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園長の日記

卒園式で話した「子どもの育ち」

2026/03/15

今日は卒園式でした。その後の謝恩会(卒園を祝う会)がちょうど今、終わったところです。卒園式では、次のような挨拶をさせもらいました。

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卒園児のみなさんをみていて、園長先生が、「ああ、ことしのすいすいさんは、こんなところがスイスイさんらしいなあ」と思うことがあります。それは、とっても仲がいいということです。さっきの梨緒先生がみんなことを一人ずつ、こんな子だったよって話してくれたでしょう。それでも感じたんだけどけどね、何かあるといつも楽しそうに過ごしていましたね。

ちょっと前に和泉小学校に行ったことを覚えていますか?そのあと和泉公園で遊んで帰ってきたよね。そのときも、なんか誰からともなくやりはじめたことをみんなで一緒に楽しむことが多いよね。園長先生はそう思うんだけど、どう?

来週どの公園に行こうかとか、週案をきめるときも、自分たちで決めてきたよね。ゾーン決めのときも、遅れてくるお友達のことも考えて運動ゾーンの開け方を工夫したりしてたよね、それから食事の時に一緒に座って食べたい人が多くなって狭くなったら、他からテーブルを持ってきてつないだり、何かと話し合ったりミーティングしたりして、みんが一番いことは何かってことを考えることができるようになっていました。

だから、今年のすいすいさんで初めてのことができたことがあるんだけど、なんだか知ってるよね。・・・そうお泊まり会を2回もやったのは初めてだよ。先生も先生になって初めてです。それができたのはね、きっとみんなが、これをやりたい、実現させたいっていう思いが強いからだと思うし、お友達のことも考えられるから、じぶんだけのことじゃなくて、みんなで一番いいことは何かってことを考えられるからだと思う、それって、とっても大切なことだとおもうから、そうことをこれからもやっていけるようになってほしいと思います。

保護者のみなさん 本日はご卒園おめでとうございます。

先生たちからいつも聞いていると思うんですが、本当にこの子たちは仲がいいですよね。お泊まり会を2回やれたのは、子どもたちの希望が強かったからですが、あれが楽しいというのは仲がいい証拠です。一緒に寝食を共にする、同じ釜の飯を食う間柄という言葉がありましたが、濃密な人間関係を嫌う傾向がある社会になってきた中で、この子たちをみていると、人間は本来、人と関わってなにかすること遊んだり、何かに打ち込んだりすることが本当は大好きなんだろうと思います。

何かを知ったり、できるようになったりする知識や技能を身につけていくことは大切なことですが、それをどう使うか、それぞれが何をしたいか、そしてどんな社会にしたいか、それを実現させるために必要なことを学ぶ力、つまり意欲ですが、これが育っているのだと思います。

この根っこがしっかり根を下ろしていることを見届けながら、私たちは小学校に送り出せることを嬉しく思っています。

こどもフリーマーケット(3月15日)

2026/03/12

20260315 こどもフリーマーケット

介護や保育を経営しているNPO法人いちごの会(高沼恵子会長)が3月15日(日)に「こどもフリーマーケット」を開きます。対象は小学生以下の子ども。午前中10:30〜11:30の1時間、場所は千桜タワー1階の「こもれび千桜ホール」。当園の卒園式真っ最中の時間ですが、年長さん以外の園児の方もご都合がつけば、どうぞ。

家庭用の食育のための料理セット「トイロ」の提供を開始します

2026/03/03

千代田せいが保育園 3月-販売チラシ

当園の食育パートナーである、フレンチシェフの江口颯良さんが、今度は家庭で簡単に作れる料理セットを用意してくれました。名付けて「食育キットTOIRO(十人十色のトイロ)」シリーズです。子どものための「作り方絵本」もついています。

第一弾はピザと大福です。

ピザは発酵済みのピザ生地2つと、自家製トマトソース、クリームソースがセットになっています。生地子どもと一緒に平らに伸ばして、その上に野菜、ウインナー、チーズなど好きなものをトッピングして、オーブンやトースターで焼くだけで、本格的なピザの出来上がり。

大福の生地は、最高級の羽二重餅を使用した粉と、自家製粒あん、さつまいも餡のセットです。この中に好きなフルール、たとえばイチゴなら苺大福に、みかんやブドウも合います。アイスをいれてもいいです。これら好きなものを包んでできる大福です。

いずれも無添加で、化学調味料不使用です。それでも賞味期限は1ヶ月あります。商品の受け渡しは3月11日(水)。申し込みはコドモンのアンケートで、9日(月)まで(できれば材料の確保のために7日(金)まで)にお申し込みください。

2025年度 食の探究 記録 (東京すくわく)

2026/02/26

先日は成長展にお越しいただき、ありがとうございました。

にこにこ組では、毎月の食育活動を通して、野菜に触れたり香りを感じたり、簡単な調理体験を楽しみながら、「どうして」「どうやって」といった探究する気持ちを育んで参りました。

