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園長の日記

浜町公園で感じた子どもたちの成長

2020/10/28

運良く晴れの日が続く今週は、毎日外遊びができていますが、今日28日(水)はわいらんすいが今月3回目の「バス遠足」として、14日に続く2回目となる「浜町公園」まで出かけました。園から15分足らずで着くので遊ぶ時間が結構ながく取れます。今日は24人が遊びました。

公園の中央にラグビーボールを縦半分に割ったような築山があり、その片側に大小のブランコ、砂場、シーソー、ジャングルジム、小さい滑り台、大きな滑り台付き複合遊具が点在しています。それらの遊具で遊んだり、その周辺を鬼ごっこで走り回ったり、どの子も我を忘れて遊びに没頭していました。この子らの姿を見て、次のような成長を実感しました。

(1)確実に足腰がしっかりしてきた。どの子も転びません。これだけ起伏があり坂道もあるのに、転んですり傷をつけたり、ぶつかって怪我したりした子が皆無でした。鬼ごっこでは、かなりのスピードで逃げたり追いかけたりしていますが、しっかり走っています。体幹が育っていることがはっきりします。

(2)手で自分の体重を支える懸垂力がつている子がいます。らんらんのHちゃんは、小学生がやるような雲梯を上手に渡ってしまいました。前後の体を揺らしながらタイミングよく右手、左手と交互に次の棒を掴んで進んでいくことができました。これも毎日のようにネットや綱にぶら下がっていることで伸張した力でしょう。

(3)順番をまったり、協力して遊んだりできる姿が増えました。それを感じたのは人気のシーソーにわいわい、らんらんの子どもたちが群がった時です。我先にと取り合うような状況だったのですが、乗る子とそばで押す子などにうまく分散しています。そして交代していました。この場面に行動抑制の効いた実行機能の発達を感じました。

(4)集合することが上手くなりました。遊び始める前のオリエンテーション、途中で1回の水分補給、そして帰りの集合。どの場面でも以前よりも格段に先生の話す方向に注意を向けることができるようになってきました。

(5)自分でできるできないの見通しと判断ができるようになってきました。この公園は1〜2歳の乳児も遊べるように、小さい滑り台があるのですが、地域の子どもに順番を譲ったり、年長さんでも手が届かない高さの鉄棒は無理をしないでやめたりできていました。

他にもいろいろなことが成長しているのですが、とにかく思いっきり全速力で走り切ることができる広い公園の魅力を再確認しました。こんなに走り回って遊べる場所の貴重さを改めて感じました。

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