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2019年 10月

せいがの森こども園でらんらんが交流体験

2019/10/17

今日10月17日(木)も思い出に残る記念すべき1日になりました。私が3月まで勤めていた八王子市にある「せいがの森こども園」に、らんらん組(年中組)9名全員で行ってきました。姉妹園との初めての交流です。今年は、千代田せいが保育園には年長さんがいないので、主にせいがの森の年長さんと遊んできました。

この姉妹園との交流活動は4月の保護者会などでも「あるといいですね」と保護者の皆さんから期待されていたものです。

バスで1時間以上かかるので、それに慣れるまでにちょっと時間がかかりましたが、それがやっと実現できました。とても意味のある活動になったので、子どもにとってのその意義を中心にお伝えします。ちょっと長くなりますが、気長にお付き合いください。

◆せいがの森で何したい?

せいがの森こども園に行くことは、古野先生がクラスで写真を見せたりして事前に説明していたので、バスの中で古野先生が何をして遊びたいかを一人ずつに聞くと「すべり台」「三輪車」「ブランコ」「ラグビー」など、いろいろな<遊びたい>が元気よく、声になっていました。友だちの意見を聞いて、どれが一つに決められない子は「全部!」という子も(笑)。

◆「どうして森というの?」

私や古野先生が千代田せいが保育園の前まで働いていた園だと説明しましたが、どこまでイメージできているのかは「・・・」です。園の名前に興味を持った子が「どうして森なの?」というので、バスがだんだん近づいていった時に「みてごらん、バスが坂道を登っているのがわかるでしょ。この辺りは昔ね、山だったんだよ。今みたいに家や道路もなくて、木がいっぱいある森のようになっていて、タヌキやイノシシをとるための落とし穴が見つかっているんだ」という古代の話をしました。「だから昔むかし、森だったところだから、せいがの森、っていうの」。

◆バスで1時間15分の旅でした

野猿街道を走るバスが別所1丁目に差し掛かる頃、そのあたりを昔流れていた別所川の源流が「長池」であり、その傍に「せいがの森」(以下、森と略します)はあります。そんな話をしているうちに1時間15分ぐらいで到着しました。今のらんらん組は、これくらいのバス旅行は、「へっちゃら」です。車に酔う子もいません。

ところで森は実際に、多摩ニュータウンの一角にある園なので、最近までタヌキがいたるところにいたのですが、スタジオジブリの高畑監督の映画「平成狸合戦ぽんぽこ」の舞台になった場所なんです。

◆歓迎レセプションは跳び箱の披露から!

園に着くと「歓迎レセプション」が用意されていました。まず最初が年長さんの跳び箱の披露。台風19号で11月に延期なってしまった運動会で「見てもらいたい」と練習してきたもので、さすが年長さんですね、5段を軽くヒョイと跳び越えていきます。

そして今日のメインの遊びは、森の年長さんと一緒に遊ぶ「鬼ごっこ」のスペシャルバージョンでした。担任の柿澤先生が進行役です。お互いに挨拶をした後、早速ゲーム開始です。

◆ウェルカム・ゲームは「巨人と小人と宝物」

人喰い巨人が「不思議な力を持つダイヤ」を探しにきました。そのダイヤは小人が住んでいる家に隠されています。小人は動いていると巨人に見つかり食べられてしまいます。でも小人は動かないでじっとしていると食べられなくて済みます。

森の子どもたちは、慣れているのでキャッキャ、キャッキャと楽しそうですが、千代田の子たちは、柿澤先生の巨人がちょっと怖くて、古野先生の後ろに隠れてしまいます。そこで本当に怖くならないように、ちょっと「心優しい巨人」バージョンで今日は演じてくれました。

森の子たちは、音楽が止まると、面白い格好をして自ら楽しんでいます。両足を空中に浮かせたまま静止した格好や、走っている格好など、それを楽しんでいます。柿澤先生とは「だるまさんがころんだ」を散々やっているので、「変な格好をして止まる」楽しさを知っているからです。ところで、「だるまさんがころんだ」も鬼ごっこの一種です。鬼がいて、何かをすると捕まる、そして仲間に救出される。これが鬼ごっこ普遍の要素です。

