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2019年 11月

11月26日 昼食

2019/11/26

ご飯

回鍋肉

きゅうりの塩昆布

中華スープ

麦茶

繋がるあそび

2019/11/25

線路を繋げるのがとっても上手なさくちゃん!

今日も、黙々と線路を繋げていると…

ゆうかちゃん、ながせくん、まりあちゃんがやってきて

電車を走らせて遊び始めました。

さくちゃんは一度も電車を走らせることなく

ゆうかちゃん、ながせくん、まりあちゃんは

一度も線路を繋げることなく、それぞれが

あそびをたのしんでいました!

黙々とそれぞれがあそびをたのしんでいましたが

あそびは繋がっていると感じた瞬間でした✨

 

音環境について考える

2019/11/25

日本の保育の世界で「常識」だと思っていることが、ちっとも「良いこと」じゃないことが色々あります。それを思い出させる出来事が今日25日にありました。保育室の音環境についてです。千代田せいが保育園は、みなさんご存知の通り、外からの音がほとんど聞こえません。目の前が昭和通りで、しかも高速道路が走っているとは思えない静けさです。図書館と同じ静けさを確保してあります。それだけ防音が行き届いているわけです。

今日いらっしゃった方は、短大の保育士養成校の学科長で、自ら幼稚園も経営されています。話題になったのは、日本の保育園の「うるささ」です。もう数年前のことですが、日本の幼稚園や保育園の音環境を調べたら工事現場と同じ騒音だと問題になりました。子どもの声が大きくて、普通の話し声が聞こえないので、子どもが叫ぶように話すようになってしまっている、というのです。悪循環です。

「千代田せいがの保育室は、いい吸音材を使っているので、基本的に静かですよね。保育室の音環境に気づいてもらうために、千代田せいがを紹介していますが、良いでしょうか」

そんな依頼を受けました。ただ私は、子どもたちの声がまだまだ大きすぎると感じています。千代田せいがの幼児の子どもたちも、うるささに慣れてしまっています。保育環境がうるさかったから、より大きな声を出していたのかもしれません。あるいは、大きな声で主張しないと、聞いてもらえない、という経験がずっと続いているのかもしれません。敏感な子は「うるさい」と感じています。

保育室はこれくらいうるさいのが当たり前、という常識が日本にはあるようです。先生も大きな声じゃないと務まらないとか、声帯が丈夫でないと先生になれないとか、キャーとか大きな声を出すのが子どもらしいとか、全く誤った考えが常識のようになってしまっているのです。

保育も一斉に多くの子どもたちに語りかけることが「常識」だと思わされているので、先生も「みんな」という言葉をよく使います。本来なら一人ひとりのそばに行って話せばいいだけのことです。多くの子どもたちに同じ内容を伝えたいときは子どもに「伝えるの手伝ってくれる?」と、子どもが子どもに伝え合うようにするといいのです。そうした方が、意識の共有や連帯感もコミュニケーション力も育ちます。もちろん、そうでない時もあります。でもそれは、どうしても効率を優先しがちな場面などに限る方がいいと考えています。

子どもの会話がうるさいから、静かにさせる方法として「壁ぺったん」という方法があるようです。私たちの園では、一度もやったことはありません。食事の時にも「壁ぺったん」で、壁を向いて食事をさせている園があります。食事は会話を楽しむ方がいいのですが、子どもに話をさせないように、刺激を与えないように、子どもに入ってくる情報を少なくして、静かにさせているというのです。

その方から「そんな園が結構ありますよ」という話を聞きました。養成校の先生は、実習生をたくさんの園に送り出しているから、いろんな園の実状に詳しいのです。

私は保育室に限らず、家庭でも会社でも学校でもどこでも、適切な音環境を考える必要があると思います。総じて、音が多すぎる気がします。海外に行くと気づかれると思うのですが、例えばレストランや喫茶店などに入ってもBGMはかかっていません。それに引き換え、どこに行ってもかかっているのが日本です。有線放送が始まってからの文化現象ですが、これも世界的に見れば常識ではありません。

日本の音環境。どうなんでしょうか。例えば家庭でもいつもテレビがついている。ラジオがかけっぱなし。音楽が常になっている。若い人はいつもイヤホンで音楽を聴いている、・・・そんな常識でいいのかどうか。耳が疲れていい音が聴こえなくなると心配されている研究者は、少なからずいます。

物事をちゃんと考える時間が欲しいと思った瞬間、私などは静かな場所でないと考えることができませんが、そんな頭は古いのでしょうか?

