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地域連携(保育アーカイブ)

神田祭を親子で楽しむ (オ 社会生活との関わり)

2025/05/10

保育園として神田祭に参加するのは、前回に続き2回目。前回は職員10名が神輿を担ぎましたが、今回は初めて園の親子も参加して子ども神輿を担ぎ、また山車を引かせてもらいました。

岩本町三丁目の子ども神輿と山車は、12時半ごろから山崎パン本社前の御神酒所から出て、午後2時ごろまで町内を練り歩きました。3時半には隣町の須田二丁目町会と東松下町会と合同で柳森神社前で御霊にお礼参りです。神田明神へお宮入りは明日11日です。

さて江戸三大祭りとも言われる神田祭。その本物の祭りに保育園として参加させていただき、とても貴重な体験になりました。保育園に在園している親子が約19家庭参加されたので、子ども神輿と山車の周辺は活気にあふれ、その賑わいを包み込んでいる地域の方々の思いに接して、図らずも目頭が熱くなったほどです。

地域の行事を見るだけではなく実際に参加してみることは、保育から見ても大切なことが含まれていそうです。地域の一員であるという実感をいつどのように感じるのかは、わかりませんが、こうした積み重ねが「自分のまち」という意識を醸成していくものになっていくのでしょう。

当園からは私も含めて職員が12人参加したのですが、知っている大人が法被をまとい手拭いを結び、粋な格好で普段とはちょっと違うメリハリを効かせて振舞います。子ども達から見れば、多くの知らない大人たちが大勢いて、その中に、よく知っている大人が一緒に混じって「わっしょい、わっしょい」と神輿を担いている。その姿は、子どもたちにどんな印象を与えたでしょうか?

そしてお父さんお母さんに手を引いてもらいながら、その神輿を担いだ、山車を引いた、抱っこしてもらって太鼓を叩いた。太鼓や鐘の囃子の音や大人たちのリズミカルな掛け声や身体的圧力を感じ、柏木の透き通るような音や、一本締めの手拍子、そばで声援を送ってくれている親の声。そういう祭り独特の空間に身を浸しきった時間。

21世紀も四半世紀が過ぎたこの時代に、江戸時代から続くといわれる地域の祭りを体験すること。その意義を確認したり、再発見したりする営みが必要だとしたら、何をどう考えたらいいのでしょう?

それはきっと、地域の当事者が主役となって、まずは一緒にその時間を体験することで、そこで感じる感覚を大切にしながら、言葉ではいい表せないことを紡いでいくことなのかもしれません。

藍の会からいただいた種をまきました(キ 自然とのかかわり・生命尊重)

2025/03/24

神田藍の会から頂いた種を育てようと活動を始めました。

以下は3月24日(月)の主任の保育ドキュメンテーションからの紹介です。

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江戸を代表する藍染めの浴衣(ゆかた)と手拭(てぬぐい)の大半は、紺屋町一帯(保育園を銀座方面)の染物屋で染められました。「その年の流行は紺屋町に行けばわかる」と言われていたほどで、紺屋町の名物が江戸の名物でもありました。 「地域の文化を身近に」と活動を進めている藍の会。最近は神田地域の事業所なども参加して藍を育てているそうです。

 

保育園でも、この「藍」を育ててみようと早速種まきをしました。(先日神田明神にて奉納したもの)

まずは、たねについて考えてみたり、想像したり、思い思いに感じたことを伝え合っていました。

色は・・・「黒、茶色、緑、肌色、おうどいろなど 固さ・・・「固い、つぶれない、痛い」 疑問に思った事「どうなんだろう」「どうやってはなになるんだろうか」・・・・

藍の会の方から頂いた育て方の手紙をみんなで読んでみました。

「第一関節」(人差し指)というワードに「むむむ?」と。

植え方を知って、早速やってみました。

さて、3週間くらいで芽が出てくるとのこと。 夏には、葉が取れてそれで藍染め、叩き染め。 食べる事もできるとのこと。 さらに、花まで育ててまた来年に楽しみに。。。 どうなっていくのでしょうか。

植えたプランターをどこに置こうか? 子どもたちが考えて「玄関」「お部屋」「ベランダ」の3か所に置きました。 これから、藍の育ちを見守っていきます。

 

 

神田明神へ 藍のタネを奉納 (オ 社会生活との関わり)

2025/02/28

神田に「藍の花」を咲かせよう!(藍は愛でもあります。)そんな温かい交流の輪を広げようと、千代田区で藍を育てる活動を進めている「神田藍の会」の方々と一緒に、今日は神田明神へタネの奉納へでかけました。