成長展ではその記録を掲示しましたが、ゆっくりご覧いただけるようPDFを掲載いたします。

「これやったね」「おいしかったね」と、お子さまとの会話のきっかけにもしながら、1年の食育の歩みをぜひ一緒に振り返ってみてください。

 

4月「アスパラガスの食べ比べ」202549

5月「豆類の食べ比べ」2025514

6月「とうもろこしの食べ比べ」2025611_compressed

7月「なす食べ比べ」202579_compressed

8月「ブロッコリー、ロマネスコ、紫カリフラワー食べ比べ」202586

9月「きのこ食べ比べ」2025910

10月「きのこピザ」2025108_compressed

11月「サワガニ」20251112_compressed

12月「魚」20251210

1月「さつまいも食べ比べと蒸しパン」2026114

 

成長展の「特別展示」はクラスブログからどうぞ

2026/02/24

先日21日(土)に開催した「成長展」。子ども一人ひとりの成長を、教育の五領域で切り取ってありますが、実際の保育での子どもの姿=活動は、領域をまたがっており、エピソードとしては別の視点で、そのつながりや、ストーリーを説明した方がわかりやすいものです。

そこで毎年「特別展示」を用意しています。切り口は毎年異なるのですが、当日展示したものは、しばらくそのまま展示を続けますが、それを「クラスブログ」にも載せましたので、お時間のあるときにご覧になってみてください。

 

子どもたちの1年間の「育ち」そのものを作品に!

2026/02/21

成長展はいかがでしたか?

「当たった!」「外れた!」とクイズ形式で楽しんでいただけましたか?子どもの成長そものが「作品」であるという意味をご理解いただけたでしょうか? 

この展示は、隠れたテーマがあって、それは私たち保育者にとっては「子どもの育ち」を振り返る「自己評価」の一部でもあるのです。重要なことなので、ちょっとその裏話的なことも説明させてもらいます。

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自己評価というのは、私たち「自らの保育」と「子どもの育ち」という2面から捉えることになっています。

その子どもの方の成長を、どのような視点で振り返り、その成果を捉えるかということで、その園が大切している考え方が現れます。 

子どもの育ちや成長をどのような視点で捉えるかというと、これは国が定めたものがあって、それを「乳幼児教育の見方・考え方と呼ぶのですが、以下のような言葉で表されています。

「幼児が身近な環境に主体的に関わり、環境との関わり方や意味に気づき、これらを取り込もうとして、試行錯誤したり、考えたりするようになる」(幼稚園教育要領)

この関わり方や意味に気づく場面は、5つの領域があって、これを「教育の五領域」といいます。当園の成長展はこの教育の五領域で展示してあります。健康・人間関係・環境・言葉・表現です。今日は、それぞれの領域で、どのような成長が見られたか、その一端を親御さんと共有させていただきました。

成長が作品であるというのは、その作品である成長を、五領域で捉え直して整理していく。その具体的な軌跡(足跡)が、私たち保育者にとっては、結果としての自己評価になっているのです。このような自己評価こそが、本来の自己評価なのですが、相変わらずチェック項目的なことをやってPDCAを回すことが自己評価だとする考え方が広がってしまっています。

これが全国的に広がっている自己評価の実態です。これでは保育が、いくらやっても手応えがなく、形骸化してしまい、子どもの育ちが実体化されないまま、宙に浮いた保育によって、先生たちは多忙感と空虚感(虚しさ)を覚えてしまうことでしょう。

<補足説明>

私たちの保育は、とても本質的な「教育」を行っています。遊びのなかで自らの興味と好奇心をフル回転させて、身近な世界を探究しています。そこに学びが生まれて、いろいろなことを身につけています。幼稚園のような時間割、わかりやすい教育的活動名(〜式とか、リトミックとか英語とかフラッシュカードとか・・)で展開してはいません。

こうして、その育ちをアセスメント(評価)しているのです。この評価の仕方は個人内評価であり、一定の外部的な基準まで到達したかどうかを測るものでもなければ、他の子どもと比較するものでもありません。また子どもが自分に「取り込む」内容も、学校の教科教育に接続しているものの、教科でわけて経験していく教科基盤型ではなく、子ども一人ひとりの発達や興味関心に基づく経験ができる生活基盤型のホリスティック教育なのです。

 

明日は「成長展」です どんな行事だろう?

