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園長の日記

ちっちゃな指が伝えてくれる気持ち

2019/07/12

子どもといると人生が豊かになります。どの子からも、それぞれ「何が大事か」ということを感じさせてくれるからです。面白いことに、今日はいろんな「指」で、それを伝えてくれました。

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Hちゃんは、蛹になろうとしている動かないアオムシのアタマを、そっと優しく撫でようとする人差し指で。
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Rくんは、絵本の「パンダ銭湯」から帰るとき右耳の後ろだけパンダワックスを塗り忘れたパパに「ここ」って教えてくれる人差し指で。
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Yちゃんは、水筒の蓋は「こうやって開くの」とボタンの押し方を教えてくれる親指で。
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Hくんは、昼食を食べた後で一緒に行こうと3階への方に向ける人差し指で。
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Rちゃんは、「そっち」じゃなくて「こっち」と読んでほしい絵本を開き、お尻大使がここに「いた!」と確かめる人差し指で。
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Kくんは、水のなかにゆっくりと落ちていくお魚の餌を「雪」といって教えてくれる人差し指で。
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Kくんは、指を開いたらそこにダンゴムシをつまんでいた親指と人差し指で。
・・・こんなにたくさんの「大事なこと」が、子どもたちの指にはくっついていました。ちっちゃな指の、ちっちゃなキラキラした気持ちです。
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