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園長の日記

歯科衛生士らによる教育指導

2021/06/08

虫歯予防の3ポイントは、歯ブラシはチョコチョコ小さく動かし、食事やおやつは時間を決めてダラダラ食べない、食後の唾液をたくさん出す。保育参観が始まった6月8日(火)に、千代田区の保健所から歯科衛生士の方をお招きして、年中のらんらん組、年長のすいすい組を対象に、虫歯予防の歯科教育指導をしてもらいました。10時から約30分、パネルシアターでのお話はわかりやすく、楽しいものでした。歯磨きは子どもはまだうまく磨けないので、仕上げ磨きの習慣をお願いします。食事の後から就寝までのルーティンの中にうまく溶け込ませていくためにも、今日のお話で学んだことをうまく思い出させてみるといいかもしれません。

そのために、パネルシアターでのお話をお伝えすると、次のような内容でした。

「・・・虫歯をつくる犯人はなんだろう?それは虫歯菌だね。虫歯菌はいつも口の中にいて、みんなの歯を狙っているんだよ。飴やチョコ、クッキーみたいな甘いものが大好き。甘いものを食べてそのままにしておくと、虫歯菌は歯についた甘いものをむしゃむしゃ食べて、どんどん仲間を増やすんだ。そして虫歯菌は食べたら、みんなと同じようにをウンチをするんだ。そのネバネバしたうんちは、なんとみんなの硬い歯を、少しずつ溶かしてしまうんだ。「ああ、歯が痛いなあ」と思ったら、歯に大きな穴があいた虫歯。でも三つの約束を守れば、虫歯にならないよ。・・・・」

一つ目は、虫歯菌退治の道具、歯ブラシを上手に使うこと。使い方は、大きくゴシゴシ動かすのではなくて、こちょこちょと小さく動かすのがポイントだ。

二つ目は、おやつは時間を決めて食べること。そして食べ過ぎないことが大切なんだよ。ダラダラ食べているとお口の中はいつもお菓子だらけ。虫歯菌が喜ぶだけだよ。

三つ目は、虫歯菌に負けない丈夫な歯をつくること。お肉やお野菜、果物を好き嫌いしなで、よく噛んで食べることが大切だよ、もぐもぐよく噛んで食べると、つばがいっぱい出るよね、つばはバイ菌をやっつける力があるから、食べるときには、よく噛んで、つばをいっぱい出すようにしようね。

クイズのように、お子さんと3つのポイントの当てっこを楽しんでみてください。

つばを出す運動も教えてもらいました。「むすんでひらいて、手を打って、結んで」の曲に合わせた替え歌で、口と舌(べろ)を動かすものです。

♪ 結んで・・・口を結ぶ

開いて・・・大きく口を開く

べろを出して・・・べろを大きく前に出す

結んで・・・口をしっかり結ぶ

また開いて・・・また大きく口を開く

べろ出して・・べろを大きく前に出す

そのべろを上に・・・べろを上にあげる

右に・・・べろを右に動かす

左に・・・べろを左に動かす

ぐるりと回しましょう・・・べろを回す

(これを音楽に合わせて2回繰り返すと、つばがたくさん出てきます)

食事の後に、♪結んで・・と、やってみてください。

 

 

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