全く、話は変わりますが、21日に蝶々を公園で放したときの、子どもたちの表情、感動的です。いい顔してますね。いい経験の積み重ねがないと、あんな顔にはならないです。みなさん、自慢していい顔ですよー^_^。

 

 

 

「つもり」の世界に生きる子どもたち

2019/11/24

保育って、本当に面白い。何が面白いかというと、人間の面白さに色々と気づくことができるからです。「どうして、そんなことするのかな」とか「もしかしたら、そういうことかな」とか、改めて考えてみると「人間って、不思議だなあ」と思うこともあります。

先週はアロペアレンティングの体験がふた家族あったのですが、その時の子どもたちの反応が面白いです。どうも子どもたちは、もともと「〜のつもり」惑星、「〜ごっこ」星の世界に住んでいる宇宙人じゃないかと思うんですよね。

どういうことかというと、アロペアレンティングの体験と言いましたが、正確にはアロティーチャーの体験ですね。先生だけが保育をするんじゃなくて、保護者の方が先生になってもらうわけですから、いろんな先生が保育に携わるわけです。だから先生だけじゃない、という意味でアロをつけて、アロティーチャー。

それはともかく、子どもたちには「誰々ちゃんのママ先生、パパ先生」と紹介します。それが子どもにとって「誰々ちゃんのママ」とは違って、担任の先生たちによると、子どもたちはちゃんと「先生」なんだと、そのつもりで接してくれているようなのです。そのあたりの子どもの姿は、クラスブログで紹介されています。

私はこれは子どもの「表現」と密接に関わっていると思えて仕方がありません。つまり、子どもは「ママ」「パパ」ではなく、ママやパパが先生になったつもりであることを理解して、子どもも、その「つもり」の世界を自然に受け入れることが好きだとしか思えないのです。

本当に子どもは、何かになったつもりが大好きです。運動ゾーンで、私がネットを海賊船に見たて、台風が来て大波が押し寄せてきたり、大きなサメが船のそこから襲う真似をしたり「見立て遊び」をやると、子どもたちは、生き生きとその「うそっこの世界」にリアルに入り込むことができます。これは子どもが持つ素晴らしい能力です。海の中の魚やタコやイカになることもできます。

12月のお楽しみ会は「千代田せいが演芸場」で行いますが、そこはお家になったり、森になったり、木場公園になったりします。子どもたちはヤギになったり、青虫なったりします。それは、子どもがとても得意な世界です。そのつもりになるという「模倣」は、人間の本質なんです。それが小さいうちは「真似っこ」「うそっこ」という模倣ワールドで精神の翼を広げるのです。

ですから、アロぺで見せる子どもたちの距離感の正体は、きっとこの相手が何のつもりなのか、を即座に理解して、「ママ(パパ)が先生のつもりなら、それなら私は子どもじゃなくて、園児を演じるわ」となるのでしょう。それが、友達のパパママ先生との付き合い方にも見受けられる表現なのではないでしょうか。

ちなみに、その視点でちっちのブログ「いないいない」を説明すると、13ヶ月のYちゃんは「他者の視点を獲得している」発達を意味します。鏡をみても「これは自分だ」とわかります。スカーフで隠れている自分と、出てきて見える自分が、相手からどう見えるかを区別して想像できているからこそ、「ばあ」と出てくるのが「面白いでしょ」と相手にそれを伝えて、共有しようとしていることになります。ここにも共同注意が見られるのです。二者関係の間にスカーフという三者が入り込んで、それを他者とやりとりできるわけですから、指さしができるのと同じように、すでに言葉の機能を獲得できていることがはっきりしますね。

 

6ヶ月アンケートありがとうございます

2019/11/23

11月22日(金)が6ヶ月アンケートの締切日でした。お忙しい中、ご回答いただき、心よりお礼申し上げます。提出していただいた日に必ず読んで、職員全員で回覧して確認しています。11月27日ごろに、皆さんにご報告する予定です。もし書いていたけど、提出を忘れていたとかという方も26日(火)の朝まで間に合いますので、ご提出ください。記述部分は空白でも構いません。○をつけるだけでもいいのでよろしくお願いします。

 

ところで、今回のアンケートの項目を選ぶにあたり、参考にしたものは厚生労働省が昨年2018年9月にまとめた「中間的な論点の整理」です。

https://www.mhlw.go.jp/content/000516810.pdf

この論点の枠組みに沿って、お尋ねしました。

そもそも、その論点を踏まえて保育を実践していないと質問もできないわけですが、この「中間まとめ」に書かれていることは、私が平成20年の保育所保育指針の改定に関わった時に、すでに議論されていたものばかりです。そんなに新しいことは含まれていません。

