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2025年 7月

お泊まり会の意義 (イ 自立心)

2025/07/19

お泊まり会(保育園で一晩過ごすイベント)は、子どもの発達において多面的な意味をもち、大きな成長の契機になります。以下のような観点からその意義を捉えることができそうです。

1自立心の育成

まずは、なっといってもこれ。自立心の育ちですね。これは私たちが「10の姿」で大切にしていることの一つです。家族という安心できる環境から離れて、夕食を考えて作り、銭湯にも入って、寝てみるという、自分の身の回りのことを自分でやる体験は自立心を育てます。何を食べるかを話し合って決めたり、やってみたいと思いついたことを一つずつ実現していく、それも仲の良い友達と一緒に作り上げていくことができました。親と離れて過ごすけ経験は「自分でもできた」という自己効力感(self-efficacy)を高めたことでしょう。

2 不安の克服とレジリエンスの強化

「お泊まり会、もう一回やりたい!」という言葉が何度か聞かれました。それだけ楽しい体験だったようですが、中には不安を感じる場面もあったかもしれません。でも友達や先生たちと過ごす中で、そうした不安を乗り越える力が育つ経験になりました。不安な気持ちもあったけど、がんばったという経験はストレスに対する耐性(レジリエンス)高めます。不安の克服やレジしレンスが育つことで、たくましさが育つという意義は、現代社会において大きな意義があるような気がします。

3 社会性と協働の体験

自分で何かをしたいと決めて選び、また友達と協力してさまざまな活動を経験しました。科学技術館へいく、どこを回るか、どんなビザやアイスにするか、朝ごはんのメニューは? ドキュメンテーションでお伝えしてきたように自分たちに関わることへ、自分の考えや意見を反映させながら、お友達の意見も尊重していく。みんなと一緒にやる楽しさや、他者を折り合いをつける体験もたくさんありました。こうした遊びや活動を通して、自分と他者の共感感的な関係性も育つ機会になったと追います。

4 非日常の中での新たな気づき

バスに乗って公園などへいくことは、これまでもありましたが、すいすい組が何をするか考えて話し合って決まった場所であり、またお家の人に作ってもらったお弁当を作ってもらって出かけた場所として、普段とは異なる非日常の体験でした。そこでは初めて行ってみて、新しい発見がたくさんありました。銭湯も近所の人と話ができたり、屋上で花火をしたり、お泊まりの翌朝でかけた柳森神社も新たな気づきがたくさんあったことでしょう。

5 家族の再発見

子どもたちがお家にいない一晩、というのは親御さんにとっても心配な一晩だったかもしれません。子ども達にとっても、お家の人がいない一晩を過ごしたという経験は、お家の人の存在の大きさを再認識したことでしょう。今朝、「今日はいつ帰るの?」とお家へことへの思いを馳せている姿もありました。お家に帰ってからも、ぜひ振り返って話をきてあげてください。楽しかった、でもやっぱりおうちがいい、という親子の絆を深めるきかっけになると思います。

お泊まり会の様子は動画でも公開予定

2025/07/18

お泊り保育の様子はHPの「行事」で動画を公開する予定です。

その一部をご紹介すると・・・

~子どもたちがつくりあげた一泊二日の物語~ お泊り保育――それは「やってみたい!」という気持ちから始まった、子どもたち自身が作り上げた特別な体験です。 先生「お泊り保育って、どうやったらできるの?」そんな問いかけが最初の一歩でした。

・・・子どもたちはお泊り保育が”当たり前にあるもの”と思っていたかもしれません。でも、実はそれを実現するには、みんなで考え、話し合い、力を合わせて準備を進めることが必要なのです。

初めての話し合いでは、意見がなかなか出なかったり、席を立ってしまったりする様子もありました。けれども、あるきっかけが子どもたちの気持ちを変えました。それは、自分たちのお兄さんお姉さん、今までのすいすい組が体験したお泊り保育の様子を映像で見たことでした。そこから、子どもたちの中に「やってみたい」「こんなことをしたい」というイメージが広がり、次第に話し合いも活発になっていきました。

アイディア豊かな子どもたちが中心となりながら、仲間と一緒に意見を出し合い、決めていく過程。それはまさに、集団で生活し、協力することの大切さを学ぶ機会でもありました。

そして迎えたお泊り保育当日――?どうなることでしょう?

子どもたちは一人ひとりが参画し、準備してきたことを存分に楽しみ、たくさんの経験を通して心を育んでいきました。 動画では、そんな子どもたちの姿や思い、取り組みもご紹介します。一泊二日という短い時間だけでなく、そこに至るまでの日々こそが、子どもたちにとってかけがえのない時間です。 どうぞ、子どもたちの姿を通して、お泊り保育の意味や成長の瞬間を感じていただけたら嬉しいです。

YouTubeにて明日、限定公開

「対話」をテーマとした保育大会に参加して

2025/07/17

新潟市で開かれた保育団体の大会で、映画「こどもかいぎ」を鑑賞したあとのシンポジウムに参加しました。そこで私の話では、保育における「対話」の種類と役割を整理しました。大別すると、生活の中の対話、遊びにおける対話、お集まりなどでの対話、何かを話し合って決めるための会議、そして映画のような「こどもかいぎ」。この5つの特徴と保育のねらいとの関係を説明しました。

明日からのお泊まり会で、昼間にどこへ出かけるか? 夕食や朝食は何にするか? そうしたことを年長の11人はいつも話し合ってきました。このようなミーティングが多いのがうちの保育の特徴でもあります。自分の意見をもって堂々と考えを伝えることができる人になってほしい。また他者の考えや思いもしっかりと聞いて理解できる人になってほしい。その両方があれば、しっかりとした対話を継続できる大人になるだろう。

