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睡眠講座(保育アーカイブ)

第2回睡眠講座で思ったこと

2021/06/29

6月15日からスタートした今年度の睡眠講座ですが、今日6月29日(火)は2回目になります。参加いただいたのは6か月の赤ちゃんとちょうど1歳の赤ちゃんのお母さんお二人でした。参加された方は「睡眠の話は保健所などでも聞いたことのない話でしたし、睡眠のことはあまり意識したことはありませんでしたが、こんな話を聞けてよかったです」という感想を話してくださいました。いろんな悩みの解決に糸口が見えたと、喜んでいただけました。

これまでも同じような感想をたくさんお聞きしてきたので、どうにかして千代田保健所の事業として、出産前の子育てシリーズの一つとして「パパママになるための睡眠講座」(仮称)を実現させたいと考えています。

大人も子どもの世界最下位なのが、夜の睡眠時間。学力がちょっと下がるとあんなに大騒ぎするのに、若者のうつ病が増えると多くの方が心配するのに、コロナ自粛で若者の自殺が増えたといって特集番組をやるのに、これらの問題と睡眠や生活リズムの崩れが関係してないとでも思っているのかしらん??? なんて、思ってしまいます。

そうなんですね、繋がっていると思っている方が少ないんですよね。大学の先生や入試制度を考えている研究者も、政治家もお医者さんも、自殺予防活動を展開しているNPOの方々も。いえ「子どもの早寝早起きは大事」とは聞いたことはあるし、あるいは知っているのかもしれないし、いろんなことと関係してそうだと、薄々そうかな?と想像しているかもしれませんが、もしからしたら「エビデンスがない」と思い込んでいるからか、積極的に取り組まないということなのかもしれませんね。

これを書いている夜9時30分。世界的には子どもなら最も熟睡していてほしい時間です。寝入りに最も深く質の高い睡眠になっていることが、子どもも大人も大事なことだと言われています。果たして、どうでしょうか。まだ起きている子どもがいたとしたら、夢に誘うメラトニンが、あまり有効に働かない生活環境や生活リズムになっているかもしれません。朝日を浴びて午前中に体を動かすことや、寝る2時間前にはテレビは消して白い光を浴びないようにしたり、安心と満足の心理状態で、眠くなっていくような、生き物本来の生活リズムを保障してあげることが、難しい時代になっています。お母さん、お父さんだけでは、どう考えたらいいのか、どこから始めたらいいのか、わからないかもしれません。

子どもの人権条約(と私は訳すべきだと思うのですが)に批准している日本は、子どもの最善の利益を優先する政策の実施に躊躇すべきではないのです。これは国民的に議論してほしいテーマです。保育界では非認知的能力とか情動的スキルという言葉は浸透しました。同じように、保育における睡眠の質も早く常識化させたいものです。

第1回 睡眠講座「Mam’s Salon」開く

2021/06/15

今年度初めての睡眠講座「Mam’s Salon」を開きました。参加者は保育園の保護者の方と、地域の方の2名でしたが、これから連携をとっていきたい千代田区社会福祉協議会のアキバ分室の方もオブザーバー参加していただきました。この睡眠講座の内容は、日本人の多くの大人が知らないことが多いものです。しかも、何も知らないで子育てを始めてしまうと、当たり前と思ってやっていることが、実は違っていたということが結構あるのです。ぜひ、一度は聞いていただきたいと切に思います。詳しくは、このホームページのアーカイブ「睡眠講座」や「早寝早起き」をご覧ください。

疑った方がいい「当たり前」とは、たとえば「寝かしつけ」がそうかもしれません。子どもは赤ちゃんの頃から、自分で寝る力を持っており、なんとか寝たいと思って、むにゃむにゃいったり、指しゃぶりしたりしながら眠ることができます。あるいは寝ようとしているのです。そこを大抵の日本人の親は、誤解してかまってしまいます。このことは、なかなか理解してもらえない、最大のポイントかもしれませんね。今日の講座でも、最後にその話になりました。このテーマほど、「もっと早く聞きたかった」となる話なので、妊娠したらぜひ押さえておきたい子育てのポイントの一つのようです。

