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TEL

2022年 4月

4月8日 昼食

2022/04/08

ごはん

青椒肉絲

きゅうりのダイナミック漬け

たまごスープ

デコポン

麦茶

ぐんぐん保護者会

2022/04/07

今日は、8人でスタートするぐんぐん組(1歳児クラス)の保護者会でした。写真を使って最近の姿からどのように発達していくのか、担任から詳しい話がありました。また配布したプリントに年間の目標が書いてありますが、それをより具体化しながら、毎日の生活を楽しんでいきましょう。

この時期の子どもたちの発達のテーマは、一言でいうと「自分で」と言う自我の育ちです。その中でも、毎日の子育てで、まず直面するのは、いろんな基本的生活習慣の自立です。これは食事や睡眠、排泄、衣服の着脱、清潔など、まさに生きていく上で不可欠な生理的欲求の満たし方に関する生活習慣の獲得になります。このポイントは3月初旬にこの蘭のブログで詳しく述べたので、私からはそのアウトラインだけを簡単に述べました。

食事は自分の適量が大体わかり、食べこぼさずに食べることができる。まずはこの楽しく意欲的に食べられること。睡眠は眠くなったら「安心と満足」の中で「自分から」布団(なりベットなり)に寝に行くことと、起こしてもらったり目覚まし時計などに頼らずに「自分から」心地よく目覚める、という姿になります。排泄は尿意や便意を感じるサインに合わせて随意筋でちょっと我慢できる身体の育ちが必要で、その時期には個人差があること、衣服の着脱は、上着やズボンやスタイを着たり脱いだり、たたんだり、仕舞ったり・・そして清潔は「やると気持ちがいい」という快感を感じることからやりたい気持ちを引き出すことへ。・・そんなポイントをちょっとだけ触れました。

睡眠への習慣では、保育園ではお昼寝に入る前に、「とうさんねんね」という短い歌を歌うのが、お昼寝になるサインになっているのですが、お家でも子どもがそれを歌っているらしく、どんな歌なのか知りたいということがあったので、担任が実演しました。みなさん動画で撮って下さっていたので、お家でもぜひやってあげてください。夜の睡眠への誘いへの気持ちの切り替えに使っていただけると嬉しいです。

睡眠は、お猿さんが子どもに毛繕いするような、あの皮膚の接触(スキンシップ)を伴う、だらだらした時間が大事です。その時に幸せ、と感じるホルモンや眠気を誘うホルモンが分泌されるので、その楽しみへの誘いサインとしての「とうさんねんね」の歌は、心地よい習慣作りになるかもしれません。

さて、こうした基本的な生活習慣を身につけることは、実は心の発達にとっても大きな効果をもたらしており、それはなんといっても自律(オートノミー)を通した自信と意志の獲得です。自分で排泄ができたり、心地よく朝目覚めたりできる力は、それらの力を育みます。習慣を作っていくことで、とっても大事な発達課題を楽しくクリアしていきましょう。

保護者会でもう一つ私が話題にさせてもらったのは、いわゆる「イヤイヤ期」です。これも「自分で」という自我の発達からくる現象ですが、なんでもまずは「自分で」が先走るので、周りからの提案を全部まずは「いや」と言い出すのです。じゃあ、どうしたいの?といっても、その具体的なことはわからないので、自分でも困って「泣いてしまう」ということもあります。自我のからまわり、といった感じです。

駄々こねの場合は、こうしたい、が明確にあっての拒否だったりしますが、その二つが明確に分かれているわけでもなく現れてくるので、親御さんが「困ったあ」となってしまうこともあります。そんなことがこれからあるかもしれません、と言う話をさせてもらいました。こちらは昨年1月中旬のブログに何回か解説しています。

保護者会最後の自己紹介の時間は私が参加できず、残念でしたが、ぜひお互いに交流を深めて親しくなってください。よろしくお願いします。

 

 

一人一人の選択を大切にする

2022/04/07

この題名の言葉は、子どもに限らず家庭へも同じようにしていきます。 先日、バスについてのアンケートを取りましたが、このように私たちは保護者と合意のもと保育を進めていきたいと考えています。 どうぞ、よろしくお願いいたします。

一人一人の、興味関心がはっきりとしてくる時期、ここでは電車を例に少しお話しをします。

 

昨年度のお楽しみ会では、らんらん組が『らんらん電車』の劇を発表しました。この劇を選んだのは、子ども達の乗り物、電車への興味関心が強いからでした。 このように、子どもの姿から更に『こんなことが出来たらどんな風に感じるかな』とワクワクするのです。 (保育の計画)

 

デジタル社会になりました。オンラインも進みました。これからICT、DX、バーチャルな体験が増えますし、これを切り離すことは難しいでしょう。

ただ、ちょっと待ってください!