◆この鬼ごっこは、「鬼ごっこ」プラス「ごっこ」

音楽が止まると小人は凍って、巨人に見つからないで済みます。その結果、宝物を手にすることができた小人たちは、ダイヤの宝物が放つ光によって「なりたいものになれる」という遊びに発展していきます。ホールには天井にボーダーライトがあって、赤、緑、青のライトがつきます。そこで宝物が光を出すと「みんな、何になりたい?」という先生の問いに赤は「りんご」、緑は「葉っぱ」、そして青は「海」になりました。それぞれが好きなりんごや葉っぱや海になって体を動かします。ライトの色が変わるたびに、なりたいものをイメージして、なったつもりで体を動かしていきます。

こんなことが楽しめるのは、イマジネーションが豊かで頭と体が分離していない幼児ならではの、発達の特徴であり、かつ「幼児の特権」だと言っていいでしょう。知識がいっぱいの頭でっかちの大人になるとできなくなってしまいます。

◆氷鬼で思いっきり体を動かして遊ぶ

さて、次にやった遊びは「氷鬼」でした。千代田の子と森の子が混ざって2チームに分かれました。だれが鬼をやるのかは、子どもだけで決めます。まず、これがすんなりできるあたりが、森の子たちです。何度もやって遊んでいることがわかります。千代田の子たちは、まだ自分たちで一人の鬼を決めることができません。一人の鬼を決めることができる集団の育ちというものがあるのです。僕がやる、私がやる、と言い張って喧嘩になって始まらないという段階から、やり方を知るとそれに倣ってやっていくうちに、自分の番の必ずくるという経験を経て、その時は待つ、ということができるようになっていきます。

◆氷鬼のルール解説

ところで「鬼ごっこ」は、10月26日の「親子運動遊びの会」でもやるので、ルールをご存じない方のために、少し詳しく「実況中継」しておきます。

鬼が目をつむって10を数え終わると追いかけ始めます。タッチされると氷になるので、そこで凍り、動けなくなります。(ですから本当は「凍り鬼」なんでしょうが、みんな氷鬼と思っていますし、そう書かれていることが多いですね)でも、また友だちにタッチされると溶けて、解放されます。捕まえても、捕まえても、すぐに仲間にタッチしてもらって「救出」されるので、なかなか鬼がみんなを凍らせることはできないのが幼児の氷鬼です。

今日も実際、そうなりました。知恵を使えば、鬼は凍らせた子どものそばにいて、助けにタッチにくる子をタッチしながら氷を増やしていく、といったことをするといいのですが、そうした戦略を思いつきません。今日も最後まで追いかけ回すことが楽しい鬼ごっこでした。

◆鬼ごっこは人生のアレゴリー(寓意)

そのあと、手つなぎ鬼や、ハンカチ落としを楽しみました。これらも「鬼ごっこ」のバリエーションです。ハンカチ落としは運動会でもやる予定です。

鬼ごっこは、人生のアレゴリーではないかとさえ、私は考えています。善と悪があって悪に負けるがまた善に再生する。人間は心の成長に「鬼」を必要とする存在なのでしょう。鬼に魂を食べられないように心を守る強さも必要で、それは克己心と言われているものに近い。そして他人を助けることで鬼に負けない協調性や協力することを学ぶ。鬼ごっこの世界は深いと思います。

◆ゾーン遊び

2階のホールで体を動かして遊んだ後、お昼の時間まで「わらす」のゾーンで過ごしました。制作、絵本、塗り絵、パズル、ごっこなど、好きなゾーンに行って、森のお友だちに使い方を教えてもらいながら遊びました。

◆お昼ご飯を一緒のテーブルで

昼食は森の給食を、森の子どもたちと一緒に食べました。いろんなことが同じです。食べられそうな量をよそってもらう配膳の方法もセミ・バイキングで同じ方法ですし、好きな場所に座って食べる場所選びも同じ。そして今日はお食事の歌は、古野先生のピアノ伴奏で歌いました。お代わりの時間まで待ったり、それぞれ「ごちそうさま」をして終わるのも、千代田と同じです。戸惑うこともなく、森の子どもたちと交じって楽しく、美味しく食べました。

◆午後は、園庭で遊ぶ

森に行ったら、あれをして遊びたい!あんなこともしたい! そう言っていた遊びの時間がきました。午前中は森の子どもたちとの交流でしたが、午後は森の子どもたちは午睡の時間ですから園庭には出ません。千代田の子たちだけが園庭の貸切状態。思う存分、好きなだけ遊ぶことができます。

