。私は「1234。いっぱいだね」と応えると、「(いっぱいじゃなくて)よっつ!」と、修正します。なるほど。4つは4つであって、いっぱいではない!というわけです。

ちょうど昨日の朝、2歳のにこにこのSちゃんと金魚の引っ越しをしたあとで、「金魚さんが、3匹になったね。いち、にい、さん」と数えたのでした。2歳児クラスの子たちの数は、3ぐらいまででよくて、私はそれい以上は「いっぱい」と、言っていたので、年長のIKくんにも、ついそう言ってしまって、サラリと修正されたのでした。

 

 

芝生広場で遊んだ木場公園

2019/11/06

◆木場公園は芝生の広場で駆け回る

気持ちのいい秋空の下、わいわい11人とらんらん9人で、木場公園へ出かけました。久しぶりに、広い芝生広場で遊びました。イチョウの木の下には銀杏がたくさん落ちていて、その匂いが拡がっていました。秋真っ只中は、香りからもわかります。

サッカーボールを使ってラグビーをする姿が見られたのが、木場公園ではこれまでにない姿です。

また鬼ごっこも楽しむ子も増えました。鬼を決めるときは、輪になって右足を一歩踏み出して「おにきめ おにきめ おにじゃないよ」と唱えながら「よ」のところの足の子は抜けていきます。最後に残った子が鬼です。

運動会でやった「宝集め」をやってみたのですが、わいらんだけでは、ちょっと難しかったようです。でも自分たちでルールを作り出そうとしていて、その話し合いも活発でした。

クロアゲハを見かけたのですが、この時期としては珍しい方でしょう。今年最後の目撃からもしれません。そのほかモンシロチョウや赤とんぼを追いかけて、捕まえていました。かなりの運動量だったと思います。

わいわい、らんらんそれぞれの発達段階にありますが、やりたいことを主張する子どもたちですが、その分だけケンカも頻発します。他愛のない理由が多いのですが、ちょっとしたことでもまだ手が出たり、おヘソを曲げて逃走、というパターンも見られます。

「先生見ていたから、わかっているよ。それをやりたかったんだよね」

「うん」とうなづいて、またお友達の方へ戻っていきます。

我慢強さや感情のコントロール力を育てるには、こうした経験の積み重ねがとっても大事。やりたいことがあるからこそ、自分で我慢しようとする気持ちが出てきます。ここにも自発性の原理があります。原っぱで繰り広げられるのは、運動面だけではなく、感情の体験でもあリます。

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