睡眠講座「あかちゃんねんね」の年間スケジュールが決まりました。
今年は毎月1回年9回、7〜8月と3月はお休みします。
すべて土曜日 午前10時から11時。ZOOMで開催します。
申し込みはグーグルフォームから。
https://forms.gle/CAvK7uqQvL44DSYJ7
2025/04/21
睡眠講座「あかちゃんねんね」の年間スケジュールが決まりました。
今年は毎月1回年9回、7〜8月と3月はお休みします。
すべて土曜日 午前10時から11時。ZOOMで開催します。
申し込みはグーグルフォームから。
https://forms.gle/CAvK7uqQvL44DSYJ7
2025/03/08
今年度最後の睡眠講座を開きました。4月から新しく入園する2組のご家族と、世田谷区の保育園の先生3名が参加されました。出産前にこの講座を一度受講している方もいて、いまのところ順調な生活リズムが保たれていました。
一つ事例を紹介します。現在5月のあかちゃんが夜中にお腹が減って起きてしまうのでミルクをあげているという相談がありました。これはよく起きそうな事例です。永持先生によると「起きているときから徐々にお白湯とミルクの両方をあげるようにして、徐々に夜のだけお白湯にしていくと、空腹感になれて起きにくくなる」そうです。
その理由は、ミルクとお白湯では、胃腸は消化の仕方が違うので、ミルクだけだとお腹が空いたというサインが強く出るのに対して、お白湯だけで空腹感に慣れていくとお腹が減ったから起きるという反応が軽減されるから、だそうです。
このようなちょっとした「ぐっすりねんねのコツ」を教えてもらえるのが、この講座のいいところです。来年度も実施しますので予定が決まったらお知らせします。
2025/02/11
夜の睡眠時間が8時間で昼寝が1時間半だから足して9時間半。足して10時間近く寝ているから大丈夫だろう? そういうふうに考えていたらちょっと危険です。大切なのはあくまでも夜の睡眠です。子どもの夜の睡眠時間は11時間ほしい。子どもの脳は夜作られるのですが、昼寝は夜の睡眠までの補助機能、サポートです。
足して「足りている」というのでありません。でも個人差があるので、次のような様子が「ない」なら、足りているのでしょう。
すっきり自分で朝起きてきているか?午前中に自分から活発に体を動かそうとしているか?保育園に行きたくないなど理由のない登園しぶりがないか?イライラしたりすぐ癇癪を起こすようなことがないか?週末に朝寝坊していないか? もし、夜の睡眠時間が11時間前後よりも1時間以上短くて、このようなことに心当たりがあるなら、夜の睡眠を見直したいところです。
夜の睡眠時間がしっかりとれて、朝から自分でサッと目が覚めて起きてきて、朝ごはんも食べて(朝から食欲があって)、朝に排便もできて、生き生きとしているという状態。これが元気な子です。この状態を作ってあげられるかどうかは、大人が用意する環境、生活リズムに左右されます。
では具体的にどうするか?朝の起床時間を目安として6時50分にカーテンを開けて、遅くともその時間までにはおきましょう。小学校は8時10分ぐらいに学校に着いていないといけないのです。15分前に家をでるとすると7時45分〜50分ごろ。7時起床で間に合いますか?ということです。
ここからはとくに、年長さんに向けての話です。ですか、いずれすべての子どものたちに待っている生活リズムです。
保育園時代は9時半までの登園でよかったかもしれませんが、もし8時ごろに起きて9時に登園していたら、小学校生活のリズムに全くあいません。それを8時に小学校(しかも自分で歩いていく)につくように、かりに1時間ずらすのだとしたら、それは並大抵なことではありません。覚悟を決めて、朝7時前には起きていくように、1週間で10分ずつぐらいずらしてあげましょう。一度にやっても反動が大きくて、うまくいきません。6週間で1時間ずらす。これくらいでどうでしょうか。いまは2月中旬ですから、4月の入学に向けて、あと6週間。最低このタイミングから考えてあげましょう。これだけで、小学校での生活の大切な下準備になっていきます。
仮に4月から親が早く起こしてなんとか学校に到着できても、午前中の授業に気持ちが乗らない、人ととの関係がうまくとれない、前向きな気持ちになれないなどの「小さなこと」がつもり、うまくいかないことが起きやすくなってしまいます。午前中に体を活性化させるのはホルモンのセレトニンです、これがよく出るようにするには朝日をちゃんと浴びて、顔に光をあてること(だから朝やはくのラジオ体操なんて最高!)、必須アミノ酸の入った朝ごはんもちゃんと食べること。それが後で眠りを誘うメラトニンをつくることにつながっていく。
朝7時までに起きて、朝日を浴びて、午前中10時〜12時が1日のゴールテンタイムですから、ここで外遊びをいっぱいやって、昼食後にいったん休憩ないしお昼寝を個人差に合わせてとって(また夕方4時以降の午睡はしない)、おやつをたべて、また遊びに熱中する。
夜8時〜朝7時の11時間。これを難しくしているのは夕方の過ごし方。夕方は夕食以降はテレビを消す。タブレットは覚醒と依存の効果が高いので遠ざける。ブルーライトが子どもの睡眠を妨げるからです。
