MENU CLOSE
TEL

園長の日記

正しく恐れる

2020/07/04

昨日3日(金)は保育環境研究所ギビングツリーの定例会議に参加してきました。この会議は世界や日本の保育の動向を知ることができる場の1つです。赤ちゃんは保育者の表情をよく観察します。ところが保育者がマスクをしていると保育者が意図を感じにくくなってしまします。ソーシャルディスタンスが取れていれば、マスクはできるだけ外して保育をした方がいいのです。実際のところ、新宿せいが子ども園の先生はマスクをしていません。乳児は感染しにくいという日本小児科学会の知見(実際は「誤った恐れ方に対する警告」といってもいいものだったのですが)をきちんと踏まえた対策を講じた方がいいのでしょう。その代わり、園内に入れるのは、2週間以上園児とその家族と一緒にいた人しか入ることができません。つまり園と家庭を守る一種の水際対策には力を入れるということです。東京都の動向にも目が離せない状況の中、正しく恐れることはとても難しいと思います。

top