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園長の日記

早く終わってほしいコロナ禍

2022/02/14

「コロナ禍で休園になって、働けない保護者の方が困っているニュースに接すると、それと同じように、子ども集団での経験が失われていることへの危惧も、併せて報道してもらいたい」。藤森統括園長は今日のGT会議で、この間コロナ禍で失われた保育園の教育的機能を取り戻そう、と強調しました。子どもは集団の中でこそ、その子どもらしさを発揮します。子どもの本分は集団の中にあります。そのことを思うと、早くコロナ禍を終わらせなければ、と思います。幸い、東京都の感染のピークは越えたようです。もちろん、油断大敵、感染対策に緩みは禁物です。

4月で年度が切り替わる日本では、子どもの月齢の合計は3月末が最も大きくなります。子どもたちは4月が最も若く、3月が最も成長していることになります。それは数字の話ですが、子どもたちの暮らしていると、この時期の成長は目を見張るものがあって、大きな成長を実感します。

今日、2月26日に開く成長展でお配りする「子どもたちの育ち」(担任によるクラス別の集団の育ちを記述してもの)を読んでいて、改めてそれを感じたからです。誰にでも公平に与えられた時間であっても、子どもの頃の1年、1ヶ月、1週間というのは、とても貴重な時間に思えます。登園を控えてもらうお願いをしなければならない状況を、本当に早く終わらせたいものです。

 

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