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東京すくわく(味)

めかぶの緑色に感動して味わいました

2026/04/22

「中から色がついているのが出てくるから」「色がつくものと色がつかないものがわかれているから」・・・

4歳児の子どもたちの仮説です。何の話かと言うと、メカブをお湯につけていくと茶色から鮮やかな緑に変わっていったからです。

今日は夕方の味の探究の時間に、幼児クラスの子どもたちが「わかめ」を味わいました。根っこのところが「めかぶ」ですが、今が旬です。

かぶのところを千切りにして、茹でて、酢醤油を絡めて食べてみました。

その過程を体験していったので「食べてみたい人〜」の声に、みんなが「は〜い」と意欲満々でした。実際に口にすると、苦手な子が二人いましたが、ほとんどの子は「おかわり〜」と、おいしさを発見していたようです。

ニョロニョロと麺が出てきて大喜び(スパゲティづくり)味の探究(東京すくわく)

2026/02/18

2歳児クラスで毎月1回行っている食育活動「味の探究」は、今日はパスタ作りを楽しみました。スパゲティの生地を粘土遊びのようにコネコネして、丸めたり、ちぎったり、転がして細長くしたり。

そこに登場したのが新兵器パスタマシン!ハンドルを回すと、あら不思議。ビヨ〜んと、平べったいのが出てきます。

さらに差し込む場所を変えてハンドルを回すと、こんどは、細長い麺になってでてきます。にこにこ組の子どもたちは、興味津々。じっと見つめては、やってみた〜い!と興奮気味。

そこで一人ずつやってみることになったのですが、ちゃんと順番を待つことできる姿に、先生たちは「我慢して待っているのではなくて、ちゃんと自分もできるから大丈夫という見通しと安心感があります。だから、早く自分もやってみたいけど、それをちゃんとワクワクして待っている感じに、この探究活動の成果を感じるんです」という。

できた麺のなかから1本をもらって、席に戻る子どもたち。ここでも、伸ばしたり、ちぎったり、丸めたり・・・「じゃあ、たべてみる?」「は〜い」と沸騰している鍋の周りに集まります。茹でている鍋のとなりでは、フライパンで具とソースづくりが始まります。たまねぎ、お肉を炒め、途中でニンニクのみじん切りも入り、いい香りがしてきたとところで、トマトソースが加わります。茹で上がった麺をそれに加えて混ぜて出来上がり・・

この活動は最後に「食べる」時間がくるのが、何者にも変え難い楽しみです。みんな美味しそうに食べていました。

あのスパゲッティがこうやってできるのか。そう思ったかどうかはわかりませんが、シェフの江口さんは「できた料理を食べることが出会いの入り口だった<もの>が、そのあと、どうなるのか検討もつかないものから、あの見慣れたものに変わっていくプロセスは、きっと新鮮で面白いものだったのではないでしょうか」と振り返りの会議で話していました。

午後の先生たちの振り返りでは、その子どもの姿に発見したことがいろいろあります。その内容はまた記録にして掲示します。

金目鯛をおいしくいただく(東京すくわくプログラム)

2025/12/10

味の探究の対象は、豪華にも金目鯛です。昨年は12月のクリスマスを意識してローストチキンでしたが、今年は日本の年末年始にちなんで「和」の味です。

お刺身を出すわけにはいかないので、バター風味のソテーしましたが、にこにこの子どもたちは、満足感に浸っていました。

シェフのそらさんが「今日の野菜はなにかな?赤いよ」といいながら袋から大きな1尾が姿を表すと、わあ、おさかなだ!とびっくり。そらさんが開いて見せてくれた口の大きいこと!

