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園長の日記

お芋掘り(年長のみ)

2021/10/28

昨日よりも6度高い23度まで上がった秋晴れの今日28日(木)、年長組(すいすい)10人が芋掘りにバスで出かけました。

行き先は京王線若葉台駅からすぐの場所にある「黒川東農園」です。

今回で3回目になります(昨年は10月2日、一昨年は10月4日の「園長の日記」をご覧ください)が、今年は3週間ほど遅らせたので、ちょっとお芋も大きかった気がします。

大型バスが6台もきていて「今年一番多い日」だったそうです。

芋掘りの面白さは、手で掘ると大きな芋が顔を出してくることでしょう。蔓(つる)の下をどんどん掘っていくと、だんだん全容が明らかになっていきます。意外性もあって、細いと思っていたら、予想外に太くなったり、一つかと思うと、いくつもの芋が連なっていたりして「わあ、みて、これ!」と驚きの声もあがっていました。

掘り出すと、誇らしげに盛り上げてみせれくれます。一人ふた株を用意したのですが、掘り終わると物足りなさそうにもっと埋まっていないかと、探していました。

記念写真を撮って、お弁当タイム。芋畑からすぐのところにある公園で、みなさんに用意していただいたお弁当を広げてみんな一緒に食べました。

畑に着く前から「お腹減ったあ」「早くお弁当食べたい」と言っていた子もいたほど、お弁当は待ち遠しかったみたいです。その時間になるとみんな「早く食べたい!」と待ちきれないような様子で、いつものように「用意はいいですか」「いいですよ」「それではみなさん、ご一緒に、いただきます」と挨拶してから食べました。

食後はその公園で1時間半ほど遊びました。坂があるので、持っていった段ボールの草スキー板が大活躍でした。どの子も初めてだったみたいで、うまく滑り降りるバランスや格好を覚えると、何度も何度も繰り返していました。3枚あった板は、最後はくにゃくにゃになるほど、使い切った感じです。遊びの後半は、自然と鬼ごっこが始まり、助け鬼などをして遊びました。

全身、どろんこ、真っ黒け〜。の子もいて、先生が「洗濯が大変になっちゃうな」と親御さんを心配していたので、私が「子どもの服が真っ黒になって帰ってきたら、基本、喜んでくれるはずだよ」と言いました。・・・と思いたい。・・・ですよね。ちなみに、昨日の「ぐんぐん」のブログも併せてお読みください。私たち保育者目線の願いを込めております。

かなりの運動量だったので、帰りのバスの中は、10分もしないうちに、ほとんどの子がぐっすり寝ていました。

雲一つない快晴のもと、車窓からは富士山もくっきりと見ることができました。

天体望遠鏡で秋のお月様(上弦の月)を観察する機会は、毎年9月10月と2回あるのですが、この秋は、私の都合も合わず、また天候が悪くてお迎えの時間帯に見ることができませんでした。

でも今日は下弦の月がバスについてくるように、青空の中で輝いていました。Sくんが「お月様がついてくるよ」と不思議そうでした。こんなにはっきりと日中のお月様が観察できるのも珍しいものでした。

 

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