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園長の日記

社会情動的スキル② 交通安全指導

2022/04/25

今日25日(月)は、万世橋警察署の方に来ていただいて「交通安全指導」教室を開いていただきました。にこにこ組は2階でスクリーンに投影した動画で、わいらんすい組は3階で、模型の信号を使って横断歩道の渡り方を学びました。「右見て、左見て・・」を知っている子どもたちでしたが、大半の子どもが実際にやっていることは、ただ右や左に顔を振っているだけで、車や自転車が走ってくるかもしれない、と「見よう」としていません。

中には首振り人形のように、左右に ブルブルと動かす首振り人形になっている子もいて、わいわい(3歳児)くらいだと、振り向くことと見ることがつながっていない子がほとんどと言っていいでしょう。「右見て、左見て」のポイントは、どこを見るんだっけ?どうして見るんだっけ?を意識できるようになることでしょう。そっちを振り向いても「自分で」「よく見えてない」と気づいて、自分で「まだ歩き出さない」、「確かに今なら大丈夫」という判断力や自制心、行動コントロールへの意欲を育てることが、交通安全指導における社会情動的スキルの育て方になります。

このことを「3つの資質・能力」の育ちから考えるとどうなるでしょうか。安全に道路を渡るという、リスク回避力を身につけるシンプルな行動目標を達成するため、3つの側面が関係しあっていることがわかります。

信号の意味の理解(知識)、右や左を見る行動スキル(技能)、その知識や技能を使って「今なら安全だな、よし渡ろう」という思考力と判断力が働くこと、そのためにエンジンとなるのが「よし、やってみよう」という前向きな意欲、「できたあ!」という達成感から作られる満足感や自己肯定感、そして何度もやって褒められながら(支えられながら)できた体験から静かに育っていく「情緒の落ち着き」や「明日への期待」、そして自分への信頼感など、「心の根っこ」の部分が耕されていくのです。

道路の信号を守って渡ることは「大事なことだ」という認知的スキルと併せて、今述べたようは非認知的スキルがバランスよく育つこと。これが交通安全指導でも、将来の健康で安全な生活(質の高い幸福な生活)を作り出すために必要なことだということがわかりますね。

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