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園長の日記

保育環境セミナー開かれる

2020/01/21

昨日の午後から本日21日の丸一日、保育環境研究所ギビングツリー(GT、藤森平司代表)主催の研修会「保育環境セミナー」の講師スタッフとして参加していました。この研修会のことは、この日記で何回かお伝えしてきましたが、北は北海道から南は沖縄まで、全国各地から100人を超える保育士や幼稚園教諭、理事長や園長たち集まる研修会で、みなさん、それはそれは、とても熱心です。なぜなら義務でやらされる研修ではなく、学びたいから学ぶという自発的に参加している方で成立している研修会だからです。これとは反対に、制度的にやるしかない研修というものがあって、私はそれを「アリバイ研修」と呼んでいるのですが、そうした研修の講師をやってみるとわかります、昨日今日の研修の参加者とは参加者の「熱量」が全く違います。いい保育を求めている切実さの違いです。

私が毎回担当している講義は、「見守る保育5つのポイント」というもので、質の高い保育を実現するためには、この5つの考え方が大切ですよ、という内容です。参考までにその5つはこうです。

(1)個性の尊重(2)子どもの意欲と選択(3)子ども同士の関係(4)こどどもを見守る(5)チーム保育

千代田せいが保育園の子どもたちは「自分らしく意欲的で思いやりのある子ども」になってほしいという保育目標を持っています。5つのポイントの最初の3つが保育目標の3要素と相関関係になります。それが実現して初めて子どもの主体性と社会性が育まれ、子どもを「見守る」ことができるようになります。

この保育、実は中国や韓国でも広がり始めました。中国政府は乳幼児期にはその時期に必要な経験をすることが大切だと判断し、小学校教育の先取りを禁止しました。また幼児教育を投資の対象にさせないように、上場している株式会社は保育園を運営できません。

そういう教育改革の真っ只中にある中国が、英語に訳されている本「見守る保育」を読んで、中国の保育のスタンダードにしようとしています。中国語に訳された「見守る保育」もすでに出版されています。一人っ子政策から二人っこ政策に切り替えた中国は、子どもの自律に問題を抱えています。主体性を持った大人になるために、幼児期の教育のあり方を具体的に実現している保育に強い関心を寄せているのです。

 

 

 

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