ただ、その頃よりも強調されるようになったのは「保育の可視化」のところです。私はこの可視化もあくまでも手段であって、実現すべき目的である「子ども主体の保育」を実践していなければ、それを可視化しても意味がないと考えています。

そこで最も大切なことは、何を目的に実践しているのか、どんな理念の実現に向けて実践しているのかということになります。

この中間まとめでも、次の3つが「基本的な視点」になっています。

  • 保育の質の検討に当たっては、子どもの健やかな成長と発達が保障されるよ う、「子ども」を中心に考えることが最も基本。
  • それを前提として、様々な保育の現場において、園長をはじめ、職員全員の 参画の下、子どもの思いや願いを受け止め、子ども一人一人の発達過程に応 じ、保育所保育指針に基づく保育実践(環境を通して行う保育、養護と教育 の一体性、健康・安全の確保等)の充実に向けた取組が日常的に行われるこ とが重要。
  •   また、保育の質を確保・向上させるには、実際に保育を実践する保育所等の 保育現場に加え、保護者や地域住民、さらには、自治体や地域の関係機関を 含めた、保育をめぐる多様な関係者の参画や連携・協働、保育に関する理解 の共有も必要。

座長を務めた汐見稔幸・東大名誉教授の解説によると、この3つは次のような言葉に言い換えられます。

①子ども中心の保育を原則とすること

②そのため子どもの思いや願いを受け止め、子ども一人ひとりの発達過程に応じて保育が行われるようにすること

③それを職員全員が参加して進めること

④その原則を示した保育所保育指針に基づく実践を充実させる方向で追究すること

⑤保育をめぐる多様な関係者の参画や連携・協働、保育に関する理解の共有を図ること

このような5項目にまとめられるものです。

これらの目標を具体化して実践しているのが、千代田せいが保育園の保育なのです。

 

おとめ山公園

2019/11/23

先日、新宿せいが子ども園の隣にあるおとめ山公園の実踏に行ってきました!
起伏や坂がある、蛍もいたという由緒ある公園でこれから姉妹園と共に過ごすことが楽しみです!わらすは帽子が同じなので、子どもたちの反応が楽しみです!

初回は12月11日です!

ミッキー⭐️

2019/11/22

 

かえちゃんのミッキーヘアーをみて

「とわちゃんもした〜い」と先生のところへやってきた

とわちゃん。

ヘアゴムがなかったので、「ゴムがないから、おうちに

帰ったらママにやってもらおっか!」と言うと

先生が結んでいたゴムを指さして、「ここにあるよ!」と

ゴムを引っ張るとわちゃん😂

それを見ていた金塚先生が、ヘアゴムを2つくれ

ミッキーヘアーになれました😍

鏡にうつる自分をみてとても嬉しそうな

とわちゃんでした😍

横に並んだ2人がとっても可愛いかったです💕

その後、「先生ありがとう〜!」と金塚先生の所に

言いに言っていて、とわちゃんの「やりたい!」を

叶えてあげられて私も「うれしい!」の瞬間でした😊✨

 

ちなみに、かえちゃんがミッキーヘアーにしているのは

はやくディズニーランドに行きたいからだそうで..!

毎日のようにミッキーの歌を歌っているかえちゃん。

はやくディズニーランドにいけますように⭐️

 

 

試行錯誤のお片づけ

2019/11/22

のぞみちゃんがおままごとのお片づけを頑張っています。

でも、積み重なったコップは背が高すぎて棚に入りません…

「ん〜!(入らない!)」

「ん〜〜!(なんで入らないの!)」

何度も繰り返してみますが、やっぱり入りません。

でも、のぞみちゃんは、諦めませんよ!

コップのほかに、お皿もしまいたいようです。お皿にコップをのっけてみたりもしたけれど…うまくいきませんねー。

色々やってみるうちに、「お皿だけなら置ける」ことに気づいたようです!

そして、ついにコップも!!

なるほど。こうして横にすれば入りますね。

のぞみちゃん、自分で試したり考えたりしながら、全部しまい切ると「できたー!」と嬉しそうでした。

 

失敗しても、考えて、工夫して、繰り返してみる…こんな力を、生活の中で そして遊びの中で、たっぷり身につけていくのですね!

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