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園長の日記

三寒四温

2021/02/24

暖かいと思ったら急に冷え込んで、体調の管理が大変な時期ですね。冬から春に向かうこの時期をよく三寒四温と言いますが、まさに三日冷え込んだと思ったら4日は暖かいという繰り返し。冬と春が交互に顔を出し合っていて、シーソーのようにギッコンバッタン、そのうち結果的にだんだん暖かくなるのですね。ただ昔よりも寒暖の差が大きくなっているような印象があるのですが、どうなんでしょう。シーソーの振れ幅は、こんなに大きかったかしらん?皆さんも服装を間違えないようにお気をつけください。

毎年こんな時季は、保育園も年度末の仕事と、新年度の仕事が重なり合っています。3日は年度末の仕事、4日は新年度の仕事と、2つ混ざり合いながら進んでいます。年度末の個人面談と同時に、新年度の入園面談も始まります。今年度の成長展を行いながら、お別れ遠足や卒園式の準備も始まり、併せて新年度の年間行事予定の検討や、4月のクラス別保護者会の日程も検討しています。新年度の担任や職員体制、職員間の引き継ぎや保育の継続性の確保など、色々なことを進めています。

さらに年度末は1年間の自己評価をまとめたり、来年度の事業計画を検討したりと、PDCAサイクルのAとPのつながりを分析している時になります。写真は2歳児にこにこ組の移行保育で、幼児の子たちが散歩に出掛けている間に3階での遊びを楽しんでいるところです。こうやって、1つひとつのゾーンの使い方を丁寧に覚えていくのです。

私が前勤めていた八王子の園庭で、ヤマアカガエルの産卵が始まりました。このカエルは2月になると、一旦冬眠から小川に出てきて産卵してまた冬眠に戻ります。ヘビに襲われないように一足早く産卵を済ますという、珍しい生存戦略だと言われています。カエルにコロナは関係ないようです。せいがの森はこのカエルの鳴き声が春の訪れを伝えてくれていました。千代田せいがの春は、何が教えてくれるのでしょうか。

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