「わあ、こわい〜!」とか「おっきい!」と驚いていました。7つ道具のいろいろな包丁をみせてもらいました。その中から魚用の包丁を選んで、目の前で捌いていきます。

「お魚にも皮があるんだよ、ほらね、これはうろこ、っていうの」。ほんとだというようにみます。そして「お腹を切るよ」というと、何人もの子が「かわいそう」の連呼。

それでもたんたんと内臓を取り出し、拭いて綺麗にして、そのあと片側の一身を包丁で切り出します。その間、子どもたちは、じっと見つめています。

「たべてみたい?」と聞くと、そそくさとキッチンカウンターに集まります。この辺りの姿、活動が始まる前もそうですが、面白いことに目がない子どもたちは「次はこれだ!」と予想しており、ワクワク感が溢れ出ていました。塩を振ってから、熱したフライパンにのせると、ジュワッと音がして、だんだん香がしてきます。しばらく焼いてからひっくり返します。

テーブルにもどると、早く食べたくて仕方なく、数センチ四方に切り分けてもらったキンメダイソテーを、なんとも美味しそうに食べていました。もちろん「おかわり〜!」の声が美味しい香りの充満したダイニングに響いていました。

この間、いろんな子どもたちの言葉が飛び出しました。詳しくは後日のドキュメンテーションをご覧ください。先生たちが読み取った気づきや、その後の話し合いで語り合ったことを報告させてもらいます。(これらの活動は、東京すくわくプログラムの助成をうけて実施しています)

きのこピザを作って味わう

2025/10/08

今日の「味の探究」は、ピザ作りだったのですが、子どもがその料理の一部を作りました。子どもたちがビザだねを丸く平らにして、そこに「きのこ」のクリームソースとチーズをのせました。調理室のオーブンで焼いてもらうと、いい香りのふっくらしたキノコピザの完成です。

午前中は2歳児クラスのにこにこ。夕方は幼児で楽しみました。詳しくは、クラスの振り返りを得て報告しますが、私がみていたら、とても楽しそうに取り組んでいました。ソースやチーズの乗せ方も個性的で、どれもその子らしが現れていて、美味しそうに食べていました。

先月9月は数種類の「きのこ」を目の前で焼いて、その味を食べ比べたのですが、今回はその応用編で、実際のよくある料理を作るというプロセスになりました。この「東京すくわくプログラム」として実施している「味の探究」は、給食のメニューのように、名前のついた完成された料理を味わうというのではなく、その前の段階の、最初の食べられる状態になった段階でのものを味わうことをやっていました。

きのこなら、それを洗って食べやすい大きさに切り、それをフライパンで焼く。それに塩をまぶすだけ。それの段階での味を、しいたけ、ジャンボなめこ、やまぶきだけ、あわびだけの4種類で食べ比べました(9月)。今日はそのあとで、ピザにしてみました。

保育園の食育には5つのねらいがあります。そのなかに「② 食べたいもの、好きなものが増える子ども」というものがあります。その「ねらい」を当園はこれまで「食材や料理に親しみ、新しい味や料理の楽しさを味わう」にぴったりな活動だと気づきました。

 

9月の味の探究は「きのこ」(東京すくわくプログラム)

2025/09/10

にこにこ組の「保育ドキュメンテーション」より

【今日はそら先生の食の探究をしました。朝そら先生を見つけると、「あ!そら先生!やっほ〜♪」と声をかけるにこにこさんでした^^】

ニコニコ組で始まった野菜の味の探求も、9月で、6回目。そら先生が来るとわかると、子どもたちは楽しそうです。今日は公開保育で、近くの保育園の先生たちもたくさん見学していたのですが、子どもたちは全く気にしない様子。3種類のキノコの違いを味わっていました。

詳しくは後日、先生たちの話し合った内容を含めてレポートします。

にこにこの味の探究はブロッコリー・カリフラワー・ロマネスコ

2025/08/06

今日の野菜の味覚探検は、ブロッコリー・カリフラワー・ロマネスコの3種類。ロマネスコという野菜は馴染みが薄いかもしれませんが、カリフラワーの一種です。サクサクと、あっさりした感触の味わいです。

今日の活動で驚いたのは、この活動は回を重ねるたびに、にこにこ組の子どもたちが、野菜を食べることにとても意欲的になっていることです。4月のアスパラガス、5月の豆類、6月のヤングコーンと、今日が4回目ですが、食べる前から手を荒らい、席につき、始まるのを待っている姿からして可愛い!と思いました。

