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保育アーカイブ

明日は「成長展」です どんな行事だろう?

2026/02/20

明日は成長展です。この行事は、子どもの1年間の成長をご家族で喜んでいただきたくて、用意した行事です。子どもたちの育ちを、保護者のみなさんと一緒に喜べたら・・と願っています。

どんな行事かというと・・・

子どもの作品を展示する行事はよくあるのですが、赤ちゃんや小さい子どもは作品といっても、難しい面があります。幼児でも、「〜なつもり」という思いはあっても、それが表現として形にすることは難しいものです。

そこで1年間の間に何回か同じことをやったことの変化を並べてみたりすると、その変化の中に成長を見出すことができます。そのプロセスの変化を感じてもらえたら、そこにお子さんの育ちを見出すことができるでしょう。

以下に、この行事を作り上げた、当法人の藤森平司理事長(新宿せいが子ども園園長)の趣旨説明をご紹介します。

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「成長展は、保護者に子どもの成長を多角的に見てもらうのが第一の目的ですが、保護者に対しては、子どもの何が育っているのか、子どもの成長のために保育者がどのように環境を作り、子どもの発達を導いていったか、子どもの成長をどうとらえていくのかという「子どもの見方」・「保育の考え方」を理解してもらう機会としています。いわば、子どもの成長をきちんと見ることが保護者の成長につながるのです。・・・」

 

20260221 行事の本から

 

ニョロニョロと麺が出てきて大喜び(スパゲティづくり)味の探究(東京すくわく)

2026/02/18

2歳児クラスで毎月1回行っている食育活動「味の探究」は、今日はパスタ作りを楽しみました。スパゲティの生地を粘土遊びのようにコネコネして、丸めたり、ちぎったり、転がして細長くしたり。

そこに登場したのが新兵器パスタマシン!ハンドルを回すと、あら不思議。ビヨ〜んと、平べったいのが出てきます。

さらに差し込む場所を変えてハンドルを回すと、こんどは、細長い麺になってでてきます。にこにこ組の子どもたちは、興味津々。じっと見つめては、やってみた〜い!と興奮気味。

そこで一人ずつやってみることになったのですが、ちゃんと順番を待つことできる姿に、先生たちは「我慢して待っているのではなくて、ちゃんと自分もできるから大丈夫という見通しと安心感があります。だから、早く自分もやってみたいけど、それをちゃんとワクワクして待っている感じに、この探究活動の成果を感じるんです」という。

できた麺のなかから1本をもらって、席に戻る子どもたち。ここでも、伸ばしたり、ちぎったり、丸めたり・・・「じゃあ、たべてみる?」「は〜い」と沸騰している鍋の周りに集まります。茹でている鍋のとなりでは、フライパンで具とソースづくりが始まります。たまねぎ、お肉を炒め、途中でニンニクのみじん切りも入り、いい香りがしてきたとところで、トマトソースが加わります。茹で上がった麺をそれに加えて混ぜて出来上がり・・

この活動は最後に「食べる」時間がくるのが、何者にも変え難い楽しみです。みんな美味しそうに食べていました。

あのスパゲッティがこうやってできるのか。そう思ったかどうかはわかりませんが、シェフの江口さんは「できた料理を食べることが出会いの入り口だった<もの>が、そのあと、どうなるのか検討もつかないものから、あの見慣れたものに変わっていくプロセスは、きっと新鮮で面白いものだったのではないでしょうか」と振り返りの会議で話していました。

午後の先生たちの振り返りでは、その子どもの姿に発見したことがいろいろあります。その内容はまた記録にして掲示します。

砂糖水でロックキャンデーをつくろう

2026/02/17

水の実験は今回から「温める」テーマになります。水は温めると、物にもよりますが、よく溶けるようになるという性質がありますよね。その代表的な実験に「砂糖水」があります。今日は砂糖をとかして、冷ますと結晶ができるかどうか実験してみました。

それをやってみようと思い立ったのは、先日訪問した和泉小学校に、少年写真新聞が貼ってあったからです。これまでの水の実験は、氷に塩をかけて温度を下げてアイスクリームを作るなど、冷たい水や氷を作る、といったことをやってきました。今日はそれとは反対に、水を温めて、砂糖がどれくらい溶けるのか、確かめてみることにしました。

