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2022年 10月

私たちはどこにつながっている(所属している)の?

2022/10/10

自分についてのいろんな<理由>を考え始めると、それは、すぐに「テツガク」になります。テツガクが好きでも嫌いでも、何のために?や、どこから来たの?や、自分はいったい何の一部なの?とか考えだすと、きっと答えのない永遠の謎に引き込まれてしまいそうです。でも、それを考えることが、明るい未来につながっていくとしたら? あるいは、それを考えることが、過去と未来をつなぐ何かになるとしたら、誰だって考え始めたくなるのでは、ないでしょうか。子どもの未来を考えることを仕事としている人なら、なおさら、かもしれません。

ちょうど10日前に映画「夢みる小学校」を観て、翌日に実際にその小中学校へ行ってから、そのような子どもたちの暮らしの場を作り出すことは、大人の責任だと強く感じるようになっています。この感覚は、私の中に眠っていた何かを呼び覚まし、自分が自分であることの<理由>とつながっている安心感さえ感じます。そうすることが、大事だとか重要だということでもあるのですが、それよりも、自然と調和しているように感じるのです。今日は映画「ベルファスト」をみて、なんだか、それがもっと強くなってしまいました。

どんなものに、それを感じるのかというと、辻信一さんの話の中にあった「ハチドリのひとしすく」や、自然栽培のレジェンド高橋博さんが育てている大根にそれを感じます。あるいは絵本「ぐりとぐら」が誕生するきっかけとなった、ホットケーキ作りのエピソードや、中川李枝子さんが保育士として過ごした「みどり保育園」の子どもたちのエピソードにも同じものを感じます。彼ら彼女らがやっていることは、それを続けていることと同じ<理由>です。それらは、いずれも大いなる自然の連鎖や営みとシンクロしているという安心感を感じるのです。

さらにいうと、それは本来、私たちがいた場所への回帰なのかもしれません。私たちが所属しているもの。私たちがいた場所。本来そこからきて、そこへ帰る場所。私は千代田せいが保育園とその家族で作る空間を、子どもたちの幼少期の居場所として、そんな場所にしてあげたいと願っているのです。私たちが所属する世界が未来につながっていく場所でありますように。

千代田区のほけんだより10月号

2022/10/10

ほけんだより2022年10月号(PDF版)

これから感染症流行期に入ります。

●COVID19報告が続いております。
引き続き感染症予防対策をお願い致します。

●「感染性胃腸炎」が聞かれ始めました。

●東京都からも警報が出ている「手足口病」の流行が千代田内保育施設でも続いており、
「RSウイルス」の罹患も聞かれています。

●乳幼児でCOVID19罹患後に気管支炎や呼吸器症状の出る
クループ症候群様の症状を呈した園児さんの報告がありました。
乳幼児は重症化につながることがあり、
今後もCOVID19に十分注意をお願い致します。

未来の学校は、こんな学びの空間に変わる(文科省報告書)

2022/10/09

教室と連動する空間を積極的に活用しよう。

「未来の学校」は、「学校施設全体を学びの場にしよう」という報告書を今年3月、文部科学省がまとめました。学校施設の在り方に関する調査研究協力者会議の最終報告書は、タイトルが「School for the Future 『未来思考』で実空間の価値を捉え直し、学校施設全体で学びの場として創造する」となっていて、イメージ図がたくさん載っていますので、ぜひご覧ください。

https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shisetu/044/toushin/1414523_00004.htm

ちょうど今日8日のブログで、子どもたちが階段を電車の座席に見立てて遊んでいる様子が報告されていました。この遊びが無自覚であっても「学び」と言えるのなら、生活空間と連動する空間を上手に活用した「未来の学校」を先取りしたものと言えるのかもしれません。

そもそも当園の生活空間は、あくまでも生活の場(正確には、乳幼児のウェルフェアとエデュケアを増進するために、最もふさわしい生活の場)であり、学校や教室の空間をモデルにしていません。赤ちゃんから年長さんまで、どのフロアであっても、遊びと探求と対話のゾーン、食事のゾーン、お昼寝・休息のゾーンというように、主だった活動がしやすいエリアが空間的に配置されています。遊びと探究と対話のゾーンには、さらにいくつもの遊びのリソースが分散配置されているので、探究するテーマや活動内容によって、子どもが選び分けています。

この遊びと探究のスタイルが、小学校以降の生活と学びへとスライトしていくことが、当園から見た時の「架け橋」であり、個別最適な学びと協働的学びの発展へとつながっていくことになります。小学校以降の学校も、このような学びの場へと変わって欲しいものです。

出発進行!

