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TEL

2022年 4月

4月26日 昼食

2022/04/26

ルーロー飯

春雨サラダ

スティックきゅうり

中華スープ

いちご

交通安全指導

2022/04/25

万世橋警察署の警察官の方が来てくださり、交通安全指導を行ってくださいました。

 

実際に、横断歩道を渡る練習をしてみました。右左を確認し、手を挙げて渡ります。

子どもたち、とても上手でした!

楽しみながら交通安全について学ぶことができました。

子どもたちから気づかされること

2022/04/25

今日の朝、制作ゾーンで遊んでいた際、納得のいかないことがあり、塗り絵や色鉛筆を投げ捨て怒りを表現していたゆうちゃん。

保「どーしたの?」

ゆ「・・・」

保「今はお話したくない気分?」

ゆ「・・・」

保「じゃあ、お話出来そうになったら教えてね」

ゆ「・・・(うん)」

しばらくすると、自分から私の所に来て、「ピーステーブルでおはなしする」と言いました。

ピーステーブルに移動すると、(以前保護者会でも紹介した)このおもちゃを触りながら自分の思いを伝えてくれたゆうちゃん。

どんどんどんどん言葉が出てきました。

・・・

「言葉でお話してくれて、ゆうちゃんの気持ちが分かったよ。泣いたり投げたりしてるだけじゃ分からないから、今みたいにお口で伝えてごらん。」とお話しました。

わいわい組での年間目標でもある、【自分の思いを言葉で伝える】というのは、今のわいわい組の課題でもあります。

全体的に、まだ言葉で自分の思いを伝えることが難しいことも多いのですが、しばらく自分の気持ちと葛藤した末、自分から伝えに来てくれた姿にとても成長を感じました。

ピーステーブルはお友だちと話し合いをする場所なのですが、自分の気持ちを吐き出せる場所でもあるのかもしれませんね。

 

今日からお部屋の環境が少し変わったので、午前中はグループに分け、新しくなったそれぞれのゾーンの使い方を子どもたちに説明しました。

わいわい組は、まだ3階に来て間もないため、クイズ形式にしながらみんなでルールを確認したりして、より詳しくお話をしたのですが、その後遊び方ががらっと変わり、とても夢中になって遊んでいる姿に驚きました。

お約束は分かっていても、”やりたい”気持ちが勝ってしまい守れない・・・という子も中にはいたのですが、忘れてしまっている子には友だち同士で伝え合ったり、”ああ!そうだった!”と思い出しながら守ろうとする姿がありました。

今日一日とても夢中になって遊んでいる姿があり、そんな姿から、改めて、子どもたちの【今】の姿に合わせ、ワクワクするような環境や、”もっとこうしたい” “こんなのつくりたい!”が出てくるような環境作りの大切さを感じ、そんな体験をたくさんしていきたいな〜と思った一日でした✨

社会情動的スキル② 交通安全指導

2022/04/25

今日25日(月)は、万世橋警察署の方に来ていただいて「交通安全指導」教室を開いていただきました。にこにこ組は2階でスクリーンに投影した動画で、わいらんすい組は3階で、模型の信号を使って横断歩道の渡り方を学びました。「右見て、左見て・・」を知っている子どもたちでしたが、大半の子どもが実際にやっていることは、ただ右や左に顔を振っているだけで、車や自転車が走ってくるかもしれない、と「見よう」としていません。

中には首振り人形のように、左右に ブルブルと動かす首振り人形になっている子もいて、わいわい(3歳児)くらいだと、振り向くことと見ることがつながっていない子がほとんどと言っていいでしょう。「右見て、左見て」のポイントは、どこを見るんだっけ?どうして見るんだっけ?を意識できるようになることでしょう。そっちを振り向いても「自分で」「よく見えてない」と気づいて、自分で「まだ歩き出さない」、「確かに今なら大丈夫」という判断力や自制心、行動コントロールへの意欲を育てることが、交通安全指導における社会情動的スキルの育て方になります。

このことを「3つの資質・能力」の育ちから考えるとどうなるでしょうか。安全に道路を渡るという、リスク回避力を身につけるシンプルな行動目標を達成するため、3つの側面が関係しあっていることがわかります。

