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園長の日記

研修報告書を読みながらの独り言

2023/05/17

今日は私のブツブツ、独り言です。あまりお伝えしたいようなことではありません。

研修に行くと参加報告書を書いてもらいます。今日よんだ報告書にこんな記述がありました。

「・・・他者(人)だけでななくて、モノや空間的な要素など、さまざまな要素が絡み合って、その子の「ちょっとやってみようかな」という姿を作っているように思います。・・・」

子どもの「ちょっとやってみようかな」になるものは、人だけじゃなくて、モノや空間の要素など様々な要素が絡み合って主体性を発揮しているように見えると言っているのでしょうか。この認識は、とても当たり前のようでもあり、もしかすると、なかなか思いつかないものかもしれません。しかも「絡み合っている」というあたりに大事なものがありそうです。発達を支えるシステムとしての働き。

テーマは「保育を支える思想と哲学〜発達の思想と保育」で、ヴィゴツキーの視点から発達と保育を考える、という内容です。要約すると「実験法・ピアジェとヴィゴツキーの違い(幼児期の独り言のようなつぶやき=モノローグについての捉え方)・遊び論(最近接発達領域)など、とあります。

冒頭のレポートはこう続きます。

「それはある意味子ども理解にも繋がっているのではないかと思うのですが、ヴィゴツキーの理論のとおり、その子がどう過ごしてきたか、どう発達を辿ってきたかという「歴史」を踏まえて子どもの姿を捉えることの重要性を感じます。一人ひとりにとって、その”微妙な領域”を見出していくことが、保育の面白いところでもあるように感じます」。

このような”微妙な領域”を感じ取るところに、保育の面白さがあるという感覚。その差をわかってもらえた先生なら、そりゃ、子どもにも「うれしい先生」ということになるでしょう。だから子ども理解にも繋がっていると感じるのでしょうね。なるほどなあと、納得しました。

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