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園長の日記

幼児の登園は9時までに(4月から変更へ)

2023/03/06

4月から3歳児以上の幼児は「朝9時までの登園」へ、0〜2歳児は「朝9時15分までの登園」へ変更します。現在は朝9時半までの登園をお願いしていますが、午前中の保育活動を充実させたいので、登園時刻を早めます。当園は園庭がないので、佐久間公園や和泉公園まで移動する必要もあり、その移動時間ももったいなく、できるだけ遊ぶ時間を増やしてあげたいので、ご協力のほど、よろしくお願いします。(以上、コドモンと同じ内容です)

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スターティング・ストロング。人生の始まりこそ力強く――。

これは経済協力開発機構(OECD)が世界に発信した有名なキャッチフレーズです。「乳幼児期は生涯学習の第一歩であり、教育、社会、家庭におけるウェルビーイング促進の鍵を握る」。赤ちゃんの頃から幼児期までが、人の幸せの基礎になっているというのです。OECDが発行した報告書の名前にもなっています。

その報告書の解説には「すべての子どもへの質の高い幼児教育・保育をめざして、20年以上にわたって進められてきたOECD国際調査のスタートを飾る記念碑的報告書」と銘打たれています。それだけ、乳幼児の保育の質が人生を左右するほど大事だというわけです。

乳幼児期の保育の質を良くするためには、保育園生活の1日の流れをもっと良くしたい思います。先日、主任と話をしていて、同じキャッチフレーズを、こう訳したいと思いつきました。それは「1日の始まりこそ力強く」です。朝起きてからお昼までの時間は、1日の生活の中でとても大切な時間帯です。特に朝食を食べ終わって、朝9時ぐらいから昼食の頃までを、1日の中でのゴールデンタイムと言っていいでしょう。その時間を有効に使いたいと思っています。

晴れた日は9時半ごろには外で遊んでいたいと思います。8時半や9時までに出勤しなければならない方が多いので登園は8時半ごろが多いのですが、自営業の方や育児休業中の方は9時ごろに登園されており、9時半ギリギリの方はほとんどいない状況です。他の保育園も大抵は幼児は9時までの登園になっています。小学生になると自分で歩いて8時ごろには登校していないといけないので、年中、年長になるとそれも視野に入れた生活リズムづくりをご検討ください。

睡眠サイクルを含めて1時間の前倒しのリズムを作るには半年ぐらいかかります。朝の排便のタイミングや前日の就寝時刻と連動するからです。健康な生活リズムづくりのために午前中に活動的な時間を作りましょう。

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