2026/02/20

明日は成長展です。この行事は、子どもの1年間の成長をご家族で喜んでいただきたくて、用意した行事です。子どもたちの育ちを、保護者のみなさんと一緒に喜べたら・・と願っています。

どんな行事かというと・・・

子どもの作品を展示する行事はよくあるのですが、赤ちゃんや小さい子どもは作品といっても、難しい面があります。幼児でも、「〜なつもり」という思いはあっても、それが表現として形にすることは難しいものです。

そこで1年間の間に何回か同じことをやったことの変化を並べてみたりすると、その変化の中に成長を見出すことができます。そのプロセスの変化を感じてもらえたら、そこにお子さんの育ちを見出すことができるでしょう。

以下に、この行事を作り上げた、当法人の藤森平司理事長(新宿せいが子ども園園長)の趣旨説明をご紹介します。

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「成長展は、保護者に子どもの成長を多角的に見てもらうのが第一の目的ですが、保護者に対しては、子どもの何が育っているのか、子どもの成長のために保育者がどのように環境を作り、子どもの発達を導いていったか、子どもの成長をどうとらえていくのかという「子どもの見方」・「保育の考え方」を理解してもらう機会としています。いわば、子どもの成長をきちんと見ることが保護者の成長につながるのです。・・・」

 

20260221 行事の本から

 

4月本格実施に向けた「おうちごはん」プレ開催が盛況!

2026/02/18

各自で注文した惣菜が園に届き、園で夕食を食べて帰ることができる「おうちごはん」を4月から本格的に再開します。今回は惣菜が冷凍されて届き、保育園の冷凍庫で保管し、園で温めたり、焼いたり、蒸したりして熱を加えて提供します。これで、これまで課題だった「食中毒対策」はクリアできます。暑い夏の期間もHACCPが求める安全基準を満たすことができます。

4月から月1回で始まる惣菜提供は、保育園の食育活動を支えてくださっているシェフの江口颯良さんが代表を務める株式会社RAVIDが作り提供するものです。今回はスペアリブ、手羽先、野菜餃子の3種類でした。これにごはんとスープは園で用意します(毎月そうします)。惣菜も毎月、変わります。注文方法は現在、保育園のコドモンのアンケートを使っていますが、ゆくゆくは直接、注文できるようにします。

(お肉の他に、ごぼうや蓮根がぎっしり詰まった、大きなジューシーな餃子でした)

(スペアリブは柔らかく煮込んだホロホロのお肉で、味付けはあっさり)

(手羽先は名古屋コーチンをつかった、高級食材なのにお手頃な価格設定)

今日18日(水)の「フードコート」は、そのお試しの夕食会「おうちごはん」プレ開催でしたが、16家庭が注文され4家庭が持ち帰られました。食べ物の持ち込みもかまいません。(ただ、食中毒予防のために、分け合うのはできるだけ避けてください、という保健所からの指導があります)。今日はご飯持ち込みの方を含めて14家庭のご家族が保育園で「おうちごはん」に参加され盛況なプレイベントとなりました。

なお、家庭でクッキングを楽しめる「食材キット」の提供も始める予定です。たとえばピザ生地とソースが冷凍状態で届くので、親子で生地伸ばしをて好きな野菜を乗せてトースターなどで焼くだけ。そんな簡単にできる料理キットで、食材に親しむ食育はいかがでしょうか? 近くまたご案内します。

 

ニョロニョロと麺が出てきて大喜び(スパゲティづくり)味の探究(東京すくわく)

2026/02/18

2歳児クラスで毎月1回行っている食育活動「味の探究」は、今日はパスタ作りを楽しみました。スパゲティの生地を粘土遊びのようにコネコネして、丸めたり、ちぎったり、転がして細長くしたり。

そこに登場したのが新兵器パスタマシン!ハンドルを回すと、あら不思議。ビヨ〜んと、平べったいのが出てきます。

さらに差し込む場所を変えてハンドルを回すと、こんどは、細長い麺になってでてきます。にこにこ組の子どもたちは、興味津々。じっと見つめては、やってみた〜い!と興奮気味。

そこで一人ずつやってみることになったのですが、ちゃんと順番を待つことできる姿に、先生たちは「我慢して待っているのではなくて、ちゃんと自分もできるから大丈夫という見通しと安心感があります。だから、早く自分もやってみたいけど、それをちゃんとワクワクして待っている感じに、この探究活動の成果を感じるんです」という。

できた麺のなかから1本をもらって、席に戻る子どもたち。ここでも、伸ばしたり、ちぎったり、丸めたり・・・「じゃあ、たべてみる?」「は〜い」と沸騰している鍋の周りに集まります。茹でている鍋のとなりでは、フライパンで具とソースづくりが始まります。たまねぎ、お肉を炒め、途中でニンニクのみじん切りも入り、いい香りがしてきたとところで、トマトソースが加わります。茹で上がった麺をそれに加えて混ぜて出来上がり・・

この活動は最後に「食べる」時間がくるのが、何者にも変え難い楽しみです。みんな美味しそうに食べていました。

あのスパゲッティがこうやってできるのか。そう思ったかどうかはわかりませんが、シェフの江口さんは「できた料理を食べることが出会いの入り口だった<もの>が、そのあと、どうなるのか検討もつかないものから、あの見慣れたものに変わっていくプロセスは、きっと新鮮で面白いものだったのではないでしょうか」と振り返りの会議で話していました。

午後の先生たちの振り返りでは、その子どもの姿に発見したことがいろいろあります。その内容はまた記録にして掲示します。

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