味の探究の対象は、豪華にも金目鯛です。昨年は12月のクリスマスを意識してローストチキンでしたが、今年は日本の年末年始にちなんで「和」の味です。

お刺身を出すわけにはいかないので、バター風味のソテーしましたが、にこにこの子どもたちは、満足感に浸っていました。

シェフのそらさんが「今日の野菜はなにかな?赤いよ」といいながら袋から大きな1尾が姿を表すと、わあ、おさかなだ!とびっくり。そらさんが開いて見せてくれた口の大きいこと!

「わあ、こわい〜!」とか「おっきい!」と驚いていました。7つ道具のいろいろな包丁をみせてもらいました。その中から魚用の包丁を選んで、目の前で捌いていきます。

「お魚にも皮があるんだよ、ほらね、これはうろこ、っていうの」。ほんとだというようにみます。そして「お腹を切るよ」というと、何人もの子が「かわいそう」の連呼。

それでもたんたんと内臓を取り出し、拭いて綺麗にして、そのあと片側の一身を包丁で切り出します。その間、子どもたちは、じっと見つめています。

「たべてみたい?」と聞くと、そそくさとキッチンカウンターに集まります。この辺りの姿、活動が始まる前もそうですが、面白いことに目がない子どもたちは「次はこれだ!」と予想しており、ワクワク感が溢れ出ていました。塩を振ってから、熱したフライパンにのせると、ジュワッと音がして、だんだん香がしてきます。しばらく焼いてからひっくり返します。

テーブルにもどると、早く食べたくて仕方なく、数センチ四方に切り分けてもらったキンメダイソテーを、なんとも美味しそうに食べていました。もちろん「おかわり〜!」の声が美味しい香りの充満したダイニングに響いていました。

この間、いろんな子どもたちの言葉が飛び出しました。詳しくは後日のドキュメンテーションをご覧ください。先生たちが読み取った気づきや、その後の話し合いで語り合ったことを報告させてもらいます。(これらの活動は、東京すくわくプログラムの助成をうけて実施しています)