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園長の日記

ミニ成長展は今日で終了

2020/03/30

◆今年度の行事は全て終了

クラスごとに開いた「ミニ成長展」ですが、お越しくださってありがとうございました。本物のジャガイモを持ってもらったり、人気の副菜を試食してもらったり、テーマに絞った特別展示を大きく掲示したり、そうした「本来の成長展」の規模を小さくしましたが、どんな行事なのかというエッセンスはお伝えできたのではないかと思います。

子どもの「育ちそのもの」が作品になるような、成長のプロセスが可視化されるような、そんな展示会を目指したものです。

健康は身長と体重、人間関係は友達関係、環境は好きな遊びやゾーン、言葉はシルエット、表現は3種類(自由画、人物画、塗り絵)の絵画を通じて、その変化を見ていただきました。

さて、成長展が終わったことで、今年度の行事が全て終了しました。今年度は年長さんがいませんでしたので、卒園式やお別れ遠足などがありませんでしたが、いよいよ明日で3月も終わり、4月には別の保育園へ転園するお友達もいます。最後の1日を楽しく過ごしたいと思います。

◆緊急事態を先取りしながら

ところで今日30日は、一年先に延期された東京オリパラの日程が決まりましたが、同時に政府が緊急事態宣言をしやすい環境づくりも一気に進みました。もう秒読み段階です。すでに実質的な「緊急事態」に突入しているのかもしれませ。小池都知事は「接客を伴う夜の飲食店への自粛」を要請し、日本医師会は政府に「緊急事態宣言を出す」ように要請しました。大阪府知事は医療体制の準備のために「法整備のための緊急事態宣言を」求めています。千葉県知事は県民に「平日も東京都の夜間滞留を避けること」を呼びかけました。自民党は「事業規模60兆、給付額10兆円」の緊急経済対策を公表、立憲民主党も「補償とセットの緊急事態宣言」を求めました。

(ニューヨークとそっくりの東京の感染者の増え方)

菅官房長官が「その状態になっていない」と言えばいうほど、その時がきたらズバッとやる、と言っているようにしか聞こえません。そして志村けんさんの急死が、国民にその構え作りの仕上げになりました。マスコミの報道スタンスも、そちらに向かっています。

世論や空気というものは、こうやって形成されていくのですね。その実例をつぶさに観察できる只中に、私たちはいます。その時、保育園がどうなるのか、千代田区もその時の準備に入っています。

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