当園からは、年長と年中の子どもたちも奉納に参加させてもらいました。本殿のちょっと高い椅子にちょこんと座らせてもらい、かしこみ、かしこみ。頭を下げて、「どうなっているんだろう?」と周りをキョロキョロ。神主様のお祓いや祈念の様子は子どもたちに見せてあげたいけど、そこは我慢して頭を下げていました。可愛いかったです。

神馬(しんめ)の「めいちゃん」にも会ってきました。

神田藍の会では、3月15日に一斉に藍のタネを植えます。保育園でも行います。みんなで藍を育てましょう。

活動されている方々とお会いできて、コミュニティーの輪がまた広がりそうです。神田学会の副理事長、大妻女子大学の学長、小学校PTA会長などの方々とお会いできました。

 

保護者と一緒に「子どもの権利条約」の理解を深める

2025/02/09

新宿・高田馬場にある当園の姉妹園「新宿せいが子ども園」は2007年の開園当初、学童が併設されていたのですが、その卒園児保護者らで作られたコミュニティ「落四小学区域の学童クラブと地域の子どもたちを考える会」(代表・渡辺仁子)が9日(日)午前、同園で「子どもの権利条約って何だろう?」と題するイベントを開きました。会場には20人ほど、オンラインでの参加者が高校生や学校の先生方も含めて100人ほどになりました。

この「考える会」は同園が待機児童解消のために定員を1・5倍に増やした際に、学童が地域に移管され、その後この会が発足して、地域を巻き込んだ活動をしてきました。今回のイベントは7回目になります。

参加申し込み時にとったアンケートによると「子どもの権利」に関するは「優しい教育を受けられる権利」「子どもが子どもとして生きるうえで尊重されるべき必要な権利」「子どもがもつ当たり前の権利」「家庭での子どもの権利のあり方は、とても深刻な課題であると感じる」・・など。最初に司会から紹介されました。

最初に、同こども園の園長で、社会福祉法人省我会の理事長でもある藤森平司園長が、40分ほど話しました。内容はOECDなどの調査結果を紹介しながら、日本の若者の「生きる力」が本当に育っているのか? 主体的に学ぶ力、学ぶことが楽しいから学んでいるという姿になっているのか?といった話でした。

この話を聞きながら、その頃のことを思い出しました。1989年(平成元年)に国連が採択し、その後日本が1994年(平成6年)に批准するのですが、これをうけて平成11年改定の保育所保育指針の第1章総則に「乳幼児の最善の利益」(the best interests of the child)という言葉が冒頭に登場します。日本の批准から昨年は30周年でした。

この間、その理解は<深化>し続けているように感じます。現在は子ども主体の保育といえば、GTでは<子どもの発達にあった選択や参画、自己決定>などがキーワードの一つです。自分に関係することに自分らしくコミットメントできる環境を、子どもにとってどう可視化するか、また同時に、そこで生じる遊びや学び、探究など、ものや他者との間との相互作用や創発する子どもの姿をどう深めていくか、ということと関係していきます。

私たちは慣れ親しんでいる「子どもの最善の利益」。子どもの意向や考え(view)を尊重するということは、実際の保育の姿として深め続けられていると言っていいでしょう。たとえば象徴的な姿をあげるなら、赤ちゃんの鼻水を拭いてあげる時も、今はちゃんと声をかけて同意をえてから拭いてあげるように変わっています。虐待や不適切保育などは論外ですが、いまだに続いていることから目を背けることもできません。

続いて中山利彦副園長は、子どもの権利条約が成立してきた歴史的過程を簡単に振り返りつつ、条約の特徴を説明しました。また4コマ漫画でわかりやすい本『保育に活かす子ども権利条約』も紹介されました。この本は日本保育学会でも推薦されました。続いて元ソニー開発マネージャーで富士大学教授の鬼木一直教授が、主体的な子どもを育てる育児のポイントを解説しました。

その後、グループに分かれて10分ほど意見交換。「学校の決まりやルールが受け身になってしまい、保育園のときのように、自分のこととして、親子で話し合ったり、考えてかかわる感じになれないのはどうしてだろう?そういうことを話し合う機会もなくなってしまったように感じる」(卒園児の母親)など、いろいろな話題がでて、話し合ったことを共有しました。最後に質疑応答のあと地域からの報告がありました。地域からの事例としては「子どもが笑顔になるサポート」がいくつか紹介されました。2時間のなかにギュッと内容の詰まった学びの時間でした。

I小学校で図工の魅力にハマる

2025/02/06

1回目の小学校訪問で「小学校行きたい!」の気持ちにギアが入っている年長すいすいさん7名。今日はもう一つのI小学校に出かけました。8時45分登園もばっちりで、これからだんだん登園時間を早くして小学校時間に合わせていきます。近隣の3つの保育園と合同で授業を参加させてもらいました。

