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2021年 2月

2月10日 昼食

2021/02/10

味噌ラーメン

鶏の麹焼き

わかめのサラダ

いちご

麦茶

成長展のためのミニ連載(9)生活と遊びの関係

2021/02/09

子どもに「遊んでいいよ」というと、広い空間から走り出したり(動き)、こっちにおいでと鬼ごっこを始めたり(競争)します。手にしているスプーンを楽器の様にテーブルに打ち鳴らしたり(動き)、投げたり、転がしたり、予想できないような動きの行方や結果を楽しみにしたりします(偶然)。そしてもう1つ、生活から一気に遊びに転換させるものに「模倣」があります。

今日9日のちっちのブログをご覧いただくとわかる様に、生活が「遊び」になるとき「模倣」が大きな役割をになってることが改めてわかります。子どもが遊び始めるときに、何かの物を何かに見立てることをし出します。今日のブログでは、食事をし始めるときに、テーブルに座っていたのは人形さんで、しかも自分のエプロンをつけていました。人形を自分に見立てて、あるいは人形を自分の分身、アバターになってもらい「エプロンをつけてあげる相手」を作り上げていたように見えます。

洗濯物を干すという生活の一シーンを真似て、パーテーションで靴下を干している子どもはそれをやっているときに「遊んでいる」という意識はないかもしれません。子どもの行う行動を、ここまでが生活で、ここからが遊び、というようにわけて見えるのは、大人が持っている概念に当てはめてみているからでしょう。いずれにしても、どんな見方をしようと、動かし難い事実は、実際に起きていることや起きたことを何かの代替物を用いて「再現」しているということです。

成長展で上映するぐんぐん組の動画の中には、料理を作って食べたり、食べ物をあ〜ん、と食べさせてあげたり、赤ちゃんにミルクを飲ませてあげたり、おむつを替えてあげたり、さまざまな生活シーンの模倣が登場します。

 

お誕生会も開かれたり、そこで上手に歌を歌ったり、散歩先でもお店やさんごっこが盛り上がりしています。あらゆるものがごっこ遊びになっていることがよくわかります。

そして、子どもたちは別に誰かに見てもらいたくて表現しているのではありません。夢中になって遊んでいるとき、それは子どもが入り込んでいる世界が繰り広げられていき、その世界に他の子が馴染みのある時、一緒に参加して増えていきます。

1歳児クラスでこのような協同的な見立て遊びが成立していることは、とても素敵です。共有している同じ「体験」が、それに使われる空間やものなどの「環境」によって再現されていくとき、ごっこ遊びは豊かになっていることがよくわかります。

生活と遊びがつながって

2021/02/09

今朝、午前おやつ前に席につき始めるとー

びっくり!あやかちゃんの椅子に赤ちゃんの人形が座っていました。
あやかちゃん、赤ちゃんを食事テーブルまで連れてきて椅子に座らせると、自分のエプロンをつけてあげたのですね。
かわいい光景に笑ってしまいました。

 

お部屋では、くつ下やタオルをパーテーションに引っかけて、「おせんたく」と、洗濯物干しごっこに夢中でした^^

 

生活の中での遊びの要素、遊びの中での生活の要素…子どもたちの世界では、どちらも同じ延長線上でつながっているのですね。

2月9日 昼食

2021/02/09

さけとキノコの混ぜご飯

ぶたのねぎ塩焼き

スティックきゅうり

白菜のスープ

でこぽん

麦茶

 

成長展のためのミニ連載(8)見えないものも模倣する

2021/02/08

模倣するものは、目に見えるものばかりとは限らないだろうことに、今日のにこにこ(2歳)やわらす(幼児)のブログを読んで気づきました。

にこにこ組が3階の運動ゾーンで、クライミングやスイングを楽しんでいます。憧れていた場所。やってみたかった遊び。それがついにできるようになった喜び。とても楽しそうな表情と姿ですね。遊びをルールを守ることが、安全でより楽しい活動になることを体験しています。

ルールと言う目に見えないものを守るという行為もまた、模倣する力を使っています。先生がモデルを示し、それを真似して覚えていく。見ててね、やるよ、ほらできたでしょ。このように、手本を示して、教え導くことを「教示伝達的顕示」(OMC)といいます。とっても教育的です。子どもを導くと言う意味のギリシャ語でペタゴジーという教育用語がありますが「よく見ててよ、いい?やるからね、ホラね」のようなモデル提示の仕方は、ペタゴジー文脈とでも言ってよく、みている者に有無を言わさず、同じことを模倣させる強力な力を持っています。こういう見せられ方に、人間はとても弱いんです。その通りにやらなきゃ、と言う気持ちにさせられます。