だからといって、早ければ良いと行った平成の間違った早期(教育)的解釈は危険です。子ども達には、実体験!がとても重要です。大切という言葉では表せないです。 先日の保護者会に参加した保護者から、『このように、直接顔を合わせてお会いする機会が良いと再確認できました。』といった感想をいただき、これは子どもにはもっともっと大切な事です。

冒頭に、電車に興味がある子ども達を見たとき、もっとその世界を広げたいなと思うのです。

電車に興味のある子に、もし電車に乗って東京駅に行って、よし、そこで、友達と一緒に新幹線を見てみよう。

電車に乗った体験のあと子ども達の話題はどうなるのか。  興味のある子どもたちだけで行くのですが、

 地域を園庭にと言ったときに、子どもの社会の広さは、佐久間公園、和泉公園での枠の中だけとなっていないかな。

体験を通してその子の今をより良くと考えを巡らせます。

よし、そしたら電車に乗って出掛けよう!その機会を作るのはどうか。と保育の準備が始まります。(わかりやすくするためコンパクトにしますが、こんな単純で簡単に計画は考えていません) 

実はこのような、営みはすでに2年前に起こっていたのですが、コロナウイルスで全て真っ白になりました。先日の保護者会で『姉妹園との交流は?』『バス遠足は?』と多くの質問をいただきましたが、保護者の皆さんも子ども達の多様な体験をさせたいという思いや願いとコロナとの揺れ動き、葛藤が各家庭にありますね。

すいすい組の保護者会で、『今は、なにもやらない。という選択をする方がいいです。簡単です。そのようにした方が正直施設は助かるかもしれません。理解もされやすい。』とお話しをしました。続けて『では、それで本当にいいのか?』と考えると子どもの最善の利益を保証したいです。

 

そこで、どちらかに対応を偏らせるのではなくて、選択と合意を持っていく事で進めていこうと考えています。

具体的には、電車を利用したり、千代田区の周遊バスを利用した保育も進めようと考えています。多様な考えを1つにまとめるということは難しいです。まとめるのではなくて、それぞれの家庭の考えや一人一人の選択を尊重していきます。

参加できなくてかわいそう。と言うことではなく、残った子も参加した子もそれぞれに、それぞれの社会の経験が出来るようにと考えています。  いかがでしょうか。 

 

イベントや行事というのは、これはこれで成長を振り返れたり子ども自身にも記憶として残る事が多いです。でも、実は記憶には残らない日々の体験(生活)こそに本当に大事なことがたくさんあるのです。イベントでは、本質的な人間力はつきません。当たり前に毎朝登園して、リズムある生活を送ること、自ら保育室に入っていくそんな極々当たり前がよほど重要です。 その日々の生活の幅を少し広げるのはどうでしょうか。

少し具体的に伝えると、ご家庭で小児パスモの用意をしていただき、そこにチャージをしていただきます。また、行き先は仲御徒町駅。徒町公園へ行こうかと思っています。電車の乗車率もかなり低いです。マスクを着用しての移動。(計画案)

 

これは、すいすい組から始めようと考えておりますが、どうしても「行きたい」といったわいらん組の姿も予想されます。その時に対応ができるように、この件については「わらす組」でそれぞれのご家庭に合意を得ていきたいと考えています。 

 

どうぞ、よろしくお願いします。

 

神田消防署へ

2022/04/07

神田消防署とお部屋での選択保育!

今日は神田消防署へ行きました!その様子の写真を階段に飾りました。 子ども達を迎えてくれたポンプ車、車庫に止まる数々の消防車、訓練施設を覗くと隊員の方の姿が! 一生懸命に仕事をする大人の姿に見行っている子ども達でした!

 

4月7日 昼食

2022/04/07

ご飯

からあげ

かぼちゃの甘煮

玉ねぎの味噌汁

いちご

麦茶

すいすい保護者会

2022/04/06

(保護者会の写真を撮り忘れました! この写真は先日花見に出かけた散歩の時)

2歳児クラスから始まった園生活も今年度で最後の1年になりました。これからの1年間を含めて保育園で4年間、保育を受けたことになるはずの、新すいすい組(年長さん 5歳児クラス)。その4年間のうちすでに3年間を保育園で過ごしてきたわけですが、その4分の3の中で、最も大切な時期はすでに終わっていて、〈10人のすいすいさんはみんな素晴らしい「生きる力」を持っていますからご安心ください、どの子もこれから先の人生をきっと力強く歩んでいくことでしょう〉・・今日のすいすいの保護者会では、そんな話をさせてもらいました。