見ていると、最も人気があったのは三輪車でした。園庭の真ん中には楕円形の芝生があるのですが、その周りを右回りに漕いで回ります。友達と一緒に漕いだり、後ろに友達を乗せたり。かなりの時間を三輪車で遊んでいる子どもが多かったと思います。

そのほかには、バスケットボール、滑り台、揺れる吊り橋、波型遊具、アメンボがいたビオトープ散策、ロープ登りなど、一通り遊んでいました。2時ごろから雨が降ってきたので室内に戻って、早めの「おやつ」(小豆つきカルカン)をいただき、そのあとは、絵本を見たり、お絵かき、紐通し、線路つなぎなどをして遊んでいました。

◆今後も続けたい交流

今回の姉妹園交流をやってみて、まず第一に良かったのは、年長児と触れ合えたことです。千代田のらんらんさんに直接、聞いたわけではありませんが、一年上の「すいすい」の子どもたちのお兄さん、お姉さんに接することができたことは、大きな刺激になったと思います。

跳び箱を軽々と跳びこえたり、鬼ごっこの俊敏な動きを目の当たりにしたり、そんな姿が、私たち大人の目から見えた「年長さん」らしさでしたが、らんらんさんたちにとって、森の「年長さん」はどんな風に映ったでしょうか。色々な、ちょっとした行動や、言葉遣い、振る舞いからも、きっと心にいろんな印象を与えたに違いありません。

◆千代田にはない新鮮味

思いっきり走り回れる園庭。全力を出し切って走っても行き止まり感のない広さ。千代田にはない運動遊具の数々。それらに接した後で、明日以降、らんらんさんは、千代田の環境をどう思うでしょうか。

子どもの感性は、常に前向きです。大人のように振り返ることはしません。目の前のことを、プラスに変えていくような楽観性を、子どもは持っています。何かを子どもと一緒に創り上げていくプロセスが明日から待っています。千代田の環境を好条件に転換させる創意工夫。これを編み出していくチャレンジ精神。私はワクワクしてくるのですが、それを子どもたちと一緒に体験していきたいと思います。

◆次回のお楽しみ

今日は園のそばにある「長池公園」には、雨が降ってきたので行けませんでしたが、また訪問する機会を作りたいものです。

来月はもう一つの新宿の姉妹園、新宿せいが子ども園へいきます。こちらは規模が大きいとはいえ、やはり千代田と同じように基準となる広さの園庭がありません。それでもすぐ隣に「おとめ山公園」という、新宿区屈指の自然の多い公園があります。また別の体験ができます。こちらも楽しみです。

乳児も和泉公園の芝生広場へ散歩へ

2019/10/16

今日10月16日(水)は9月19日に次ぐ、忘れられない日になりました。0歳児クラスのちっち組と1歳児クラスのぐんぐん組が昭和通りを越えて、和泉公園まで散歩に行くことができました。和泉公園の広〜い芝生の上をトコトコと走り回って遊びました。12人で行ってきたのですが、どの子も、とっても楽しそうでした。ちょっと曇っていましたが、気持ちのいい秋空のもとで、心も体も、ぐ〜んと伸ばしてきました。

子どもは、4人座って乗るバギー車と、つかまり立りの押し車に8人が乗って、職員は担任4人と私の合計5人での散歩です。開園前から、どのルートを通れば一番安全に行けるか。それを探し求めて歩いてきた実踏の数々。万世橋警察署の交通課と相談しながら、最終的に選んだのが、今日のコースです。

和泉橋を渡って昭和通りをそのまま北上します。昭和通りは秋葉原駅前の横断歩道を渡りました。その後は和泉公園の前の通りを行きます。つまり、保育園から和泉公園までの最短ルートです。人通りも多いし秋葉原駅前の横断歩道を渡るのは怖いと思っていたのですが、実踏を繰り返すうちに、人の流れに乗ってしまえば、案外スムーズに行けることがわかったのです。

通勤ラッシュの時間帯と違って、散歩に行くのは10時ごろ。その頃は人が多いとはいえ、道行く人々はとても親切で、気づくと道を開けてくれます。「あ、保育園の子たちね。こんなところも散歩に行くのね、気をつけてね」という感じの表情をしてくれます。