夕食は満腹を目指して簡素に。大事なのは子どもの話をじっくり聞いてあげる時間をつくること。睡眠先進国の北欧はこれをとくに大事にしているそうです。触れ合いの時間。ここにオキシトシンも役立ってくる。親が忙しいと子どもは落ち着かない。ダウンライトにしてテレビもタブレットもしまって、のんびりとダラダラ10分ぐらい過ごす時間をとる。最初ははしゃぐでしょうが、リズムができるようになると、自ずとあくびが出て眠くなっていくものです。親子で「あ〜幸せ〜」という感じになっていくように。ゴリラの親子がやっているような。私たちの身体は霊長類でできているから。
保育園での様子は保育ドキュメンテーションでお伝えしていますが、そのときのことを「〜したみたいだね」と子どもが思い出すような話題をすると、その話をしだすかもしれません。また保護者の方でも、こんなことがあったのよ、と失敗談とか、おかしかったエピソードとか子どもには受ける、心がほころぶでしょう。
この睡眠講座は毎月開いています。
次回は3月8日(土)にzoomで開催します。
お申し込みは以下からどうぞ。
https://docs.google.com/forms/d/1pCFRbxlgZRvs4wUvuMKpr4WotF-V5otQUwM3ptf4_tc/edit
2025/02/07
社会と共に子どもの睡眠を守る会(星野恭子代表)は、助産師や保育者、シッターさんは医療従事者向けの研修会を開きます。2月24日(火曜・祝日)13時〜15時、オンラインZOOMで。無料。
この会の代表の星野代表は、瀬川記念小児神経学クリニック(千代田区神田駿河台)の理事長で、当園の園医さんです。
20250224 生まれる前に伝えておきたい 赤ちゃんの生活リズム
会からのメッセージ「赤ちゃんの睡眠の悩みはつきません。夜寝ない、寝かしつけが大変、夜中に起きるなど、ぜひ専門家と共に考えましょう」。
2024/12/21
今年最後の睡眠講座「赤ちゃんねんね」には、ご夫婦でリモート参加されました。毎回聞いていると何かしら気づきがあるのですが、今回はよく知っているはずの「安心と満足」の「安心」について、なるほど、そうか!ということがありました。赤ちゃんにとって、寝ることはもともと不安なことかもしれない、ということです。
というのは、赤ちゃんは眠りが浅くなった時、うっすらと目を開けて周りに異常がないか、みていることがあると言われています。そのとき、記憶力がついてくる4〜5ヶ月ぐらいから、寝る前の状態と違っていると不安になって泣くことがあります。それが多くの場合夜泣きの原因になります。
寝ることが自体に不安要素があるというのは、睡眠時は無防備になるので、警戒させているのでしょう。そこで本人が寝ることを知らないで寝かせてしまうのではなく、「ねんねしようね」「おやすみなさい、だね」などの一言が大事になります。赤ちゃんだから言葉は通じないだろうなどと思わないでください。赤ちゃんは、人の声をちゃんと聞いています。
2024/11/01
睡眠講座「赤ちゃんねんね」
参加申し込みはここからどうぞ。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdT-oPpWepUxaUjE8KTGY85GG-0ySO7bW6rpSnKfHRGycrmyA/viewform
2024/09/30
今日9月2回目の睡眠講座「赤ちゃんねんね」は、保育園から最も近い「子育て広場」もある千代田区社会福祉協議会のアキバ分室で開きました。今年で3回目になります。広場に集う0歳から2歳ぐらいの親子向けに、睡眠衛生士の永持伸子さんがシンガポールからZOOMで話をしてくださいました。
最初に会場から「夜に何度か目が覚めてしまうので続けて寝るようになるには、どうしたらいいか」などの質問を受けて、その内容への解説も盛り込みながら、夜の睡眠の大切さや、親子共々ぐっすり眠れるためのコツを教えてもらいました。
私たちの睡眠は、生物としての根源的な基盤に根ざしています。1つのノウハウのように思えることも、その根拠をたどっていくと、人間の長い進化の中で、身に付けた必然性にたどり着くように感じます。
2024/08/08
令和6年度の睡眠講座「赤ちゃんねんね」
9月以降の日程は以下の通りです。
全てzoomで土曜日の午前中10時〜11時になります。
全て無料でどなたでも参加できます。
前日までにメールでお知らせください。
c.seiga@chiyodaseiga.ed.jp
9月28日
10月12日
11月2日・16日
12日21日
1月11日・25日
2月8日・22日
3月8日
2024/05/25
令和6年度の睡眠講座「赤ちゃんねんね」の開催日が変更になりました。
全てzoomで土曜日の午前中10時〜11時になります。
全て無料でどなたでも参加できます。
前日までにメールでお知らせください。
c.seiga@chiyodaseiga.ed.jp
5月25日(開催済み)
6月8日 → 開催中止
6月22日 (なんでも相談会)
7月13日 → 7月6日 変更
7月27日 → 7月20日 変更
8月24日 → 開催中止
9月14日 → 開催中止
9月28日
10月12日
11月2日・16日
12日21日
1月11日・25日
2月8日・22日
3月8日
2024/05/01
令和6年度の睡眠講座「赤ちゃんねんね」の開催日が決まりました。
今年度は全てzoomで土曜日の午前中10時〜11時になります。
全て無料でどなたでも参加できます。
前日までにメールでお知らせください。
c.seiga@chiyodaseiga.ed.jp
5月25日
6月8日・22日
7月13日・27日
8月24日
9月14日・28日
10月12日
11月2日・16日
12日21日
1月11日・25日
2月8日・22日
3月8日