信号の意味の理解(知識)、右や左を見る行動スキル(技能)、その知識や技能を使って「今なら安全だな、よし渡ろう」という思考力と判断力が働くこと、そのためにエンジンとなるのが「よし、やってみよう」という前向きな意欲、「できたあ!」という達成感から作られる満足感や自己肯定感、そして何度もやって褒められながら(支えられながら)できた体験から静かに育っていく「情緒の落ち着き」や「明日への期待」、そして自分への信頼感など、「心の根っこ」の部分が耕されていくのです。

道路の信号を守って渡ることは「大事なことだ」という認知的スキルと併せて、今述べたようは非認知的スキルがバランスよく育つこと。これが交通安全指導でも、将来の健康で安全な生活(質の高い幸福な生活)を作り出すために必要なことだということがわかりますね。

4月25日 昼食

2022/04/25

カレーライス

もやしのサラダ

オニオンスープ

オレンジ

麦茶

保育とは?

2022/04/25

保育士の専門性を問われることがありますが、保育では当たり前の出来事から自分が保育士であることを自覚する瞬間があります。 また、同時にそれを教育的価値として評価する事を一般の方々に理解いただくことの難しさを実感します。


金曜日、雨上がりの晴れ晴れとした気候のなか今川中学校へ行きました。 神田ベアーズ、グローバルキッズ神田駅前保育園、2施設との共同利用です。 道すがら、飛行船を見つけることが出来てラッキーな瞬間でした。


さて、今川中学校で自由に遊んでいるなかですいすい組が水溜まりに足をいれて出てくると『足跡』が残ることに気づきました。 先の専門性という部分で、子どもが水溜まりに入ってじゃぶじゃぶ遊ぶ事を私は教育的価値として捉えています。 『あ!水という素材と新しい出会いをしたな。地面が人工物で素材通しの出会いと違いに気付いたんだな。』といった具合です。  そこで、私も入って面白さをクローズアップしてみると、色々と試してみることが始まります。 そこで『あれ?合わせてみたら蝶々のように見えるな』『あれ?○○君の車みたいだな』と少し見立てる要素を加えていると、次々に地面にアートを広げ始めます。 そこまで行くと自然と子どもたちから色々と広がるのです。   少し時間が経つと乾燥して、消えてなくなることにすいすい組が気づきました。ここに気づくのが年齢的な発達感が入ってきます。  今度は、コンビカー、三輪車で通りすぎると『道が出来る』ということから、線路、電車遊び。。。でも、長く繋げたくても途中で切れてしまいます。 あぁーもっと長くしたいと試行錯誤。

 

そんなことをしていると、水溜まりから思いっきり蹴りあげている子が表れました。バシャバシャです。

『おぉ!すごいな。』 と。

 当たり前ですが、他にも子どもがいるので止めようとする先生もいますが、子どもの発達感や姿をよく解っている保育士はそんなことしません。  近付いていき、一言目に『アートだなぁ』と近付きます。 この子は友達が近づいてきたら蹴りません。では、何をしていたかと言うと。

 

お絵描きですね。水しぶきでのお絵描きをしていたのです。

 

ひとしきりすると『出来た!!!』とのことから、私には世界観までは見えませんがアートを写真に残したく彼にスマホを渡すと、角度を考えてパシャリ!!  角度を考えて納める  と言うことが、彼にとってこの遊びが図工であり絵画であり、数学、体育と言った教育的遊びだったと思うのです。

 

休日に水溜まりに入っている子どもを叱る方を目にしました。もちろん、家庭ではやれない事情、そもそもできません。   これは、子ども社会だからこそ成り立つ姿です。

ただ、ここまで説明の前に試してみるという姿がもっと盛んなのが乳児ですね。なので、よくよく解らず大人側が『いやぁ~ーーー』ということもあります。

でも、その試しには意味があるのです。終わらせてしまうのでなくて、試してみる。ただ実際そこはとてもむずかしい。 

 

一先ず子どもは汚して汚くしますので、そのような衣服、動きやすいストレッチではないものを身に付けることは保障していいかもしれませんね。

 

家庭では出来ない事が保育園にはたくさんあります。それは時に理解の難しいことも。そこは、一緒に共有して考えていきたいと思うのです。さて、今週もどんなキラキラした瞬間があるのか楽しみましょう!