その後の展開の詳しい報告はまた改めてさせてもらいますが、最後は3つとも食べて、おかわりのリクエストのあとで、まだ「食べたい」気持ちがあるけど、もうお終いにしないといけないから、がまんしている姿が愛おしいかぎり。その後の、給食でもまた意欲的に食べていました。

余談ですが、昨日卒園児がSSSで保育のサポートに来ていたのですが、小学校で苦手な野菜がでると苦労しているようでした。彼女曰く「楽しいはずの給食が苦痛」というのです。また午後に実習オリエンテーションに来ていた短大生にその話をすると「私たちのそうだった」といいます。

食べ物が好きなる方法が歴然とあるのに、そのやり方を学ぼうとせすに、また子供の意見や気持ちを尊重せずに、ただ精神主義で食べさせるというのは、もはや子どもの権利条約違反であり、人権侵害なのですが、どうもその感覚が希薄なようです。

当園の食事の様子をみてもらいたいと、切に願います。当園の困ったことは、子どもが食べないのではなく、食べ過ぎる方です。もっと食べたくて、食べすぎないように気をつけてあげることの方が多いかもしれません。

(おまけ)ロマネスコの形は、数学の幾何学ででてくる「フラクタル」が視覚的によくわかります。その説明がよくわかるサイトがあったのでご紹介します。

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ロマネスコの花蕾部分には、数学的な法則が隠れていること、ご存じでしたか?それは「フラクタル=自己相似性」というもので、図形の全体を一定の法則でいくつかの部分に分解していった時に全体と同じ形が再現されていく構造です。たとえば、正三角形の中に正三角形を作っていく、こちらもそうですね。

ヤングコーンの食べ比べ(東京すくわく)

2025/06/11

関東も昨日から梅雨入りですが、今日の味覚探訪は、ひと足先に夏のイメージがある「とうもろこし」の食べ比べ。白と黄色のヤングコーンを食べくらべました。皮を剥いて、中から身が出てくると、思わずさきっぽをかじってしまう子も。そのあと茹でて、かくる焦げがつくくらい炒めます。塩をふって、いただきま〜す。

この味の探究は、午前中ににこにこ組(2歳児クラス)で、午後に今日はわいわい組(3歳児クラス)で行いました。保育園で食べ物をじっくり味わうという活動は、昼食や午後の間食とはまた、一味違う活動になっています。もっとも異なるのは、野菜を一種類だけ、できるだけ収穫された状態にちかいところから、食べるところまでの、一貫した調理過程をじっくりと観察して、そのあと、その味だけを味わうというころです。

普通の食事だとこうはなりません。ご飯やパンなどの主食をはじめ、主菜や副菜、汁物などと合わせて食べるので、その味と同時に、合わせて食べる全体の味わいとして食べています。とくに一品だけをよく噛んで味わって食べて、次のもの移るというよりも、主食のお米やパンと一緒に食べる味の方が増えています。おにぎりにしても丼にしても、サンドイッチや麺類など、最初から混ぜ合わせた味で「一品」になっているものが多いのです。

まして野菜単品の味を味わうということは、めったにない、と言っていいでしょう。保育園の子どもたちと食事を共にすると、そうした合わせた味を好むことがよくわかります。真っ白なご飯だけ、単品の野菜だけ、というメニューはすくなくて、混ざって初めて完成という一品が多くなっていること、また子どもも、あえて混ぜて食べることを好むことが多いと感じます。

たとえば主菜が白ごはん、主菜がしゃけの塩焼き、副菜がサラダようのなとき、シャケ丼にしたり混ぜご飯にして食べている様子をよく見ます。そういう食事のあり方のなかで、単品の野菜をじっくり味わうという体験は、その美味しい味とつながって、一つずつの野菜の姿が明確になり、好きになり、もっと食べたい、さらにもっと〜につながっていくように感じます。その、もっと〜のところが何になるのか、子どもの姿ベースで次を考えていくときに、子どもの「こうしたい」を一緒に見つけていけたらと思います。

今日の活動の報告は、先生たちの振り返りを含めて、後日掲示します。

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