最初に瓶に入った「氷砂糖」を見せたのですが、それまで氷の実験をしてきたので、氷だと思ったらしく「あれ、これ冷たくないね」「これなんだろう、石?」といった声が聞こえてきました。

どうもこれまで氷砂糖をみたことがなかったようです。そこで、手を洗い1個ずつ手に乗せて、触ったりしながら観察してもらい「舐めてもいいよ」というと、恐る恐る舐めます。すると「甘い!」と、ちょっと驚いた様子で顔がほころびます。「これは氷は氷でも、氷砂糖というんだよ」と教えます。

さて、砂糖水づくりの開始です。コーヒーサーバーに150ccの水をいれ、天秤で50グラムの砂糖を測り、溶かします。3人で交代しながら割り箸でかき回すと、透明になりました。

「透き通った水になったね、透明になった。白い砂糖がなくなったよね。全部とけて見えなくなったね」と私がいいます。

そのあと、天秤で50グラムずつ、砂糖水に加えていきます。コーヒーサーバーから鍋に移し、その度にIHヒーターで鍋をあたためて透明になるまでとかし、さらに50グラムずつ砂糖を加えていきました。加えては温めて溶かし、加えては温めて溶かしを、何度も繰り返しました。1キロの砂糖を買ってきたのですが、その半分ぐらいの砂糖が150ccの水に溶けました。

この実験でも、途中で味見があります。それが楽しいのです。砂糖水が濃くなっていくたびに「綿菓子みたい」とか(味が)「ちがう」とか、いろいろな甘さの違いに気づきます。

最後に綺麗なビーカーに分けて、割りばしを差し込んで、そこに砂糖の結晶がつくように準備してみました。さて、冷えると結晶の砂糖が割り箸にできるはずなのですが、どうなるでしょう?楽しみです。

和泉小学校を訪問(就学先訪問は3校目)

2026/02/12

<保護者向けの保育ドキュメンテーションから>再掲

今日で小学校の訪問は3校目だったので、とてもリラックスして見学をしていました。卒園児の子たちにもたくさん会えてとても賑やかだった和泉小学校の見学。2階で1年1組、1年2組の算数の授業を見せてもらい、3階のエリア(2〜5年生のエリア)では卒園児に会ったり、図書室で絵本を読ませてもらいました。とても気さくで優しいお兄さん・お姉さんにすいすいさんたちも嬉しそうでした!いよいよ就学まで残り1か月半ですね!

和泉小学校に到着

記念にパシャリ

和泉小にお兄さんがいるFちゃんは和泉小のことをよく知っていて「右側を歩くんだよ〜」とみんなに伝えていました。

副校長先生と保健の先生にご挨拶して学校を見学させてもらいました。

【1年2組】”四角のカードを使ってビルを作ろう” という授業でした。卒園児のまつるくんの周りに大集合(笑)知っているお兄さん・お姉さんがいることでリラックスして授業に参加することができていました!

【1年1組】時計の授業でした。ちょうどすいすいタイムで時計の読み方をやっていたので、小学生と一緒に「●●時●●分!」と答えていました^^

Yくんは教科書をじ~っと見つめて興味津々でした。

1年生の授業を見させてもらったあとは3階へ!!Fちゃんのお兄ちゃん、Aちゃんのお兄ちゃん、Rちゃんのお兄ちゃん等、兄弟児や卒園児のお兄さん・お姉さんにたくさん会えました🎶

とっても気さくで面白くて優しいお兄さん・お姉さんたちに自然と笑顔になっていたすいすいさん..♡♡

Sくん・Sくん・Kくんは理科室が気になるようで覗いていると、お兄さんたちが説明してくれました!

絵本や図鑑も少し読ませてもらいました。

小学校見学のあとは「公園であそびたい!!」というリクエストがあったので30分程公園で遊びました!

・・・・

こうやって、小学校の訪問を重ねていくと、「リラックスして見学できた」とあるように、学校に慣れていくためのハードルが下がり、楽しそう、面白そうという前向きな気持ちで就学を迎えることにプラスになっていくでしょう。

岩本町三丁目町会新聞「リバーサイドイワモト3」新年号

2026/01/16

千代田省我保育園は、岩本町三丁目町会のメンバーです!

町会のホームページができたので、ぜひご覧になってください!

町会の新聞は「リバーサイドイワモト3」といいます。

これが最新号です。

保育園の先生や、保護者の方も、お子さんの写真もあります。

探してみてくださ〜い!

