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園長の日記

ぐんぐん組(1歳児)の保護者会

2026/04/03

人間の1年間で、もっとも心が成長する時期は、どの時期だと思いますか? 

いろんな見方があるのですが、0歳から満1歳までの1年が身体的にも、精神的にも大きく成長すると言っていいでしょう。私はその次の1年つまり満2歳になるまでの1年間も、大きな意味がある考えています。

というのは、次のグラフをみていただきたいのですが、脳の感受性が発達していくカーブが、最も高い頂きを描くのが、1歳から2歳ぐらいの時期なのです。

というわけで、今日の「おおきくのびるぐんぐん組」の保護者会では、この話を少しさせてもらいました。

このグラフで注目していただきたいのは「エモーショナル・コントロール」(感情の制御)の曲線(ピンク色)です。ピークが満1歳ごろなのがわかりますか? 感情を制御する力に関係する脳の感受性が満1歳ごろだというのことは、この頃に、感情コントロールを経験することを、脳は求めていることになるのです。

満1歳ごろにピークを迎える曲線は、言語(黄色)や習慣的応答(緑色)、象徴(赤色)などもそうです。

少し遅れて二者関係スキル(青色)が続くのですが、こういう脳の発達の順序性を考えると「だれもが満2歳を迎える1年間」になる1歳児クラスのぐんぐん組は、子ども同士の関わりが豊かなかで、経験していくことが重要な人的環境になります。

このグラフを紹介するきっかけになったのは、担任が次のようなエピソードを紹介したからです。

ぐんぐん組のある女の子が戻ってきた時に、さっきまで使っていたおもちゃが別の子どもの手に渡っていた場面に直面したときのことです。その様子を見ていた担任は、その子がハッとして取り返そうと手を出そうとしたのですが、それを必死で我慢して両手の掌を上に向けて重ねてトントンしながら「かして」と、必死で何度も訴えていたそうです。

「このような体験は家庭でも地域でもできません。好きなお友達との関係が育ってきているからこそ、一旦ちょっと我慢しようという姿が引き出されたのだと思います。このように感情をコントロールしなければならないような経験がたくさん起きるのが、保育園生活なんですよね」

 

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