今日は全園児健康診断もあったので、乳児健診を先に済ませてから、園を出ました。

10時15分ごろには公園について、バギーから降りて芝生に立つと、最初は「ん?ここ?なんだか広いね!どうするの?・・・」という感じの子どもたちですが、先生たちが「○○ちゃん、待て待てしよう」とか「こっちで遊ぼう」と言いながら体で示していくと「そうか、ここ走っていいんだね」「じゃあ、あっちの方に行ってみようかな」という風に、どんどん散っていきました。

走り出すと、それが楽しいようで、キャハ!と笑い声を出しながら走ってきたり、持って行ったボールを持って走ったり、葉っぱや小枝を拾って見せに来てくれたり、お友だちの方を追いかけてみたりと、思い思いの、のびのびした時間が流れ始めました。

5人の先生は、広い芝生を取り囲むように広がって、道路の方へ行かないように注意しながら、芝生広場での遊びに促すようにして過ごしました。12人の人数を確認しながら、遠くにいる子どもたちに声をかけたり、そばにいる一人ひとりと言葉を交わしながら、子どもが見せてくれる表情や姿に応答しながら、楽しい時間を過ごすことができました。

帰り道も同じルートで戻ってきたのですが、途中の飲食店の看板をみたり、信号待ちしているときに、歩道の隅によって待っていたら、自動販売機のボタン押し競争が始まりました。

工事中の作業員の方の優しい声かけにほっこりしたり、ケバブの店の方が人形を「バフーっ」って鳴らしてくれたりして面白かったりと、乗り物に乗ったままの散歩もいろいろな刺激がいっぱいで、楽しい時間でした。

ちょうどいい季節なので、できるだけ多く出かけたいと思います。

「赤ちゃん 夜しっかり眠って 〜新生児からの らくらく睡眠習慣〜」を配布

2019/10/15

「赤ちゃんは夜、眠りたがっています、ちょっと泣いても、抱っこしないでね」

赤ちゃんの頃から夜の睡眠を含めて生活リズムを整えることが、母子ともに楽しい子育てにつながることを訴えてきたのが精神科医の足達淑子先生。先だって9月29日に開かれたシンポジウムでお目にかかりました。

本日、保護者の皆さんにお配りしたのが、足達淑子先生がまとめたパンフレットです。月齢に沿って睡眠時間の目安が載っています。当園の園医さんである瀬川クリニックの院長で、「子どもの早起きをすすめる会」発起人の星野恭子先生の推薦です。ぜひ参考にしてみてください。

「赤ちゃん 夜しっかり眠って 〜新生児からの らくらく睡眠習慣〜」

台風19号の教訓

2019/10/14

◆甚大な浸水被害をもたらした台風19号

14日午後9時現在で死者48名を出した台風19号。今日までに色々な方と情報交換しましたが、明日以降に新たに被災を知ることになるかもしれません。保護者の皆さんのご親戚やお知り合いの方は、浸水被害に合わなかったでしょうか。もし被災さた方がいらっしゃったら、心よりお見舞い申し上げます。

◆計画閉園のありがたさ

今回は10日(木)正午に千代田区教育委員会が「閉園」を決定しましたが、その正しい判断によって、保育園は心に余裕を持って12日を迎えることができました。とても有難い「計画閉園」でした。11日(金)夜の時点で、閉園を決めた自治体もありますが、それでは遅いと批判されています。10日に決定してもらったことで、その日の午後、土曜保育を予定されている方へ電話連絡をすることができました。もし閉園決定が前日11日だったら、連絡を受けた保護者の方も、さらにお勤め先にとっても、さらには事業所のお客様などへの連絡も後手後手になってしまうことになったかもしれません。

今回の台風の接近で、予め強い警戒が必要だったことからJRを始め交通機関各社が計画運休を決めたことも、多くの会社が早い段階で休業を決定できた要因にもなっています。もちろん安全第一の判断からですが、日本の企業はギリギリまでお店を開く風土が残っています。サービス産業は特にそうならざるをえません。

◆最大の反省点は浸水対策の見通し

しかし記録的な大雨になるという警報が、こんなに広範囲の河川氾濫を引き起こすことは想像できませんでした。台風15号の学習効果もあって、前列のない強風を警戒することが優先されたため、多くの方がその対策をして土曜日を迎えてたはずです。私は今回の「計画閉園」のおかげで、前回15号の時のように事前に泊まり込む必要がないと判断しました。