東社協保育部会の保育研究大会

2021/06/03

今日6月3日は、午後から東京都社会福祉協議会の保育部会が開催している「保育研究大会」に参加しました。参加といってもオンラインでの参加です。当園からは「いま改めて「早寝早起き」の習慣づくリ〜赤ちゃんの睡眠リズムを中心に〜」の実践を報告しました。参加者は5月11日から公開されている発表動画を事前に視聴してから今日のライブ協議に参加します。今日はそのライブ分科会が開かれたのです。

5月の日本保育学会でも感じたのですが、事前収録を視聴できる形のリモート開催は、事前にじっくりと内容を理解できるので、とてもいいと思います。ライブ参加だけの時は、聞き逃したらそれで終わり。視聴し直しができません。それに引き換え、録画されているものなら、都合のいい時間に視聴できるので、とても勝手がいいのです。

一方でライブでのグループ討議もあるので、リアルな話し合いの感覚も体験できます。参加者もリモート方式に慣れているのか、それほど違和感も感じません。一年前に比べるとかなり馴染んできたという感じでした。

さて、実践内容の方ですが、当園は開園して2年が経ちましたが、生活リズムづくりは、この間1年半に渡って取り組んできましたが、いま見えてきた風景は、子どもにとって何がいいのか、保護者のみなさんと一緒にじっくりと考えていこうという、長い道のりの風景です。その道は、それぞれの子どもの実際に合わせて歩んでいく道です。今日の話し合いではその長い道の歩み方は多様であることを確認できた気がします。今年の睡眠講座は6月15日から始めます。

収録録画は以下から見ることができます。

https://eqm.page.link/68po

子どもの早寝早起きをすすめる会

http://www.hayaoki.jp/video_qa.cfm

 

 

朝日と運動がセロトニンを増やし夜の睡眠の質を高める

2021/04/08

今年度初めて、朝の運動タイムの担当をしました。新わいわいさんが伸び伸びと体を動かしています。ネットを2段階にしているだけですが、首を入れてから肩を抜き、お尻も持ち上げて、全身がネットの上側へ入っていく流れを見ていると、「あれ、いつの間にこんなに上手になったんだろう」って、びっくり。その動作の中だけでも、関節を動かし力を入れる方向が体の体幹を支える内筋に「効いているだろうな」と思えます。いっぱい使われている筋肉は、いわゆる身のこなしの滑らかさや姿勢の良さに必ず結びつきますから、これは身体にとっての宝物です。本人は「高い方に登れたよ」と嬉そう。

しかもクライミングも中程まで登ってしまいます。トランポリンも楽しそうです。1、2、3と数えてながら跳び、・・58、59、40、41・・と何度か40から59を繰り返して、ポイっとお友達と交代。とにかく笑顔が絶えません。いい朝の迎え方ですね。

朝7時までには起きて、朝日をしっかり浴びること。午前中にうっすらと汗をかくくらい運動すること。これでセロトニン全開です。このホルモンが高まるからこそ、それが睡眠ホルモンであるメラトニンの産生につながって、質のいい睡眠をもたらすのですから、朝日と朝運動は「金」です。この二つは良いことづくめです。

今日は永持伸子さんによる睡眠講座の研修をしました。「夜のテレビやスマホの光は身体への影響がとても大きいので、寝る2時間前には消して欲しい」という話に、私たち日本人は、あまり気にせずに、子どもに白い光を当て過ぎていることにもっと敏感にならないといけないと感じました。先日の「すいすい組の保護者会」で、テレビやゲームの見過ぎややり過ぎが話題になりましたが、その話とは別の次元で「白い光の悪影響」について、もっと勉強しないといけないようです。