そういう話をさせてもらいました。これからの時代に必要な対話の大切さを共有できた保育大会でした。

東京すくわくプログラムの実績報告

2025/07/14

昨年度、令和6年度から始まった東京都のすくわくプログラムで、当園も3つの探究活動を展開したのですが、その実績報告を東京都へ行いました。どんな内容だったのかについては、このホームページの「保育アーカイブ」に掲載しているのでご覧ください。

個人的な勇気の社会実験

2025/07/13

いつも使っている地下鉄の駅は、朝、地上へ向かうエスカレーターに長い列ができています。本来、二人乗れる幅で設計されているのですが、東京の場合、左側しか人が立っておらず、右側は空いています。そして通勤ラッシュの時間帯は、右側を歩いています。これは本来の使い方ではなく、ルール違反で、エスカレーターでは歩いてはいけないのです。そこで、ときどき、改札からエスカレーターの乗り口までズラリと一列で並んでいるときに、私は空いている右側へ歩いていって、歩かずに立ち止まっていることがあます。

私の後ろに、歩かない人たちの列ができるのですが、その暗黙の空気に逆らって、立ち止まっていることがあります。かなり勇気がいるのですが、時々振り返ると、嫌そうにしている顔はなくて、スマホをいじっている人がほとんどです。これもささやかな順法闘争なのですが、列ができていない時は、左に並んでいるんですけども。

保育園の建物と設備の点検

2025/07/12

保育園の建物は、毎年、法定点検をしています。法定点検というのは、建築基準法で定められている点検です。その基準に達しているかどうか、期待さている機能がきちんと作動しているかどうかを、専門家にきてもらって調べてもらいます。今日7月12日に、その点検をしてもらいました。問題ありませんでした。

令和8年度 小学校入学 指定校変更について

2025/07/11

すいすい組の保護者のみなさんへ 千代田区より本日、表題の案内が届きました。千代田区の区立小学校は住所によって学校が決まっているのですが、転居や家庭環境などの理由で変更することができます。その申し込みが7月22日(火)から始まります。8月29日まで。詳しくは教育委員会へお問い合わせください。

令和8年度 入学指定校変更

<本来の保育ドキュメテーション>をめざして

2025/07/10

この保育ドキュメーションという言葉は、保育界独特もので、おそらく2010年代ぐらいから日本で言われ始めた気がします。もっと遡るとイタリアのレッジョ・エミリア市の公立の幼児教育施設で始まったものが、世界から注目されるようになって、その後日本でも使われるようになってきたというおおまかな経緯あります。

当園でつかっている「保育ドキュメンテーション」というのは、毎日の活動日記のようなもので、今日はこんな活動をしました、という活動内容を保護者のみなさんにお伝えするという目的が中心になっています。これは写真やネットがなかった時代には、紙に手書きで書いていた連絡帳やお便り帳と呼んでいたものの、代わりになってきたものといえるでしょう。

ところが、それとは別に<本来の>(とって、何が本来かは、それもまた議論があるのですが)「保育ドキュメンテーション」とは、子どもの姿について、複数の保育者がとらえたものを語り合い、その遊びや活動のなかにみえてくる「学びのプロセス」を可視化して共有しようという営みです。

そうすることで、とくに子どもの感情、思考、対話、関係性などに着目して、子どもの「つながりのある学び」という視点がみえてくるところに醍醐味があります。さらに保護者のみなさんの見え方も重ねていくことで、さらに立体的な本当の姿に迫っていけるかもしれません。

これまでの「保育ドキュメンテーション」と呼んでる活動記録は続けますが、その回数を減らして、話し合いや振り返りの時間を増やさせてください。先生たちは「毎日 活動記録で日中の様子を送っていますが、そうでない時間帯の子どもの姿もたくさん記録に残しておきたいものがあり、配信回数を減らして、そのぶん印象的だったトピックや、保育者が見た育ちの姿を記録に残していきたい」と考えています。

この先生たちの思いを汲んでいただき、きっとそこにこれまでとは違う、子どもの姿が描かれるのではないかと思っています。よろしくお願いします。

 

熱中症警戒アラートについて

2025/07/06

登録すると、千代田区から毎日、届きます。

日々の外出の参考にして、熱中症にならないように注意しましょう。

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■発表日時:2025年7月6日05時00分
■対象日:本日(7月6日)
■発表官署:環境省
■情報形態:発表
■概要:東京都にて熱中症警戒アラートが発表されました。

■熱中症警戒アラート
・気温が著しく高くなることにより熱中症による健康被害が生じるおそれがあるので、他人事と考えず、暑さから身を守りましょう!
・室内等のエアコン等により涼しい環境で過ごしましょう!
・こまめな休憩や水分補給・塩分補給をしましょう!
・高齢者、乳幼児は熱中症にかかりやすいので特に注意し、周囲の方は声かけをしましょう!
・身近な場所での暑さ指数(WBGT)を確認し、涼しい環境以外では、運動等を中止しましょう!
・皆で熱中症対策を積極的に取りやすい環境づくりをしましょう!

■ひと涼みスポットをご利用ください!
6月上旬から9月30日(火)までは、熱中症予防のため、外出中などにクールダウンをすることができる「ひと涼みスポット」を、区内に設置しています。
冷房の効いた公共施設等のスペースで休憩、水分補給を行い、ひと涼みして熱中症を予防しましょう。
ひと涼みスポットの施設一覧など千代田区の熱中症関連情報は下記リンク先(千代田区ホームページ)からご覧ください。
https://www.city.chiyoda.lg.jp/koho/kenko/kenko/kenkokanren/netchusho.html


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