2022/10/09

  

 

 

階段で走っていたり、手すりに登っていたり、危険な行為は私達も止めます。使い方、過ごし方について考えます。

ただ、階段で遊んでいけないと言うわけではありません。 自分の目的の達成のためには、様々な手段があって、それは子どもたちからで決めて、守って遊ぶ、子どもの社会がそのルールをムーブメントを作っています。

 

写真の様子は何をしているかわかりますか?

 

新幹線、特急電車遊びです。  面白いのが座席番号があること。  本来の使い方ではありませんが防災頭巾を座席のクッションに。

運転士は、祭君。 大抵の乗り場は上野。

 

普段の階段は駆け足になったりするけども、乗車や降車は、ありがとう、とゆったりな雰囲気。面白い。

夢みる保育園〜こんなツールがあるといいのになあ〜

2022/10/08

今日7日のちっち組(0歳児クラス)のブログには、大きく二つのことが書かれていて、一つは遊具を使った遊び(コロコロと坂道を転がるもの)の中の気づきと学び、もう一つが友だちの遊び(ハメ絵パズル)の模倣による学びです。

前者は同じ遊具でも、数週間という期間の発達の変化によって遊び方が変わってきたことに気づいた先生が、それを子どもの成長と捉えた描写になっていて、後者は数分間でしょうか、ちょっと前に遊んでいた友だちの姿をじっとみていた子が真似して始めたという姿を捉えています。

どちらも先生が「よく見えている」(見ている、ではない)からこそ捉えられる姿の変化です。前の姿や状況と、現在の姿との違いを捉えることができなければ、その時間の差で生まれた姿の差に気づくことはできないからです。その差は専門性の差という面もありますが、前の姿を知らなければ、わかりようのない事実の認識の差です。知っていたか、知らなかったか。

そして保育士としての専門性は、その着眼点にあります。どの視点で子どもの姿を捉えているかという、視座としての専門性と言っていいのかもしれません。子ども理解の話では、よく生活背景とか、個性や発達のこと、経験のプロセスなどなどが言われます。

【『保育原理』(中央法規)より】

しかし、意外と見えにくいのが、子どもと環境との関係の中で、複雑な子ども同士の関わりかもしれません。集団の中でどんな友だち関係かといった、幼児の場合の関係論が多い気がします。でも、私たちの研究グループは、赤ちゃんにはそばに赤ちゃんがいてほしいと、訴えてきたのです。映画「こどもかいぎ」でも、豪田監督に、子ども同士がこんなところで、こんな話をしているのか、と思ってもらえるようなシーンをたくさん拾ってもらいました。実にありがたい事例が集まりました。映画では、赤ちゃん同士の場面も、ちょっとだけ登場します。

こんな事例を見ていると、今日のブログの最初の差の方、その変化の軌跡を、事実として可視化するものが欲しいと思ってしまいます。いまさら、紙と筆記用具という古代からのレコード記述ではなく、その子自身のテーマやトピックスの展開に沿って、記録が取り出せるようなツールを誰か開発してくれないかしらん。恣意的な解釈が入る前の子どもの姿の記録として。できたらいいなという意味での私の「夢みる保育園」です。

こんなことを考えたのは、きっかけがあって、昨日7日から、藤森平司理事長(新宿せいが子ども園園長)が企画した「リスキリング研修会」が日本児童教育専門学校(高田馬場)が開講したからです。その第一回目の講座を聞いていると、やはり子どもは「子どもたち」という人間関係の中での経験こそが、発達には決定的なような気がしなりません。