睡眠講座で気づいた「おやすみなさい」の意味

2021/02/22

今日は16回目の睡眠講座が開かれたのですが、私は乳児の「記憶力」の発達にあった援助について学ぶことができました。6ヶ月ぐらいの赤ちゃんは、数日しか記憶がないそうで、1歳を過ぎていくと1ヶ月前のことも覚えているようになっていきます。すると「寝ているから気づかれないようにそっと寝かしてあげる」方法が通用するのは6ヶ月ぐらいまでで、それ以降になると記憶力が発達して、目が覚めた時に起きている時のことを思い出して「寝るつもりじゃないかった」子にとっては、目覚めると「起きようとしてしまいがち」だそうです。ですから、寝る前のことを覚えているようになる頃からは、寝るときに「おやすみなさい」とちゃんと声をかけてあげて、これから寝るんだよ、というメッセージを伝えた方がいいそうです。

睡眠講座は毎回「そうか、なるほどなあ」と気づくことがあるのですが、そんなことを考えていたので、次のようなことにも気づきました。

昼食を食べ終えて本や紙芝居を読んでもらうと、ちっち・ぐんぐんの部屋から、「父さん眠れ、母さんも、兄さん、姉さん、赤ちゃんも、ねんねしな、ねんねしな、ねんねしな」の歌が聞こえてきます。すると、歌い始めると、すぐに布団の方に移動するYちゃんや、最後まで聞き終えてから、立ち上がって布団に移動する子など、自分たちで自然と眠りに行きます。それこそ自発的なゴーツーベッドです。

これは毎日繰り返している習慣になっているからでしょうが、よく考えると、絵本や紙芝居という遊びから、歌を挟んで睡眠へ自ら気持ちが動いていく様子は、睡眠講座でも永持さんがポイントにあげていたことと同じです。それは「これから寝るよ」というメッセージを子どもにちゃんと伝えることです。保育園の場合は童歌ですが、それと同じような区切りのサイン、これから寝るよ、のサインをご家庭でも用いてみるのもいいかもしれませんね。

食事の後は絵本を読み、歌を聞いて眠りにつく。それぞれを声かけでやらせようとするよりも、それぞれが子どもにとって「好きなこと」を順番に並べてあげるという感覚で、毎日、同じ順番や流れを作ってあげるといいのかもしれません。

睡眠の質を良くする安心感と満足感

2021/02/18

月に2回のペースで開いてる睡眠講座「マムズサロン」は今日で15回目になります。今日は4月の入園が決まった保護者の方の参加がありました。子どもは成長していくにつれて、睡眠に関する課題も変わってきます。特に保育園での生活が始まると、家庭とは違った環境での過ごし方になります。家庭とは違う環境での「午睡」もあります。子どもの睡眠の質を良くするには「安心・満足」な気持ちで睡眠を迎えることができるといいでしょう。それは保育園の午睡も同じかもしれません。

保育園生活に「慣れる」には、次の3ステップが必要になります。まず、起きている時間に「遊び」を通してお友達や先生と仲良くなること。次に保育園の「食事」に慣れること。授乳や食事の味や食べ方も家庭と違うかもしれません。

そして、3つ目が「午睡」です。家庭と異なる場所で親御さんと離れて寝ることができること。こうやって、遊び、食事、睡眠のぞれぞれに違った「慣れ」が必要なことを感じていただけると思います。それぞれが「安心・満足」なら素敵です。そうなるとき、遊びも食事も午睡も、質が高い営みになることでしょう。睡眠講座では、毎回、睡眠インストラクターの永持伸子さんが、この睡眠の質を高めるためのコツを、詳しくやさしく説明してくださいます。

今日は夕方に雛人形を飾りました。子どもたちも綺麗な赤い布を敷いたり、人形を並べたりすることが楽しくて、せっせと手伝ってくれました。場所は昨年と同じ3階から屋上へ向かうところで、階段をひな壇代わりにしました。ただ、まだ完成していません。というのは、お手伝いをしてくれていた子がお迎えの時間がきて「やりたかったお人形を並べ終わること」ができなかったので、あえて五人囃子の楽器を手にするお供えを明日に残してあります。明日19日がお雛様を飾るのに、ふさわしい日でもあります。

11回目の睡眠講座マムズサロン

2020/11/20

 