まずは2年生の教室。ぴょんぴょんガエルを作っていました。教えてもらってすぐにマスター、やりたい!、つくりたい!という眼差して食い入ってみてました。そして帰ってきてから食後にすぐに完コピして作ってました。担任曰く「普段からいろいろ自由に作って遊んでいる経験から、あっという間に完コピして仕上げていました!」だそうです。

5年生の図工もみせてもらいました。こちらも中に入らせてもらい、板と釘と輪ゴムを使ってピンボールのような製作をお兄さん達がしていました。

「おぉ、、、これも作ってみたい。。。」いろいろな道具や素材が並んでいて、あれはなんだろう、どうやって使うんだろう?と興味津々。優しいお兄さんが使い方を教えてくれました。

以下は今日のドキュメンテーションから。

<廊下には先輩たちの焼き物の作品。 Yちゃん、お姉ちゃんの作品を見つけ嬉しそうでした♪>

<図書コーナーも案内してもらいました。 魅力的な本がいっぱいで、しばらく座り込んで読んでいました。図書の先生曰く、せいがの子達はみんな本が好きだっておっしゃっていました^^>

ちょうどその時、卒園児の5年生NUくんが友達に「保育園の時に園長ライオンにもエルマーとかいろんな本も読んでもらっていた」と説明。彼も熱心に聞き入っていたことを思い出しました。

<見学の後は、アイグラン、ほっぺるランドのお友達たちと一緒に和泉公園で遊びました。 まずは3園のみんなで何をするかのプチ会議。 最初は鬼ごっこ!少しずつ打ち解けていきます。>

<「お友達出来たよ♪」嬉しい言葉を子ども達から聞きながら、ご飯を食べに保育園に帰りました^^>

小学校で一緒になる年長さん同士、名前も覚えあって、いい交流になりました。

 

 

みんな「楽しかった」という千代田小訪問

2025/01/28

担任が「小学校、どうだった?」と聞くと、7人全員が「楽しかった!」と手を挙げました。今日は年長の7人で千代田小学校を訪問したのです。

9時25分からの2時間目。1年生が英語と図工、2年生が算数でした。まず最初の英語が、楽しそうでした。スクリーンの映像をみながら、体を動かしながら歌うように英語を口にしていました。

隣のクラスは図工で、画用紙で箱型のカエル人形を作っていました。手元がスクリーンに映し出され、それを見ながら製作しています。

算数をやっていたクラスは「どうぞ入っていいのよ」と誘われて教室へ入ると、担任の先生から、いわゆる「百ます計算」のようなプリントを全員にいただきました。

実はこれをもらった子たちは、やりたい!と保育園で計算を始めたのです。すごく意欲的でびっくりしました。

教室で先生から直接いただいたプリントは、宝物のようなのでしょう。この子達にとっては、たぶんプリキュアの塗り絵のように輝いていることでしょう。

こういうきっかけから、算数の足し算に親しむことができるのもアリだろうと思いました。

授業参観がおわると、ちょうど中休み。2年生3年生4年生になっいてる卒園児との再会もできて、校庭でバスケットや雲梯、鉄棒などを楽しんで帰ってきました。

 

モノがたり ワークショップ(2月23日)

2025/01/18

20250117 モノがたりワークショップ

保育園に「演劇」の楽しさを運びにきてくださっている宮野祥子さん(桜美林大学の演劇学の先生)が、2月23日(日)に近所の海老原商店で「モノがたり」というワークショップを開きます。物語ではなく「モノがたり」。どんな内容かというと・・

かたちのある「モノ」、ない「モノ」を、参加者がもちより、そのモノについて「かたり」、一人ひとりの「かたり」を重ね合わせて、「ものがたり」をつくりだし演劇にする、ワークショップ。

・・だそうです。参加者も2月21日(金)まで募集中です(8名まで)

最後には19時ごろから、出来上がった(?)「モノがたり」の発表会を開きます。

保育園でも「エンゲキ」を楽しんでいます。興味ある方はぜひ、どうぞ。

岩本町三丁目町会の新年会に参加して

2025/01/07

先ほど自宅に帰ってきたのですが、午後6時から岩本町三丁目町会の新年会に出席してきました。皆さんの住んでいるところにも町会があるでしょうか。マンションやアパートだと管理組合には所属していても、その町会には入っていないかもしれません。町会に入ろうが入るまいが、生活に対して影響はない。そういう感覚になっているのが町会なのかもしれません。