もちろん、これからの1年間に意味がないわけでは決してありません。とても大切な1年です。花に例えるなら、綺麗な花が咲くために必要な根っこや幹や葉っぱはすでに育ち、確かな資質や能力がすでに芽生えていますから、あとはどんな花が咲くのか楽しみですね、という意味です。あるいは昨日のブログで書いた電車の例えのように、すいすいが、わいらんすい3クラスの先頭車両だとしたら、運転席からは小学校の門が見えており、そこに向かってわくわくドキドキの1年間になるでしょう。そんな話をさせてもらいました。

では、すでに獲得している「生きる力」とは、なんでしょう。それは3つあるとお伝えしました。一つは基本的信頼感です。これは入園前までに獲得していたものです。世界は呼べば答えてくれるというトラスト、信頼です。人間は自分から世界に働きかける力を持って生まれてくるのですが(例えば、教えなくても泣くことができる)、その世界への呼びかけ、問いかけに対して親などの他者がちゃんと応えてくれることによって、赤ちゃんは「ああ、今ボクがいるこの世界は呼べば応えてくれる世界なんだ」と信頼することを手に入れます。

反対に、もし誰も応えてくれず、応答がなければ、世界は沈黙の世界であり、自分の欲求は満たされず、放って置かれた孤独の中で生きることを学びます。信頼する力を獲得できず、何を得るかというと絶望や無気力を身につけてしまうのです。

ですから最初のテーマは「希望」です。「みんな希望を持てる子どもに育っていますよ」とお話ししました。このテーマはちっち組(0歳)の年間テーマになっています。この根っこが育たないと思春期ごろに、引きこもって、もう一度自分づくりを始めざるを得なくなります。

二つ目の生きる力のエンジンは、というと、意志です。当園が願う子どもの姿は「自分らしく(多様性)意欲的に(自発性)、思いやりのある(社会性)子ども」というものですが、いろんな多様な個性をもった子どもたちが、共生と貢献の社会の形成に向けて(当園の保育理念)、その実現のために協働できる力に育ってほしいという願いが込められています。

「一人ひとり違うよね」ということから「でも私たちの世界をよくしたいよね」に向けて歩んでいこうとする力、つまり意志です。この力もしっかりみんな持っています。この力も0歳の頃から、自分でなんでもやりたい!という自分を出せること、自分というものを偽りのない自分として主張できること。イヤなものはイヤと自己主張できる力です。

すいすいは、これができる子たちばかりでした。親御さんにしてみれば、困ったなあ、が多かったかもしれませんが、大事なことだったのです。仮面をつけて他者の期待に合わせ、自己を抑圧した偽りのいい子にならずに済みました。きっとそうやって生きてしまうと、青年期のアイデンティティの形成に大きな危機がやってくるかもしれません。

そして三つ目が、だんだん認識しやすい力になってくるのですが、自発的に自分のやりたい目的を持てる力、自分がやりたい目的に向かって自分を律してコントロールできる力です。ちょうど保護者会の最中に親御さんの姿を見てそばによってきた子がいたのですが、担任が「おうちの人でお集まりをしているから上で待ってててね」とお願いすると「あといくつ?」と聞くので担任が、「あと28分」と答えると、分かった、と言って自分で目当てを持って戻っていくことができました。

これがまさしく自分で選択した、意思決定した力によって、時間的に先の行動への指針を自分で打ち立てる力に他なりません。この目的思考(目的志向)で行動できるようになっていくと強いです。保護者会では、担任が最近の子どもたちの姿を写真で紹介してくれましたが、公園から帰る時に自分たちで並び始める姿などにも、この3つ目の目的志向の行動選択の力が見られます。

この3つの宝物をすでに持っている新すいすい組の課題は、これに磨きをかけることです。実践を積み重ねることです、主任の担任はこれを「トライアンドエラー」ではなく「トライアンドメリット」だと言い換えています。3つのエンジンを携えた子どもたちが、どんな体験をこれから積み重ねていくか、本当に楽しみです。保育園時代の「遊びを通した学び」が、小学校以降になると「自覚的な学び」になります。これからお勉強の時間ですよ、今は遊んでいい時間ですよ、みたいに区切られます。自覚的に学び始めることができる力は、3つ目の目的を持って行動できる力があれば、苦もなく移行できますからご安心を。

さあ、これからの1年を思う存分、楽しみましょう。無自覚な遊びに没頭できる時間は、あまり多くはないかもしれません。有意義で思い出に残る活動を、いっぱい作り出したいですね。みなさんと一緒にそれを楽しみたいと思います。

