
昨日の「親子運動遊びの会」に、ご参加いただき、ありがとうございました。
この一週間、身体を動かす楽しさや、親子で遊ぶことについて書いてきました。最後に考えてみたいのは、一緒に遊んだあと、親子の間に何が残るのだろう、ということです。
私個人の幸せな思い出の一つに、子どもの運動会に親子で参加したときの風景があります。それは、いまでもよく覚えています。
子どもにとって、お父さんやお母さんは、毎日の暮らしを支えてくれる人です。食事を用意し、着替えを手伝い、出かける時間を気にかけてくれる。忙しい毎日のなかでは、大人が子どもに何かをしてあげたり、伝えたりする場面がどうしても多くなります。
その大人が、高い高い!をやってくれる。わらべうたで、体をくすぐってくれる。おんぶしてキリンの背中に乗せてくれる。大人抱きリレーで玉入れを手伝ってくれる。一緒にリレーで走ってくれた。大人チームに綱引きで勝った。・・・子どもは、きっと、いつもとは違うお父さんやお母さんに出会ったことでしょう。
大人にも、そんな出会いがあったのではないでしょうか。こんなところで笑うんだね。この動きが好きなんだね。もう一回やりたいときは、こんな顔をするんだね。そこで駄々こねるか!? ・・・一緒に遊ぶと、子どもの楽しさが、少しわかってきた感じがあったかもしれません。
そこで知った表情やしぐさ。これからの日々のなかでも、ふと顔を出すことがあるかもしれません。子どもが、🎵きみはできるかな?と、歌を口ずさむ。すると大人がその続きを歌う。それだけで、お互いに顔を見合わせる。「あれだね」と通じ合うものが、親子の間に一つ増えています。
また同じ遊びをしても、次は少し違う展開になるかもしれませんよ。子どもがルールを変えたり、親と子の役割が入れ替わったり。そのたびに、お互いのことをまた少し知っていく。親子で遊ぶ面白さは、そんなところにもあると思います。
さて、親子運動遊びの会は終わりました。また明日からいつもの毎日が始まります。忙しい日には、ほんの短いやり取りになるでしょう。それでも、あの歌や、あのしぐさから、一緒に楽しかった時間へ戻れることがあるかもしれません。
「ねえ、また、あれやろう」
子どもからも、大人からも、そんな声が生まれたらうれしいですね。
「親子運動遊びの会」についての連載は、今日でおしまいです。でも、一緒に遊ぶ楽しみは、これからも続いていきます。