子どもたちに大事なことを真似してもらいたい時、私たち保育者や教育者はこの手を使います。一見、安全な遊具の使い方というルールを伝えているのですが、大事なのは「同じようにやる」ことです。クライミングから飛び降りる時、背後に誰もいないことを確認し両足の膝を曲げて安全に着地できるようになれば、どんな方法でも構わないのですが、3歳ぐらいの子どもたちに、意図や目的を理解させ、方法は自由に任せるのでは心配だからです。型から入ります。ここはミーミーミーと蝉になってもらいます。別にセミじゃないといけない理由はありません。でも考えずに、まずそういうもんだ、ということでやります。

ここは、ちっとも本来の学びではありませんが、安全第一なのです。横断歩道は注意して渡ろう、ではダメなのです。「はい、いいですか。はい右を見て、左を見て、はいもう一度右を見て。はい、できましたか」でないと困るのです。でも、やりすぎてはいけません。自分で考えることを放棄してしまうのですから。これは自分で物事をちゃんと考える力を奪ってしまう模倣だと、心得ておきましょう。いろいろ難しいですね。

すいすい組のブログによると、6歳にもなれば、もうこんなに頼もしくなるものかと思えます。予定通りの時間内にお手伝いを終えて「これなら御徒町公園に行けるだろう」と自己評価している年長クラスすいすいの子どもたち。何かが可能になる姿を目指して、それに近づくように努力する姿は、究極の模倣力かもしれません。既に起きていることを真似するのではなく、起きて欲しい姿を目指して真似をする。より良い姿を作り出そうとする意欲も、模倣する力の応用かもしれません。

そう考えると、スポーツ選手が自分の動きを理想的な形に導くためにシミュレーションをすることを思い出します。過去の出来事を再現するならイミテーション(模倣)ですが、まだ起きていない未来の姿を先取りして模倣することが、シミュレーションなのかもしれません。それにしても人間は、このように類似したものや相似形のものを再現させながら精神世界を広げていることがわかります。とても不思議なことだと思いませんか。

運動ゾーンにて

2021/02/08

5日はわらす組の運動ゾーンで遊びました!わいわい組の小林先生が運動ゾーンの使い方を教えてくれました!

遊んだのは クライミング  トランポリン  スイング遊具(円盤) の3つ!

運動ゾーンで遊ぶには様々なお約束があります。それを一つ一つ体験しました。
クライミングでは、『自分で安全に降りること』がとても大切です。そのため、降りるときは両足で着地出来るように伝えています。子ども達には『セミ』にみたてて、ミンミンミンジャンプとセミになりきって飛び降りるように伝えています。後ろに友達がいないか確認をしたり、周りにいる友達もミンミンミンに気付いて自ら離れると言った安全に遊ぶ方法を遊びながら伝えています。

スイング遊具は大人気で大渋滞の順番待ち。交代したり、やりたいやりたいでかわれなかったり、諦めて他に行ってみたりと、スイング遊具を楽しむのではなくて、色々な心の有り様、心が揺れ動く場面に溢れていました!
これから、ゆっくり、しっかりと新しい環境に慣れ親しんで行きたいと思います。

2月8日 昼食

2021/02/08

ご飯

炒り鶏

里芋の煮物

小松菜の味噌汁

みかん

麦茶

15分で終わりにしよう。

2021/02/08

先週は、ランチルームの清掃の担当で、すいすい組の子どもたちの様子をじっくりと見ることが出来ました。

すいすい組の子どもたちは、食事後のランチルームの清掃を日替わりで活動しています。 テーブルクロス、テーブル拭き、イス拭き、床拭き、元に戻すといった内容です。
その様子がとても誇らしく、素敵に見られるのです。

金曜日。時計を見たすいすい組は、「この前は1時に終えられたんだよ」 「今日は55分に終わるかな」「15分で終わりにしよう!」と三人組。その言葉を合図にテキパキと掃除を進める子どもたち。
予定通り、15分で終えることもできて嬉しそうに3階へ上がっていきました。

去り際に、「これだったら(自分たちで色々なことが出来るようになってきた私達なら)、御徒町公園にいけるな」とボソッと言っていたのが印象に残っています。コロナ感染症の状況で延期続きですが、「ん~卒園までには・・・」と願う瞬間でした。

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