多様性を考える日々

2022/04/06

多様性とか、個人を尊重、と言われますが、学校や保育園を見たときに(社会でも)  「集団行動」、「みんなと同じように」 と一斉の姿が一つの視点や評価の対象にされることが多いです。 自分の社会を他者と共により良くする。という事はとても大事なことですが、みんなが同じというのはおかしいはずなのに、大人はどこかで子どもには「同じように」と願ってしまう矛盾を持っています。 これは、親心もあって、「こうあって欲しい」という愛情もありますし、しつけといった面でも一概には言えませんが・・・

でも、保育園では一人一人を大事にしたいなと思うのです。それはなぜか。 一人一人の違いが自然なことだからです。

 

具体的な場面を例に、 

例えば、これからいろいろな選択のある毎日があるのですが、バスにのって大きな公園へ。となった時に「行きたくない」というかもしれません。でも、これは別に本人にとっては問題がないです。残っても良い活動をすればいいのです。でも、大人は「なんで?」となったり、場合によっては行けるようにする関わりをするかもしれません。

 ここに、多様性を認めるという思いとの矛盾があるのです。

このような場面はこれから子ども達が生活の中で沢山であっていくと思います。 ぜひ、あたたかく見守っていきましょう。

慣れ保育が始まって

2022/04/06

ちっちさん、ご入園おめでとうございます!早くも慣れ保育の3日目を迎えました。いよいよ、保育園生活のスタートですね。まだ小さなちっちさんたちが、保育園という小さな社会へ飛び出した日でもあります。



お家の方と離れて過ごす時間、初めはきっと不安でいっぱいでしょう。お家の方もきっと、「どうやって過ごしてるかな…大丈夫かな…」と心配な気持ちもあるのではないかと思います。
でも、安心してくださいね。保育園には先生だけでなく、たくさんのお友だちがいて、困ったときには手を差し伸べてくれます。
そして、保育園で子ども同士の関わりによってこそ、育っていく姿も沢山あります。それについてはまた1年をかけて少しずつお伝えしていきたいと思います!

さて、今日もさっそく、ぐんぐん組(1歳児)やにこにこ組(2歳児)の子どもたちが、新しいちっちさんたちを出迎えてくれました。

りょうくんが先生の膝の上で泣いていると、ぐんぐん組のさらちゃんが頭をなでに来て、「ハイどーぞ」と玩具を渡してくれました。

さらちゃんは、泣いているれあちゃんのところにもティッシュを持ってきて涙を拭いてくれました。
『泣いているとき、どんな風にしてもらったら嬉しいかな?』と自分なりに考えて、自ら動いてくれる姿が素敵です。
ついこの間まではちっち組だったさらちゃんも、この1年でお友だちとの関わりがぐーんと豊かになりました。こうして こんな小さなころから、助けたり、協力し合ったりする力が育っていきます。ちっち組のみんなもこの1年でどんな姿を見せてくれるでしょうか、楽しみですね!

にこにこ組のりょうちゃんは、頭を近づけてご挨拶です。

ちはるちゃんは…

最初は泣いていたけれど、抱っこで少しずつ落ち着いて、気持ちを切り替えると、ひとりで玩具で遊び始めました。
棚のかげから、いないいないばっ!とすると、

ちょっと緊張気味?ながらも、ちょっぴりニコッ。

すいちゃんは…

きのうは抱っこでも泣いていることが多かったけれど、今日は少しずつ自分から床に降りて遊び始める姿も…。

ときどき大人の顔をチェックしながら、ちょっとずつ遊びに気持ちを向けています。

りょうくんは…

午前寝を終えてスッキリすると、お座りして玩具に手を伸ばします。

届きそうで届かないっ…!というものもあるけれど、あれもこれも触ってみたい♪りょうくんです。

れあちゃんは…

まわりのお友だちの顔に興味津々。近くにきたお友だちをじーっと見つめる姿が印象的です。

仰向けで寝転んでいるときも、いろんな音や物を感じているようすです。そして時々『抱っこして〜』と泣いて教えてくれます。

ゆたかくんは…

保育園の中で一番末っ子だけれど、なんとも落ち着いています。ベビージムを不思議そうに眺めたり、ベッドの上でご機嫌に過ごしたり♪

眠いときには、指をちょっとくわえると、安心するみたいです。



それぞれの持ち味がかわいい、ちっちさん、5名でのスタートです!

(はい、チーズ!📸)

それぞれのペースで、少しずつゆっくりと慣れていってくれたらと思います。
よろしくお願いいたします!

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