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園長の日記

お手伝い保育

2021/11/04

年長の子、すいすい組の子たちは好奇心いっぱいでした。新しいことをやるのが楽しかったようです。

今日4日(木)の午前中は「お手伝い保育」でした。年長児10人が3グループに分かれて、ちっち・ぐんぐん、にこにこ、事務室のお手伝いです。「お手伝い保育」は、年長と乳児ぐらい、はっきりと年齢の差がある間で行われます。子ども同士の関係の中には、発達が同じくらいの間で遊んだり過ごしたりする関係と、発達に差がある子どもの間で関わる関係とがあります。

先生がやっていることを、子どもが手伝うという活動には、普段の生活や遊びの中では体験できないことが色々あります。今日、私が事務室でやってもらおうと考えていたのは、芋掘りでとってきた「さつまいも」と「つる」による、オーナメントと、つるによるクリスマス用のリースにするための準備でした。

ところが、子どもたちが3階からお手伝いに降りてくると、Hくんが手に持った袋の中に、お世話になったトンボが入っていました。「埋めてあげたい」というのです。お手伝いは「じゃあ、どこがいいかな」と話し合うことから始まりました。そして決まったのが、駐輪場側の花壇。4人いるので「土を掘る人」「トンボを入れる人」「土をかける人」「応援する人」に分かれていました。

その後、さつまいもやつるをバケツで洗いました。食育活動としての芋洗いとは違い、大きなバケツでいもを洗うので、その作業の一つひとつが、新しい体験になっていきます。

それが終わると、階段に貼ってある「数字」を新しいものに張り替えるという、主任の作業のお手伝い。まずは、古いものを剥がしてもらいました。

その時、剥がした数字のラベルを、「10個ずつ、数字の順番に並べる」という作業に転換します。そうすることで、5、10、15・・という区切りを意識してもらいます。当園の生活の中には「算数のはじまり」が埋め込んであるのですが、これもその一つです。

最後は馬の水飲み場に3人だけ出かけて、30分ほど木登りをして遊びました。さっと行って、さっと帰ってくることができます。少人数だと動きやすい。木登りは10月15日以来、確実に上達してきました。

今のところ、登るルートが2ルート開発されました。園に残った子は、玄関のプランターのお世話です。朝顔はもうすぐ、種の収穫の時期がきそうです。ぐんぐんさんが育てているメロンも、大きくなってきました。

 

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