一方で、私はこの町会のようなものがもつ「公共性」に、これからの時代にきっと必要になるだろう、ある種の可能性を感じています。新しい暮らしや自治や経済を育む土壌になる可能性が、町会のようなところに、その可能性があるのではないか。そんなことを随分前から感じています。防災や防犯、保育や介護、独居老人や徘徊、育児の互助組織・・かなりいろいろなことが地域に期待されてはいます。

さらに、家庭と職場と学校だけでは、地域の暮らしや政治や経済について「話し合う空間」「子どもを養う空間」として足りないような気がするからです。現代は、その代りSNSが活況を極めているのですが、どうもそれだけでは、自分の住んでいる地域の「足りないもの」が見えてこないのではないでしょうか? というか、そのテーマの地域は一体どこに行ったのか? 家庭、学校、地域と言うときの地域とは、どこにどのようにあるのか?といったことです。

地域がもしあるのなら、そこには公共性というものが育つ、人と人が出会い、語り合うリアルな空間が必要なのではないでしょうか?個人がバラバラにされていない共同的な空間です。いざとなったら、助け合うような他者が確認できるような関係もあって、自分が磨かれていくような場所です。

・・みたいなこととを考えている中での、町会の新年会でした。役員らとその関係者が中心なのですが、面白いのは、この町の政治や経済に直接、間接に利害関係がある人たちも参加されているのです。私が「足りないかも」と感じるものを育てたり、活性化させるために必要なことはなんだろう?そんなことを考えながら参加しました。

ここの町会は、年間でかなりのボリュームの資金と人材を投入して、たとえば神田祭をはじめとする社会活動が展開されているのですが、町会の個人参加率は低いのです。先月の住民台帳によると、岩本町三丁目町会の人口は763人です。世帯数は544という、小さな町です。

しかし、その規模に惑わされてはなりません。その地道な地域活動をリードして支えているのは、まぎれもなく町会の方々なのです。住んでいる人は少なくても、その活動を盛り上げているのは、町会のみなさんなのです。全く頭が下がります。ぜひ、仕事で忙しい保護者のみなさんも、地元の町会のメンバーになってみて、町会の活動に関心をもって参加してみませんか?

ところで、千代田区には、このような町会が107あります。100を超える町会があるのですから、それぞれの町会に1000人ぐらい住んでいるとすると、人口は10万人ぐらいいてもおかしくありません。ところが千代田区の人口は6万8892人です。町名が122あるのですが、最も多いのが一番町の1836世帯4123人です。反対に、8つの町名には人が住んでいません。ゼロです。(住宅地がない皇居と日比谷公園を入れると10になります)その8つとは、丸の内三丁目 大手町二丁目 内幸町二丁目 霞が関一丁目 霞が関二丁目 一橋一丁目 神田花岡町 神田相生町です。

つまり、住んでいる人はちょっぴりだけど、企業や官庁街がひしめき、昼間人口は80万人を超えるといわれています。その中で営まれる町会は、どんな公共性を目指せばいいのでしょうか? 自治体のガバナンスはもう一つ上のレベルの組織が担います。千代田区の各種公共機関、選挙で選ばれた千代田区議および行政の長である区長です。もちろんその上の東京都と国のそれとも密接に絡み合います。

町会も、この領域とは密接なポジションにあるのは間違いありません。町会はさまざまな親睦を深めるイベントや地域に力を注いでいます。それらのイベントや活動を通じて、つながりあうネットワークのなかから、大切な人と人のつながりや、公共性が育てているます。その貴重な町会活動に保育園として、どのような貢献を果たして行くことができるでしょうか?また、どんなことを大切にしていけばいいのでしょうか? 保育や教育という営みから、町会との関わり方を模索してみたいと思います。

アキバ分室で睡眠講座「赤ちゃんねんね」

2024/09/30

今日9月2回目の睡眠講座「赤ちゃんねんね」は、保育園から最も近い「子育て広場」もある千代田区社会福祉協議会のアキバ分室で開きました。今年で3回目になります。広場に集う0歳から2歳ぐらいの親子向けに、睡眠衛生士の永持伸子さんがシンガポールからZOOMで話をしてくださいました。

最初に会場から「夜に何度か目が覚めてしまうので続けて寝るようになるには、どうしたらいいか」などの質問を受けて、その内容への解説も盛り込みながら、夜の睡眠の大切さや、親子共々ぐっすり眠れるためのコツを教えてもらいました。

私たちの睡眠は、生物としての根源的な基盤に根ざしています。1つのノウハウのように思えることも、その根拠をたどっていくと、人間の長い進化の中で、身に付けた必然性にたどり着くように感じます。

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