社会情動的スキル① 学びに向かう力について

2022/04/24

私の手元に一冊の本があります。その本のタイトルは「社会情動的スキル」(明石書店)というもので、経済協力開発機構(OECD)が、社会情動的スキルの重要性と育成のあり方についての3年間の研究をまとめ、2015年に刊行されました。日本語に訳されたのは2018年です。ベネッセが企画・制作し、翻訳は無藤隆さんと秋田喜代美さんです。そしてのその本のサブタイトルが「学びに向かう力」となっています。日本で社会情動的スキルの重要性が認識され始め、新しい学習指導要領に反映させることになります。そして無藤隆さんが座長だった審議会の中で3つの資質・能力の一つが「社会情動的スキル」なのですが、そのことを「学びに向かう力」と名づけることになりました。

そうすると、私たちが「学びに向かう力」の育成を保育で実践するためには、何が学びに向かう力なのか、中身を理解し、どうやったらそれが育つのかを知る必要があります。この本が提言している内容は、まさにそれに答えようとして、調査した結果です。まだ概念的な内容に留まっていますが、それでも世界が進もうとしている方向性はわかります。またどんな要素が将来に影響するのかという縦断調査も、海外の豊富な調査結果が報告されていて、参考になります。

その中で紹介されている有用な「社会情動的スキル」のかたまりの代表格は、目標達成、他者との協議、感情のコントロールの分野です。それはそうだろうな、と直感的に思います。皆さんもそうだろうと思うでしょう。ここでは「社会的な成功」というものが何か、という価値観も影響することがわかるのですが、目標に向かって力を合わせて協力するためには、自制心などの自分の気持ちや考えや行動を制御できる力が必要だろうということは想像できるからです。ただ、注意したいと思うのは、そこには価値観がある、思想があるということです。それが前面には出てこないけれども、その背景には、民主的社会の優位性が脈打っていることを感じます。

私はこのような書物や研究成果を参考にする際、自分の直感的な判断と異なることがあると、勉強になります。そうか、そういう見方・考え方はしてこなかったなあ、という気づきがあると面白いからです。そういう意味で、自分が納得できる言葉に置き換わるまでこの手の知見は理解する必要があると思っていて、そのような学び方の方が、毎日の普段の保育場面に生かすことができると考えています。

自分で何をするか決めて選択すること、お友達の気持ちや考えもよく聞く場を作ること、選択することから生まれる責任感を大切にしていくこと、そうした意欲や態度を見かけたら、それを「いいね」と強化してあげること(個人差があるので強調の差、手加減を敏感に変えること)、悪いことや誤った行為に対する反応(あえて反応しない、いいところは着目してあげるなど・・)を子どもによって変えること、そうした毎日の保育のポイントがそのままでいいのか、さらにブラッシュアップできる点はないか、そんな振り返りにこのような知見は役立つのです。

日に日に新しい姿が…

2022/04/24

早いもので、4月も後半ですね。この前慣れ保育が始まったと思ったら…。子どもたちが、環境に順応していく力はすごいですね。保育園が一人ひとりにとって安心できる”もう一つのホーム”になっていけるよう、引き続き支えていきたいと思います。

さて、園でも少しずつ色々な姿を見せてくれているちっちさん。

抱っこやひざの上が好きなれあちゃんは、仰向けで寝転ぶといつも泣いて怒っていたけれど、機嫌の良いときにちょっとずつ、寝転びながら大人が顔をのぞいて一緒に遊んだり、玩具に興味を向けてみたり・・・を繰り返すうち、ひとりでゴロンとして遊べることも増えてきました。

ベビージムを見上げて…気付けば足まで使って触っていることも。

にっこり。



自分で遊んだり、興味のあるものに顔を向けたりしながら、自分で動いてみる楽しさや喜び、そして次の発達へ向かっていく動きも 沢山していってほしいなぁと、クラスの中でも話していたので、またひとつ れあちゃんの成長の姿が見られて嬉しいです。


りょうくんは、大人がちょっと離れた位置に玩具を置いてみると…おすわりの体勢から玩具に手を伸ばして、そのまま自分の力でうつ伏せになりました!

紫色の丸いマラカスが触りたいけれど・・・

届かない〜💧


なんとか近づこうと、一生懸命身体を動かそうとしていました。ちょっと近づけてあげると、再び手を伸ばしてゲットしていました。


初めての保育園生活で、体調を崩すことも多いけれど、元気に登園しているときには お腹いっぱいになったり、ぐっすり眠ったりできるようにもなってきて、心も体も満たされながら安定して過ごす時間も増えてきています。いっぱい遊んで、いろんなことに興味を広げて、過ごしていきたいと思います。

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