町会新聞は、保育園にあります。ご自由にお持ちください。

氷でアイスクリームをつくる

2026/01/06

今日の水の実験はコレ。アイスクリームづくりです。牛乳にバニラエッセンスと砂糖を加えてまぜ、それをジッパーにいれて「氷みず」の中に沈めて凍らせました。氷には塩をかけると、凝固点が降下してマイナス10度近い「氷みず」ができ、あっという間にアイスクリームができました。

この氷と塩の間で起きていることを理解することは大人でも難しいのですが(凝固点が下がる理由は粒子の運動エネルギーの差がどうやって生じるか?を理解することなので)、氷みずでアイスやジューズシャーベットができて面白かったようです。

金目鯛をおいしくいただく(東京すくわくプログラム)

2025/12/10

味の探究の対象は、豪華にも金目鯛です。昨年は12月のクリスマスを意識してローストチキンでしたが、今年は日本の年末年始にちなんで「和」の味です。

お刺身を出すわけにはいかないので、バター風味のソテーしましたが、にこにこの子どもたちは、満足感に浸っていました。

シェフのそらさんが「今日の野菜はなにかな?赤いよ」といいながら袋から大きな1尾が姿を表すと、わあ、おさかなだ!とびっくり。そらさんが開いて見せてくれた口の大きいこと!

「わあ、こわい〜!」とか「おっきい!」と驚いていました。7つ道具のいろいろな包丁をみせてもらいました。その中から魚用の包丁を選んで、目の前で捌いていきます。

「お魚にも皮があるんだよ、ほらね、これはうろこ、っていうの」。ほんとだというようにみます。そして「お腹を切るよ」というと、何人もの子が「かわいそう」の連呼。

それでもたんたんと内臓を取り出し、拭いて綺麗にして、そのあと片側の一身を包丁で切り出します。その間、子どもたちは、じっと見つめています。

「たべてみたい?」と聞くと、そそくさとキッチンカウンターに集まります。この辺りの姿、活動が始まる前もそうですが、面白いことに目がない子どもたちは「次はこれだ!」と予想しており、ワクワク感が溢れ出ていました。塩を振ってから、熱したフライパンにのせると、ジュワッと音がして、だんだん香がしてきます。しばらく焼いてからひっくり返します。

テーブルにもどると、早く食べたくて仕方なく、数センチ四方に切り分けてもらったキンメダイソテーを、なんとも美味しそうに食べていました。もちろん「おかわり〜!」の声が美味しい香りの充満したダイニングに響いていました。

この間、いろんな子どもたちの言葉が飛び出しました。詳しくは後日のドキュメンテーションをご覧ください。先生たちが読み取った気づきや、その後の話し合いで語り合ったことを報告させてもらいます。(これらの活動は、東京すくわくプログラムの助成をうけて実施しています)

磁石で砂鉄を集めたりして遊ぶ

2025/12/09

お手伝い保育の事務所担当は、園長による「実験タイム」です。4チームあるのですが、いまは「磁石」で遊んでいます。まずは磁石がくっつもの探し。制作ゾーンでみつけてくれたものは、冷蔵庫、画用紙を載せる黒い鉄枠、カードをまとめる銀色のリング、ホワイトボード、コンセントの入り口、はさみ、黄や赤や青のテーブル、缶、印刷機・・結構ありました。水道の蛇口はつかないのですね。

そのあと、二つの磁石のくっつけ遊び。小学校以降では磁石には極があることを学ぶことになるのですが、この時期に気づいてもらいたいのは、ピタッとくっつく面と反対につかない面があることに気づくこと。同じ極同士の面は、かなりの力をいれないとつきません。まるで見えない丸い玉がその間にあるように、クルリとすれ違います。

その特性をつかって、二つの磁石で紙の上で相撲ごっこをしました。一つの磁石をもう一つの磁石をうまく近づけることで動かし、紙の上に描いた土俵から押し出したら勝ち。(次回はお相撲さんの人形をじしゃくにくっつけてから遊ぶことにしました)

そのあと、今日のメインの砂鉄集め。ベランダの砂場からビニール袋にいれた磁石で紙コップに集めました。画用紙や牛乳パックに砂鉄をのせて、裏から磁石を動かして遊びました。

