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園長の日記

お盆の日に

2020/08/14

子どもが熱中して遊んでいる証(あかし)をどのように伝えたらいいのだろう。最もいいのは、それを家でも園でも子ども本人が「またやりたい」という気持ちを伝えてくれる時かもしれません。いくら上手な絵になったり、他人が撮った一瞬の写真を見ても、本人がそうかどうかは、本当は本人しかわからない。だから、「ああ、面白かった」「ああ、楽しかった」「ああ、美味しかった」という、素直な満足感が、もっとも信用できるんじゃないか。子どもは楽しかったことを、楽しくなかったと嘘はつけないものなので、素直な笑顔を見ると、幸せな気持ちになります。今日14日も、そんな安心感を持って眺めていた時間がたっぷりあった1日でした。

微笑ましかったのは、どうして泣いているのかな、と思って見ていたら「お腹減ったよ。早くお昼ご飯にして」とせがんでいるちっちさん。あの絵本、この絵本、あのお話、あのうた歌って!と、リクエストが終わらないぐんぐんさん。飽くなき好奇心に溢れています。

レゴブロックを長く繋いで「たか〜い」と見せ合っているにこにこさん。いろんなことを僕も私も「自分で」やりたいよね。

動物将棋にハマっているわいわいさん。うーんと考えている姿は立派な棋士だね。

つながる花形ピースで大きな怪獣を作っているらんらんさんは、すごい造形家です。

クーゲルバーンでビー玉を転がしては、自分たちが笑い転げているすいすいさん。君たちこそビー玉だね。

どの子も、いい感じです。

こんな時間がずっとずっと続きますように。そしてこの時間は、過去の多くの人たちによって叶えられ、支えられていることに感謝しなければなりません。納涼会の前から飾っている盆踊りの提灯ですが、もしお目見えいただいているご先祖様がいらしたら、この子どもたちの姿にきっと喜んでもらえるんじゃないかと思います。

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