しかし土曜日は自宅で悶々としていました。それは荒川の氾濫です。もしその兆候が示唆されたら、一階の荷物を最大限2階にあげる必要があるからです。浸水ハザードマップの正確さは知っていました。

今回はそれが最大の反省点です。もし荒川が氾濫したら、最大3メートルまでの浸水がありえます。地下鉄も水浸しになり、大混乱です。シャッターのない玄関の自動ドアからの破壊浸水がありえます。この弱点はすでに話し合っていましたが、こんなに早く心配することになるとは思いませんでした。1階に事務室があるので、その機械類は2階に移動させることができません。したがって浸水を絶対に防ぐ必要があります。

その点では、敷地が狭いから否応なく2階に作らざるをえなかった調理室ですが浸水対策としては都合がいい配置になりました。

◆平日でも閉園ができる体制が必要

もう一つ、保護者の皆さんと共有したい認識は、安全確保のために、減災準備ができるような計画閉園の徹底です。今回は土曜日でしたが、もし平日だったらどうでしょうか。同じように準備ができたでしょうか。前日まで保育を実施してその夜から2階に荷物を上げるということは非常に困難です。前日の午後から休園の措置などをとる必要が出てくるかもしれません。

「計画閉園」は今回のように区教委の指示のもとに決定するものです。これは小学校、中学校などの学校閉鎖、学級閉鎖と同じです。それが福祉施設である保育園は、これまではなかなか「閉園」できませんでした。

そこで、保護者の皆さんがお勤め先との板挟みならないように、会社から従業員であるみなさんの子育てに理解と協力をいただけるように、保育園からの依頼状などを発行することは可能です。

少子社会の子育て支援としての働き方改革は、日本は欧州先進国並みに、もっと強力に進めるべきだからです。平時でさえ、必要なのですから、義務教育機関である学校と同じように、子どもの安全確保のために、閉園することに理解をいただきたいと思います。

◆緊急一斉通知の手段を導入します

そのようは緊急措置が必要になった時、保護者のみなさんに速やかにお伝えする通信手段を確保する必要があります。姉妹園の経験から、一斉配信メールは保護者の方が気づかない、読まれないことが多いので、千代田せいが保育園では導入を見合わせてきましたが、早急に導入します。ただし、ポップアップ表示のように、スマホ画面に情報が届くとサインが出るような機能を持ったものにします。

なお、食品の備蓄などを充実させるために、現在、千代田区へ備蓄倉庫の設置を相談させてもらっています。

 

 

園舎の損害はありません

2019/10/13

今もなお、全国各地で洪水や土砂崩れを引き起こしている台風19号ですが、13日午前中に園舎の被災状況を確認したところ問題ありませんでした。荒川の水位は今も高く、もし台風のスピードが40キロではなく、上陸まえの20キロだったら雨量はもっと増えていたわけで、そのときは荒川も園に近い場所でも氾濫していたかもしれません。それにしても、とんでもない雨量でした。屋上のプールに一晩でたまった水です(写真)。これが日本中で降ったわけで・・・

防災マニュアルをHPにアップしました

2019/10/11

台風19号で河川が氾濫しては一大事ですが、千代田区も洪水避難地図を区民に配布しているほどですので、対応しておくことが大事です。そこで千代田区へ提出済みの防災マニュアルをホームページでダウンロードできるように「園からのニュース」にアップしておきます。いちどご確認ください。しばらくしたら「お知らせ」(パスワード必要)にも載せておきます。

全発災 行動マニュアル(保護者向け)ver2

大地震 行動マニュアル(保護者向け)ver2

水害 行動マニュアル(保護者向け)

http://www.city.chiyoda.lg.jp/koho/kurashi/bosai/suigai/documents/arakawa-hazard.pdf

(荒川が氾濫した時の浸水地域ハザードマップ)

台風19号に備えましょう

2019/10/11

◆大型の台風19号に万全の備えを!

