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はじまりシリーズ(社会)

屋形船親子乗船会 春の親子遠足

2026/06/07

◆非日常の体験を楽しんだ船旅

同じ対象でも「どこから見るか、どこに身を置くか」で、こんなに体験が変わってくるものだ、ということを改めて感じました。毎日眺めている神田川ですが、外から川をみるのではなくて、川の方から周りを見渡してみるという、立場が反転することで、橋も川面も川辺も街並みも、全く新しい風景に変わって迫ってきました。私も和泉橋の上からではなくて、その和泉橋の下を、潜り抜けていくとき、水面と橋の裏側の空間を通り抜けていくという体験は、これからどんな体験が起きるのかわくわくしました。

お寄せいただいたアンケートにもお子さんの様子について「日常生活で必ず目にしている神田川を、非日常の観点で触れることができ、興味深く関心を持ち、喜んで観察していました」と。子どもたちにも、いろいろな新鮮な体験があったことでしょう。たとえば「船に乗って船から見る景色、街並みをじーっと見る姿があったりいろんな発見をして教えてくれたり反応したりしていて楽しい時間過ごせたかなって思ってます」とありがたい感想もいただきました。

◆手を振っていた船に自分が乗っていると・・

 

アンケートから少し紹介させてもらうと「普段、神田川をすいすいと進む船に手を振っていますが、その手を振られる側を実際に経験することが出来てとても貴重な経験をさせて頂けました」というのは、多くの子どもたちが感じたことでしょう。あの船に乗ってみたいという願いが実現したときに、実際に体験していることを、あれだ!と立場を入れ替えて体験してみることは、普段の体験を確かな体験に深めていくことにつながります。

子どもたちは自動車でも電車でも、トンネルを潜るときによく声を出すのですが、第二便の復路では、浅草橋や和泉橋の下を潜るときに、大きな声を張り上げていましたね。橋の下もそこに身を置くと、子どもにとっては、また別の魅力的な空間になるのですね。

◆川、船、橋、電車、東京スカイツリー・・

また「神田川」が「川というもの」が圧倒的な水の流れであること、あるいは「船」というものが、実際に乗ってみることで揺れたり、川面が間近に見えるといったこと。体験も、心動かされるものだったでしょう。そんな姿を感じたというコメントもたくさんいただきました。

「キラキラの波を見ながら、嬉しそうに笑って足をパタパタさせている姿を見て、こちらも幸せな気持ちになりました」「船が川を押し分けて作る波を、興味深く眺めている姿が印象的でした」「外の景色を眺めていて、指をさして「大きい船だよ!こっちは小さい船!」等言っていました。特別な体験として記憶に残ったのではないかと思います」

◆親子遠足で地域の歴史や文化に興味を持って

屋形船は江戸時代から続くものです。このような珍しい体験によって、いつも住んでいる私たちの街が、別の角度から興味を持ってもらうことで、これまでよりも少し違った知識をえたり興味を深めたりして、この私たちの街を好きになり、歴史や未来に興味を深めてもらえたら、こんなに素敵なことはありません。

「子どもは終始嬉しそうで、参加して本当に良かった!と思いました。私たち親も他学年の親御さん達とも関わることができ」てよかったという機会にしていただけたようです。また「安心できるお友達と、いつもと違う環境とで、とてもいい刺激になったと思います」という声も。家族の輪が重なり合うことで、きっと子ども同士の関係世界もひろがっていくきっかけにもなった子もいたことでしょう。

◆親子での時間、ご家族同士の交流の機会にも

例年5月に行う春の親子遠足は、屋形船の手配で今年は6月にずれ込みましたが、8代目三浦屋さんのご好意で実現しました。この行事は、地域探検、上野動物園、神田川探索(屋形船乗船会)を順番にやっていきます。せっかく仕事をお休みにしてしてくださっている日なので、ご家族の交流の機会にしていただけると嬉しです。

電車にのって「ちょっと小松川公園まで」と遊んでくる(ウ 協同性)

2025/10/27

年中のらんらん組と年長のすいすい組だけで、江東区の小松川公園まで、散歩にでかけました。そこまで出かけられるようになったのは、この半年の成長を物語っています。年度はじめでは、とても考えられません。電車に乗って散歩に出かけるためには、目的に応じた自己制御の力が育っていないと、なかなかできるものではないからです。

集団で同じ目的に向かって同じタイミングですることがたくさん含まれいます。それぞれバラバラになってしまうと、それはできません。駅の階段は一列で歩く、列の間は開かないようにする、ホームに集まる、一斉に扉から乗り降りする、歩道を交通ルールに従って歩く・・・やるべきタイミングと方法で同じ目的に応じていくこと。

大人ならなんの苦もなくできることも、この子達にとっては「よくここまでちゃんとできるようになったね」という称賛すべき成長なのです。こうしたことができるようになっていくとが、一人一人の自信にもなります。同時に、またお互いにそれを引き出し合う集団の力の大きさを物語ります。

小松川公園は江東区の荒川沿いにあります。都営新宿線で東大島駅までは乗って15分。さきほどの手段行動が安全にできるようにれば、歩いていく散歩先とそう変わらない時間で往復できるのです。わらべうたや鬼ごっこを丹そんだ様子は保育ドキュメンテーションでどうぞ。

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