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2025年 7月

今年度初の保育環境セミナー開かれる

2025/07/22

当園の法人、社会福祉法人省我会の藤森平司理事長が代表を務める保育研究団体「保育環境研究所ギビングツリー(略称GT)」の、今年最初の保育環境セミナーが今日22日から24日まで3日間開かれます。全国から100人を超える参加者が、保育について学びます。

今年の同セミナーは、参加者が多いことから4回に増やしました。7月9月11月12月にあります。コロナ禍の頃は対面で集まることが難しかったのですが、ここ数年は毎年、実際に保育を見学したり子どもや保育者の「生の」実際に触れることが求められているのことを実感します。

4回のセミナーには、それぞれ少し重点テーマをもたせ「見守る保育・藤森メソッド」の5つのポイントのうち4つをそれぞれの回で詳しく掘り下げます。今回のテーマは「子ども同士の関わり」です。

 

<本来の保育ドキュメテーション>をめざして

2025/07/10

この保育ドキュメーションという言葉は、保育界独特もので、おそらく2010年代ぐらいから日本で言われ始めた気がします。もっと遡るとイタリアのレッジョ・エミリア市の公立の幼児教育施設で始まったものが、世界から注目されるようになって、その後日本でも使われるようになってきたというおおまかな経緯あります。

当園でつかっている「保育ドキュメンテーション」というのは、毎日の活動日記のようなもので、今日はこんな活動をしました、という活動内容を保護者のみなさんにお伝えするという目的が中心になっています。これは写真やネットがなかった時代には、紙に手書きで書いていた連絡帳やお便り帳と呼んでいたものの、代わりになってきたものといえるでしょう。

ところが、それとは別に<本来の>(とって、何が本来かは、それもまた議論があるのですが)「保育ドキュメンテーション」とは、子どもの姿について、複数の保育者がとらえたものを語り合い、その遊びや活動のなかにみえてくる「学びのプロセス」を可視化して共有しようという営みです。

そうすることで、とくに子どもの感情、思考、対話、関係性などに着目して、子どもの「つながりのある学び」という視点がみえてくるところに醍醐味があります。さらに保護者のみなさんの見え方も重ねていくことで、さらに立体的な本当の姿に迫っていけるかもしれません。

これまでの「保育ドキュメンテーション」と呼んでる活動記録は続けますが、その回数を減らして、話し合いや振り返りの時間を増やさせてください。先生たちは「毎日 活動記録で日中の様子を送っていますが、そうでない時間帯の子どもの姿もたくさん記録に残しておきたいものがあり、配信回数を減らして、そのぶん印象的だったトピックや、保育者が見た育ちの姿を記録に残していきたい」と考えています。

この先生たちの思いを汲んでいただき、きっとそこにこれまでとは違う、子どもの姿が描かれるのではないかと思っています。よろしくお願いします。

 

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