明日12日(土)は千代田区の保育園は全て閉園です。基本的に私たち職員も出勤しません。明日は猛烈に強い風が吹きます。平均で秒速20メートルと言われています。最大瞬間風速ではありません。「平均」ですから、相当に強い風です。飛びそうなものは、できるだけ室内に移動させましょう。雨の時間も長引きます。明日の外出はできないと思われます。

◆親子運動遊びの会(運動会)のお知らせを配布しました

本日11日、10月26日の「親子運動遊びの会」についての「お知らせ」を配布しました。お読みください。(パスワードあり)

◆感染症対策を始めます

感染症予防のために、次亜塩素酸による殺菌効果のある加湿器を導入しました。玄関に1箇所、ほか各クラスに1箇所ずつ置きます。

 

園長のコーヒータイム

2019/10/10

10日午後5時、初めての試みの「園長のコーヒータイム」やりました。参加頂いた保護者のみなさん、ありがとうございました。誰も来なかったら「みなさん、それどころじゃない、平日のこんな時間では無理だなぁ」と諦め、一人で番茶でも飲もうかと思っていましたが、嬉しいことに、1人、2人、3人と増えていきました。

保護者のみなさんと、保育園の職員と力を合わせて子どもの成長を支えあっているのに、送迎の時に担任とは話す時間はあっても、私と保護者のみなさんとが、ゆっくりと語り合う時間は意外にありません。なんだか、このままでは寂しいなぁと感じていて、とにかく「ノーテーマ」での井戸端会議の時間が欲しかったのです。

この時間は、オフタイム。保護者のみなさんにとっては仕事帰りのオフタイム。私も個人的な思いも言ってみたいオフタイム。まったりした時間を「共にしている」ということが大事な雑談会。そんな時間から、いろんないいことが生まれる気がするのです。

今日は、最初に私が用意した数分のビデオを観てもらいました。その後はまったくのフリートーク。私からは「休日はどんな風に過ごしているのか」をお訊ねしました。というのも、私は子育てにおける親の自己実現に関心があるからです。現代は子育てや教育が親への負担が大きすぎると、常々考えているからです。

昨日はイヤイヤ期の対応方法も話題になりました。聞いていて、なるほどと、私も参考になりました。小学校に向けて自力して欲しい姿とか、子育てのいろんな思いがあります。こんな風に保護者同士で聞き合うことができる時間って、私はもっと増やしていきたいと思うのですが、いかがでしょうか。

私は将来的には、保育園は親子が一緒にいる時間も結構あるような、運営ができる必要があるのですが、そんな風にイメージする方がなかなかいないのです。子育てひろばが保育園の中に同居しているような、もっと多様な当事者が集うような場所になるといいですね。

コーヒータイムは、毎月1回5時から。園長が開く夕方の喫茶タイムです。ブラリと立ち寄って頂き、わいわいがやがや、やりましょう。その中で私からは、ちょっとしたトピックスも10分ぐらい紹介します。

(コーヒータイムの写真とるのを、忘れました。この写真は、干していた梅ぼしを昨日の夕方とりいれた時のものです)

台風で12日(土)は閉園になりました

2019/10/10

本日10日(金)12時、千代田区教育委員会より、台風19号が東京を直撃する予想のため、子どもの安全を最優先に考え、12日土曜日の保育は行わず閉園とするよう指示が来ました。取り急ぎ、お知らせします。なお12日(土)の保育予定の方には13時から電話連絡しています。

20191010台風19号で閉園(掲示)

20191010台風19号で閉園(メール案)

 

乳児も公園へどんどん連れて行きたい

2019/10/10

私が歩けるようになった乳児を持つ親だったら、園庭のない保育園に預けるだろうか?それが千代田せいが保育園だったらどうだろうか?私の答えはイエスです。理由は、乳児同士の関わりが豊かだからです。前にも書いたことがあると思いますが、日本の乳児室は子ども同士の関わりを減らしておいて「落ち着いている」と言っている園が多くあります。子どもには子どもが必要なのですが、そのことがあまり重視されていないからです。ですから、私に孫ができたら、必ずGT園の仲間に入れたいと考えます。

でも、歩けるようになってきたら、トコトコと自由に歩き回ることができる芝生や緩やかな傾斜の丘、登りたくなる階段、潜りたくなるトンネル、触りたくなる綺麗なもの、そんな環境が欲しいなと思います。

今日、にこにこ組が、わいわい組、らんらん組と一緒に出かけた木場公園は、そんな環境が揃った場所です。にこにこ組の今日のブログでその様子が報告されています。私も一緒にいて、にこにこさんたちの目の輝きが嬉しいし、もっとこんな機会を作ってあげたいと思います。

それはぐんぐんさんにも体験させてあげたいことです。後半はなんとか和泉公園の芝生へ、この子たちを連れて行ってあげたい。その方法を編み出したいと思います。

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