今年度はすべてzoomで実施している睡眠講座「マムズサロン」が、今日で11回目になりました。講師は睡眠のスペシャリスト永持伸子さん。睡眠科学と実例に基づく具体的なアドバイスが好評です。今回は兄弟姉妹がいるときのポイントをたくさん聞くことができました。

最も印象深かったことは、「第一子を大切に」ということです。赤ちゃんができると、どうしてもそちらに手がかかります。つい、どうしても上のお兄さんやお姉さんにとっては下の子のために「お母さんを取られた」という気持ちを抱いてしまう場面が出てしまいます。それと睡眠が関係します。

今日の講座の内容ではないのですが、まず、睡眠学の基本を押さえておきましょう。質のいい睡眠は、睡眠ホルモンのメラトニンが相応しいタイミングで増えて睡眠を促します。夜に増えて昼間は減ります。その量は脳内の体内時計に従っています。

一方で、光に当たることで増える三大脳内神経伝達物質の1つであるセロトニンが脳を活発化します。朝、起きたら光を浴びることがとても大切です。併せて覚えておいて欲しいのは、メラトニンの材料がセロトニンである、ということです。よる寝るのが遅い子で、その理由が眠くなるメラトニンの分泌が少ないことによる場合、セロトニンの産生が少ない可能性もあります。

セロトニン不足は、メンタルヘルス不調に繋がり、ストレスに弱く、我慢強さや機嫌良さなどとも関係します。人が活発に活動したり、眠くなったりする「現象」の舞台裏でそれらを司っているものの不調は、いろいろなことに影響を与えています。

そして睡眠は安心して幸せな気持ちになることが、より良い睡眠を作るということです。その時、愛情ホルモンと呼ばれるオキシトシンが分岐されています。心地よい、安心した心持の中での睡眠は、とても質の高い睡眠を生みます。

さて、今日の話に戻ります。第二子ができると、二人の入眠時刻が違ってきますが、望ましいのは第二子が赤ちゃんのうちは先に寝かせてからお兄さんやお姉さんが入眠できるようにすることです。第二子ができても、お兄さんやお姉さんの安定した生活は変わらない、ということ、自分の安心できる場所は奪われない、ということを実感できるようにしてあげることが、夜の安心できる睡眠にもつながるということです。

また、お兄さんやお姉さんが不安定な時、そしてお母さんが甘えや安全基地になっているなら、第二子の対応をお父さんにやってもらうことです。夜ぐずったりしてときに、お父さんが兄や姉を連れて夜の散歩などに出かけるのではなく、お母さんが、それまでと変わらない対応を続けてあげる方がいい。お父さんの子育ては、授乳以外はお母さんと同じことができるからです。

こんな具体的なノウハウをたくさん伺うことができました。意外なポイントを発見できる睡眠講座、睡眠と昼間の姿に気になる方は、一度受講してみてはいかがでしょうか。12月は4日(金)と22日(火)です。いずれも10時から11時。無料です。c.seiga@chiyodaseiga.ed.jpまでメールでお申し込みください。

 

睡眠講座マムズサロンの11月以降の開催予定

2020/11/02

Mam’s Salon 全体ポスター(2020年度)11〜3月のコピー

11月以降の睡眠講座「マムズサロン」の日程が決まりました。前期に続き全てZOOMで開きます。全て無料です。講師は永持伸子さん。

自宅からご家族で参加できます。ご夫婦でどうぞ。

時間は毎回午前10時〜11時です。

11月6日(金)20日(金)

12月4日(金)22日(火)

1月15日(金)

2月18日(木)22日(月)

3月5日(金)19日(金)

参加申し込みは、電話かメールでお知らせください。

電話 03-6811-6686

メール  c.seiga@chiyodaseiga.ed.jp

 

第4回 マムズ・サロンより

2020/02/25

「これからの保育園入園を控えているため、それに向けての生活リズムの心構えができた。夜泣きのタイミングやその改善方法が知れてよかった。常夜灯NGがわかったのは、とてもよかった」

