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園長の日記

大人のなぞなぞ

2020/09/12

大人のための、なぞなぞです。「あることだけは確かなことなのに、それが何かが、さっぱりわからないもの、な〜んだ」。愛。信頼。情熱。心。そうか、コロナウイルス! 違います。 ブラックホールでした。

今日は屋上で4枚のカーペットの洗濯をしてもらいました。特殊な洗剤をかけた上から、大型のワッシャーを回し、叩いてホコリを浮かせて、大型掃除機で吸引しました。きれいさっぱり、汚れが落ちて新品のように蘇りました。

それから3ヶ月に一度交換する布団も全部入れ替えました。こちらも、また新しくなりました。清潔さを保つのは気持ちがいいものです。そんな作業をしていたら、ラジオ番組で宇宙のトピックスが飛び込んできたのです。それがブラックホールの話でした。

昔話風に説明すると・・・8億光年の彼方の話です。「昔々」もいいところです。山や川じゃなくて、光で8億年もかかる遠い場所で、のことでした。

天体望遠鏡で観察していたら、質量が太陽の25倍もあるブラックホールに何かがぶつかった大きな音が聞こえたそうです。お話はそれだけでした。でも、ちょっと待ってくださいな。そんなお話、ちんぷんかんぷんです。大事件が起きたことだけは確かなようなのですが、8億年も前のことがやっと地球に届いてニュースになっているなんて、変じゃないですか。ちっとも新しくない(^_^)。しかも、そんな昔のことが今になって「確かに起きたらしい」と大騒ぎしているんです。

日本の総理が誰になるかの方が大事なことだけど、それよりも8億年も前の宇宙の出来事の方に、ワクワクしてしまうのでした。保育園の屋上で洗濯している人もいれば、宇宙の彼方からの音信を待ち続けている人もいる。人間って多様です。

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