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園長の日記

つなぐ・つながるプロジェクトがこんな形に・・

2020/06/03

◆休園期間中の「リアル体験」がより豊かな体験になる意味

6月3日(水)のわらすのブログに、屋上菜園での子どもたちの様子が報告されています。オンライン保育園での活動の中で、屋上やベランダや育て始めた野菜が、すくすくと大きく育って、花が咲き、実がなったイチゴの香りを嗅いでいる子どもたちの表情が紹介されています。この子たちの中には、オンライン保育園の「生活のリズム作り」で、毎日のように屋上菜園へ親子で水やりに来ていた子もいて、イチゴがなるまでのプロセスを観察し続けてきました。今日嗅いだイチゴの香りは、育ってきたプロセスをよくみてきた上での感覚ですから、より深い香りがしたはずです。

◆親子フラワープロジェクトが育んでいるもの

3階の生活の中に、花が取り入れられるようになっていく予感がします。写真のような「制作物」がみられるからです。例えば親子で花を選んで、家へ持って帰って、アレンジメントして飾る。そして「キレイだね」と親子で、家族で語り合い、鑑賞する。そうした生活の一コマが、子どもにとっては「心動かされる体験」となり、幼少期の幸せな時間の記憶になっていくかもしれません。大人になって「幸せだったなあ」と実感する思い出は、その多くが間違いなく「親子の心の通い合い」です。ただ親の方は、それを覚えていないことが多いのですが。

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