主体性には過去から未来へのまなざしが含まれる

2025/11/10

今月のセミナーで講師を務めるために、子どもの主体性について複数の先生と話していて、あることに気づきました。それは3週間前から「すいすい組」の年長さんが「そういえば週案を作っています」といいます。

何年も前から大体この時期になると、年長の子どもたちは、来週の計画を自分たちで話し合って決めるのす。計画といっても、どの公園に行くかとか、週のどのあたりで何をするか、といったことです。週5日の枠のなかに、いきたい公園、候補として挙がっている活動などを、埋め込んでいく感じです。

たとえば今週は、写真のようになっているのですが、これは先週6日(木)に話し合い、翌日7日(金)の夕方には、「来週はこうしよう」と決めました。その計画を思い描いて週末を迎えるのです。

このような計画が立てられるようになるには、何が育ってきたからなのでしょうか? 主体性の育ちと関係がありそいうなので、話し合ってみたのです。するといろいろな視点がでてきました。

まず、これまでの経験から「どの公園にいったら何ができるか」という記憶が働き、あそこに行きたい!という願いが出てきます。目の前のものが呼びかけてくるだけではなく、自分の中から沸き起こってくる「ねがい」もまた、期待するという心情体験になっているのかもしれません。

その公園で具体的に何ができるかについては、みんなある程度同じ知識が共有されています。それはこれまでにいろんな公園に行ったりしてきた共通体験の蓄積があるからでしょう。それを思い出して、5日間の枠の中に入れ込んでいきます。

この点で、まず自分のやりたいことをはっきりと主張できるのも、千代田せいがの子どもたちの特徴でしょう。まず自分の意見や考えをしっかりと持てるようになることを大切にして支えてきました。黙って決まりに従うのではなく、自分で好きなことを選んだり、それが実現できるように工夫したり、一緒に生活していく中で、自分の思いや考えを、まずしっかり主張できることを大切にしてきたからです。

このことは自分だけでは生活が成り立ちません。相手も意見は思いをもつのは同じです。そこに相互に認め合う必要を感じる経験がたくさんありました。主張と主張がぶつかったり、意見が食い違ったりします。でもそのたびに、どうしたらいいか、考えます。違うけど一緒にできる方法を考えたり、協力した方がうまくいく経験を多くしたり、気持ちの折り合いをつけたり、順番を待ってあげたり、ものを譲ってあげたり、やることを交代したり、気持ちを落ち着かせて自分を取り戻すことを積み重ねたりしてきたのです。

その結果、何曜日に何をするかということも、先にやりたい気持ちを抑えて、天気予報ではこうだから、この日がいいとか、その公園まで行ったら遊ぶ時間が短くなるから、早めに園をでようとか、場合によっては電車で行こう、弁当を用意しようなど、それまでの知恵をフル動員してなんとか実現したいと話し合います。

このように過去のできごとを未来につなぐようなことをしているように見えてきます。確かに人生とは過去のなにかが未来に生かされていく営みだとはいえるでしょう。それは子どもも大人も変わりません。生命というものがもつ性質そのものかもしれません。あるいは宇宙がそうなっているのかもしれませんが、それは誰にもわかりません。

また他者の立場に立てるようになってきました。よく子どもは自分中心で、わがままで、他人のことを考えられないといいますが、もうこの歳になるとそんなことはありません。ちゃんとみんなが納得できる方法を考えるようになってきています。たとえば10月末に掘ってきた「さつまいも」で、芋もちをつくるクッキングの予定もあるのですが、最初は今日10日に行う予定でしたが、楽しみにしていたお友達がお休みなので、金曜にやることに変更しました。これも友達への気遣いからです。

ねがいが叶うように、今の自分やお友達の気持ちを考えています。それがお友達のためになるなら、自分の気持ちを少し我慢したりすることもあるようです。それはお友達の仲がいいということもありますね。だからこそ、そこを考えてあげられるのでしょうね。

こうやってみると、自分たちの近い未来について、仲間として一緒に考えているのだとしたら、これは何か実現したい願いを持ち寄って、それが叶えられるように話し合い、もっともいい方法を考えていくことを意味します。そしてできたプランを前にして、願いが実現できる「来週」を期待して待てる力の育ちもあるのだろうと思えてきます。彼らは1週間の計画を立てることができるようになりました。それは1ヶ月後、1年後、3年後、10年後、・・と長くなって、将来の夢や人生の目的を考えるように育っていくのです。・・さて、私たち大人は・・?

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