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園長の日記

6月1日の再開にあたって

2020/06/01

さて、いよいよ本日6月1日(月)から保育園が再開しました。電車の中も人が戻ってきて、社会も一気に戻ってきた感じです。8人がお休みで43人が登園しています。子どもたちは静かです。落ち着いています。保護者の皆さんも、職場にもどったり、家庭でのテレワークが当分続いたりと様々です。今週の保育の方針は子どもが安心感の中で居心地のいい時間が過ごせるようにすることを大切にします。朝会ではその意味を再確認しました。長い休園の期間は、子どもも親もいろいろなストレスがかかっていたはずで、それがいろんな形で滲み出てくるものです。滲み出てくるためには、心が浸されていく必要があります。何に浸されるのかというと、人の心に浸されるのです。その感触は温かかったり、ひんやりと気持ち良かったり、ほかほかしたり、ヒリヒリしたりするのかもしれません。それでも人の心は人との関係の中で正常な状態を取り戻していくでしょう。人の体が目に見えない空気を必要としているように、子どもには子どもがいるのです。今日、明日、明後日と日々を重ねていくうちに、心と心が触れ合っていく中で、いろんな色合いが溶け出してくることでしょう。どんな様子を見せてくれるようになるか、そっと見守る数日が続きます。

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