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園長の日記

料理づくりへのかかわり

2022/01/13

3歳以上になると「料理づくりへのかかわり」も本格的になってきます。手先も器用になり、食具も上手に使えるようになってきて、火を使ったり包丁を安全に使うことも、だんだんできるようになってきます。今日わいわい組(3歳児クラス)がイチゴジャムを作りました。(詳しくはクラスブログをご覧ください)

食育の中で、子どもが料理づくりに関わることを、当園では「子どもクッキング」と呼んでいます。なお、子どもクッキングでは、食中毒や感染症予防の観点から、クッキングの最後に必ず火を通して「殺菌される」料理だけにしています。

平成16年に作られた「保育所における食育に関する指針」では、3歳以上になると「料理と食」という、食育に関する「ねらいと内容」があって、「自ら調理し食べる体験を通じて、食欲や主体性が育まれることを踏まえ、子どもが食事作りに取り組むことができるように工夫すること」など3つの「内容」が定められています。

https://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/06/dl/s0604-2k.pdf

イチゴという子どもが大好きな果物を、保存食でもあるジャムに加工するとき、下手を取ったり、潰したり、煮たり、味付けをしたり、火を使った「料理」というものが、こんなに楽しく素敵な行為であることも感じることができます。

私たちは、生活を営むという力を子どもたちに身につけてもらいたいと思っているわけですが、その中に「食を営む力」という大事な領域があります。平成17年には、食育基本法も定められて、保育所でも積極的に「食育を推進すること」が期待されました。

https://www.maff.go.jp/j/syokuiku/attach/pdf/kannrennhou-20.pdf

当園も、日々の生活の中に、食の5つのテーマを体験できるように盛り込んでいます。

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