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園長の日記

乳児も和泉公園の芝生広場へ散歩へ

2019/10/16

今日10月16日(水)は9月19日に次ぐ、忘れられない日になりました。0歳児クラスのちっち組と1歳児クラスのぐんぐん組が昭和通りを越えて、和泉公園まで散歩に行くことができました。和泉公園の広〜い芝生の上をトコトコと走り回って遊びました。12人で行ってきたのですが、どの子も、とっても楽しそうでした。ちょっと曇っていましたが、気持ちのいい秋空のもとで、心も体も、ぐ〜んと伸ばしてきました。

子どもは、4人座って乗るバギー車と、つかまり立りの押し車に8人が乗って、職員は担任4人と私の合計5人での散歩です。開園前から、どのルートを通れば一番安全に行けるか。それを探し求めて歩いてきた実踏の数々。万世橋警察署の交通課と相談しながら、最終的に選んだのが、今日のコースです。

和泉橋を渡って昭和通りをそのまま北上します。昭和通りは秋葉原駅前の横断歩道を渡りました。その後は和泉公園の前の通りを行きます。つまり、保育園から和泉公園までの最短ルートです。人通りも多いし秋葉原駅前の横断歩道を渡るのは怖いと思っていたのですが、実踏を繰り返すうちに、人の流れに乗ってしまえば、案外スムーズに行けることがわかったのです。

通勤ラッシュの時間帯と違って、散歩に行くのは10時ごろ。その頃は人が多いとはいえ、道行く人々はとても親切で、気づくと道を開けてくれます。「あ、保育園の子たちね。こんなところも散歩に行くのね、気をつけてね」という感じの表情をしてくれます。

今日は全園児健康診断もあったので、乳児健診を先に済ませてから、園を出ました。

10時15分ごろには公園について、バギーから降りて芝生に立つと、最初は「ん?ここ?なんだか広いね!どうするの?・・・」という感じの子どもたちですが、先生たちが「○○ちゃん、待て待てしよう」とか「こっちで遊ぼう」と言いながら体で示していくと「そうか、ここ走っていいんだね」「じゃあ、あっちの方に行ってみようかな」という風に、どんどん散っていきました。

走り出すと、それが楽しいようで、キャハ!と笑い声を出しながら走ってきたり、持って行ったボールを持って走ったり、葉っぱや小枝を拾って見せに来てくれたり、お友だちの方を追いかけてみたりと、思い思いの、のびのびした時間が流れ始めました。

5人の先生は、広い芝生を取り囲むように広がって、道路の方へ行かないように注意しながら、芝生広場での遊びに促すようにして過ごしました。12人の人数を確認しながら、遠くにいる子どもたちに声をかけたり、そばにいる一人ひとりと言葉を交わしながら、子どもが見せてくれる表情や姿に応答しながら、楽しい時間を過ごすことができました。

帰り道も同じルートで戻ってきたのですが、途中の飲食店の看板をみたり、信号待ちしているときに、歩道の隅によって待っていたら、自動販売機のボタン押し競争が始まりました。

工事中の作業員の方の優しい声かけにほっこりしたり、ケバブの店の方が人形を「バフーっ」って鳴らしてくれたりして面白かったりと、乗り物に乗ったままの散歩もいろいろな刺激がいっぱいで、楽しい時間でした。

ちょうどいい季節なので、できるだけ多く出かけたいと思います。

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