今日の参加者の感想です。保育園生活が始まるというのは、育児休業中の保護者の方も仕事が始まることになるので、子どもの生活リズムも変わってきます。今よりも朝起きるのが早くなり、仕事から帰ってきて晩御飯を食べさせてお風呂に入って、8時半にはお布団に入って電気を消して・・そうした生活リズムを作っていくために必要な準備がとっても大切な時期です。それをどのようなことから始めたらいいのか。今回はその「逆算マネジメント」のコツを中心に、ポイントをまとめるような会になりました。

理想の睡眠サイクルになるまでのポイントを、私なりに、まとめてみました。

(1)夜の睡眠は10時間から11時間が必要。

これは0歳から小学生になるまで同じです。夜の睡眠時間を10時間確保しようとしたら、朝7時に起きても夜9時には寝ないと確保できません。小学校は朝8時15分に着席していることをイメージすると、歩いていく通学時間を考えれば7時何分に家をでる、すると何時にトイレを済ませ、何時に食事を済ませ、何時に起きないと間に合わないか。小学生になるまでを見通して、今から生活リズムを整えるようにしましょう。

(2)逆算マネジメントで生活リズムを作ろう。

朝起きる時間が決まれば、そこから11時間の睡眠を確保するには何時に寝る必要があるか。夜8時か8時半か9時か?そこから逆算すると、何時に布団に入るか。ツンツン・ごろこごろ・心のスキンシップの時間を考えて何時に食事を済ませるか。何時に夕食の準備を始めるか。何時に保育園にお迎えに行くか。

(3)お昼寝の時間を補って11時間にするのではない。

夜の睡眠は特別であり、それ自体として確保しないといけない。足して11時間になればいいというものではない。夜の睡眠が確保できるように、お昼寝は調整すること。

(4)お昼寝を短くして夜が良く寝るならそれでいい。

3歳ぐらいまではお昼寝をしても夜ちゃんと11時間寝ることができる。4歳以降から昼寝が長過ぎると夜の睡眠が短くなってしまうリズムの崩れがあるなら、お昼寝は短く、あるいは無くしたほうがいい。そこには個人差があるから、一概に何歳だからとか何時間だからということはできない。

(5)日本人は世界の中でも睡眠時間が短い。

子どもも短い。子どもがよく寝ている国は北欧とニュージーランド。北欧は学力も高い。睡眠と生活リズムと学力の高さにも相関関係が見出せる。中学生も夜9時には寝ている。単に勉強時間が長ければ学力が良くなるという関係は疑わしい。

(6)夜の睡眠の質が高いと、昼間の活動や学びの質も良くなる。

学校での学習の質が高くなり、脳の集中力とか、主体的に考えることなどの質と影響する。

(7)睡眠には質の違いがある。

最初の深い眠り(ノンレム睡眠)の時に、成長ホルモンなどが出る。明かりの影響が最初の眠りの質を貶める。睡眠は単なる休憩ではない。脳を育て、知識を定着させ、神経細胞を整えるなど、多様な役割がある。

(8)夜の睡眠をよくするには24時間の生活リズムが大事。

午前中に活発に活動する。脳は10時から12時にもっとも活動できる。夕方から脳は眠りたいタイミングに入る。

(9)寝る部屋は基本、真っ暗にすること。

常夜灯は不要。夜起きて何かするときだけ。エアコンや空気清浄機の電源の点灯や、加湿器のほの赤い灯などもタオルをかけて口のところだけ開けて使う。

(10)眠るホルモンの分泌を妨げる青白の光

昔のブラウン管テレビと今のとは光の性質が異なり、青色や白色が多いので子どもの脳は、それに依存するようになり、覚醒させてしまう。その光の影響はテレビよりもスマホ、スマホよりもタブレットの方が影響は大きい。

(11)小児科学会は、いつであろうと2歳まではテレビはNG。

これは世界の常識になっている。日本はいつの間にか忘れられているかも。もし見るなら親子で双方向性を保つように見ること。子どもが受動的に受け身で見るだけはよくない。

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