保育のエピソードは、子どもと大人との関係が軸となって語られる「間主観的」想起が比較的、多いのですが、実は子ども同士の関係の中での経験が成長には大きな影響を与えています。保育の質の語りや、環境を通した保育の事例が、どうしても一旦、「保育者の質」を経由してしまう。子どもの発達経験に大きく影響しているのは、子ども集団の中での自発的相互作用の方ではないか、その研究が手薄じゃないか、ということを、今回の新しい試みであるリスキリング研修で確認できます。

遊びの中でも成長が見られます

2022/10/08

りょうくんは、最近カースロープにハマっています。

少し前は、スロープに車を乗せるのに苦戦して、うまく乗せられるとパチパチ〜と嬉しそうな姿もありましたが、最近はすっかりスムーズに乗せられるようになってきました。

 


さっきまでかじっていたお気に入りのおままごとのブロッコリー🥦もスロープにのせてみるりょうくん。

あれ?すべらないなぁ…。


お友だちや先生の遊び方を眺めて、同じようにやってみようとする姿も見られるようになってきました。

↑ぐんぐん組のはるとくんが、型はめパズルで遊んでいると、まわりに集まってきたちっちさん。

はるとくんがいなくなったあと、れあちゃんが、同じようにパズルをはめようと、へこみにピースを置いて遊んでいました。

まだ、型にはめるのは難しいけれど、ちゃんとはるとくんの遊びを見て真似っこしようとしているんだなぁと感心してしまいました。

模倣が盛んなこの時期は、まわりのお友だちの姿もさまざまな刺激になっているようです。

しあわせのホットケーキ

2022/10/07

食べ物には「おいしい」のがいいけど、「しあわせ〜」と言いたくなるものがあります。それは「ホットケーキ」でした。今日7日(金)はそれを作りました。芋掘り遠足が雨で中止になったので、急きょ、子どもたちの提案で決まりました。

2階にある子ども用キッチンから、いい匂いがぷ〜ん。「ああ、いいなあ、ホットケーキの匂いがする〜」と言って、子どもたちが集まってきます。

材料に必要なものは、なんだっけ?と子どもたちが出し合い、TくんとSくんがレシピに材料を書いてくれました。

最初に「バター」って言った子がいて、そうか、ホットケーキというとバターか、確かに上に乗っかっているし、と思い当たります。

さらにホットケーキは厚さが大事だそうで、「うすいとパンケーキで、もっとうすいとクレープ」という子も。

作ったのは年長さんですが、集まってきた子どもたちにもお裾分け。しあわせそうな笑顔がまるでホットケーキみたいでした。

10月7日昼食

2022/10/07

ごはん

レバーのマリアナ風

もやしとわかめのナムル

コーンのスープ

オレンジ

 

バス遠足からの~ホットケーキ作り

2022/10/07

お弁当の給食を楽しんだ子どもたち。帰ってきてからすいすい組では、次の行き先についての提案やお弁当のメニュー作りなどが話し合われています。


ワテラスへ行きたい!




ミーティングで子どもたちからこの声が盛んに出てきました。行ったことのある子どもからの口コミの勢いもすごくて面白かったです。

すいすい組の子どもたちは、柳北公園、御徒町公園、ワテラス。 この3つが遊びたい場所のようです。 この企画はミーティングを通してやりたいなと思いました。

 

さて、日常の中で「パンケーキ、ホットケーキの違い」という話しから、7日(金)に延期になった芋堀遠足の予定をクッキングに変更してホットケーキ作りをしました。(掲示をごらんください)

やってみて、もちろん楽しかったのですが、お昼寝の時間に提案者の子どもとは、「ん~パンケーキになっちゃったね」と。。。「薄いの嫌だな~」と。

また、クッキングには有名な「ぐりとぐら」の話が出てきました。 この活動はこれからも広がっていくといいなと思います。(クッキング後にパンケーキのお弁当作りをしていました。)

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