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園長の日記

サンタクロースとおさなごころ

2020/12/13

さて、今年もあと半月で終わりです。ざっと2週間です。クリスマスまでのカウントダウンが始まっていますが、昔はクリスマスよりも「もういくつ寝るとお正月」の方でした。クリスマスのアドベントカレンダーを楽しみながら、それにマッチした子どもの歌を楽しむとしたら「あわてんぼうのサンタクロース」でしょうか。この曲、小林亜星の作曲です。

世界中にあるサンタクロース協会なる組織の偉いサンタさんが、コロナでもちゃんと活動します、みたいなことをテレビで喋っていました。ちゃんと千代田せいが保育園にもきてくれるでしょう。アドベントカレンダーで手紙だけ毎日送ってきていながら、コロナで来ないわけにはいきませんし。

サンタクロースの映画はいくつもあって、その起源を物語にしたものもありますが、カトリック協会司教のセントニコラウスの伝説はそれはそれとして、大切なのは大人が子ども心を思い出したり、大切にしたりしようとする空気が、サンタクロースの周りにはできてしまうという、その素朴な(ナイーブな)信条です。

「歴史的に実在したサンタクロースと、ぼくの家にもサンタがくることは別のことだよ」と教えることが科学的な態度だ、などと誰も主張せず、子どもが素朴に信じてしまうことを、大人は「大切にした方がいいと、なぜか感じている」ことに私は「そのままにしておいてあげたい」と願うのです。なぜ、なんでしょうね。明かに大人の「おさなこころ」への共感を感じます。ここに何な大事なことを感じているからなのでしょうね。

 

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