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園長の日記

現象の理由〜済んだ気持ちで

2021/12/03

子どもは決して、大人が学ぶようには学ばない。

大人はすでに知っていると思っているから、知らないことに気づけない。

・・・パスカル風の断章を呟きたくなるようなまなざしで、子どものやっていることや、感じていることを感じてみたい。

この写真は、二キロまで測ることのできる秤。メモリはちょうど2キロ。

 

らんらん組のMKくんが「お月様は新月だよね」(のようなことを、挨拶代わりに、ふと、話した)

同じくらんらん組のKHさんも「お月様はどこ?」という。

私たち大人は、検察して知識を得てしまう。

そのうち、実際に夜空に月を探す親子はいなくなり、12月の冬の青空の向こうには「夏の星座」が広がっている宇宙があることを想像しなくなるのだろう。

 

だから、実際に望遠鏡で見てみたり、ちょうど2キロの重さを実感してみたい。

パスカルはいう。「知恵はわれわれを子ども時代に連れ戻す。もしも、幼児のようにならなければ」(82)塩川訳

そこで、新月の今日、クリスマスの電飾を点灯してみました。

 

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