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2021年 3月

すいすいのタイムカプセル

2021/03/31

卒園するすいすい組にとって、今日31日は「園生活最後の日」。それなので、何か素敵な物語をプレゼントしたいという思いにかられ、ロマンティックな活動にしました。

それは題して「タイムカプセルを作ろう」です。大人になった自分への手紙を書いて、それをタイムカプセルに入れよう、というわけです。すいすいの「歌の合唱」も録音しました。

人類が作った最も大掛かりなタイムカプセルといえば、アメリカが打ち上げたボイジャー探査機でしょう。今も太陽系を離れて宇宙空間を飛び続けています。

このボイジャー計画は、広大な宇宙には地球外生命体がいるだろうという前提に立って、その出会いを求めるプロジェクトです。

地球の知性を証明するために、地球の音楽や言葉や自然音などを録音しレコード盤(ゴールデンレコード)を搭載しており、知的生命体へのメッセージになっています。

その説明をパワーポイントで説明してから「未来の自分への手紙」を書いてもらいました。将来、このタイムカプセルを開けるのは、どんな時で、どんな大人のすいすいさんになっているでしょうか。その時の再会が楽しみです。

◆すいすい組の卒園制作「園歌」の歌詞ケースが完成

卒園式の時、園児から保育園への記念品贈呈で「目録」をいただいていたのですが、その実物が完成しました。園歌「風と光と」の1番の歌詞を、ひらがな一文字ずつを筆でかいたものです。額装したものを園児代表からいただきました。

なんでもしようすいすい組。卒園おめでとう。今度は「ランドセルの1年生」で遊びに来てください。待ってます。

3月31日 昼食

2021/03/31

たぬきうどん

じゃがいものそぼろ煮

ブロッコリーのサラダ

いちご

麦茶

「励まし」より「共感」を、「教育」より「養護」を

2021/03/30

(本日30日に配布した園だより4月号 巻頭言より)

入園、進級おめでとうございます。

最近、スポーツ選手など「自分が頑張っている姿を見てもらうことで、勇気を与えることになれば嬉しいです」という趣旨のコメントをすることが増えました。コロナ禍で「前向きな気持ち」を出してほしいという励ましの気持ちです。ただ併せて、私たちが想像力を持ちたいのは、それを見て「ああ(自分は)ダメだ」と気落ちしてしまう方もいる、という事実です。人はそんなに頑張れないし、うまくやれないし、人が成功する姿が辛いものになる人もいます。がんばっている姿は人ぞれぞれです。「できないし、困っている、失敗した」という話に「自分も同じだ」と救われ、励まされることも多いのです。私も昔、先輩の「私もそうだったんだよ」と、上手くいかなかった話に救われた体験があります。

目的に向かって「晴天を衝く」(NHK大河ドラマ)ような輝かしい姿に接すると、清々しい気持ちになり憧れることもあるでしょう。ところが、誰もが「自分も」と心が動き出すようなものではありません。遠すぎるもの、高すぎるものは「我が事」になりにくい人もいます。何に共感するか、誰からエンパワーされるか、感化されやすい相手も違います。何が違うのでしょうか。何が大事なのでしょうか。

子どもはどうでしょう? 実は子どもはいつも、親の本当の「地の心」に触れたいと思っています。励ましたり、諭したり、指示したりする姿だけを子どもに見せていませんか。それだけだと、子どもの「まっすぐな心」はげんなりしているかもしれません。子どもは励まされたいと思って生きていません。励ましは「(自分は)いつも励まされないといけない自分なんだ」と無意識が学んでしまいます。ちょっとやらせて、できたら褒める。一見正しいように見える子育てですが、努力しないと認められない自分でしかないと感じているかもしれません。それでは本当の自信は育ちません。条件付きの承認は無条件の承認よりも、心に届きません。

本当は気落ちしたり、困ったり、不安だったりする気持ちを「わかってほしい」と共感してもらいたいことが多いものです。もちろん嬉しい気持ちも。「ボクのこと、わかってもらえている」「わたしのこと、知ってくれている」という実感から、子どもは一歩を自ら踏み出すエネルギーが自然と沸き起こるのです。それが心の仕組みです。そこで私は「がんばって」とあまりいいません。言うときは「がんばってるね」です。子どもはいつだって、大人が思う以上に、いつだって、がんばって生きているからです。教育よりも養護が先なのです。

何をもって、その人が自ら一歩踏み出せるようになるか。それは人によって大きく違います。保育の要諦はここにあります。年度の初めは、こんな「初心」を思い起こすことから始まります。

園だより4月号

2021/03/30

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お外大好き!!

2021/03/30

29日(月)は選択保育をしまいた。これは、自分でやりたい活動を選択して過ごします。にこにこ組にとっては、初めての活動ですね。 今回は佐久間橋児童遊園とお部屋の2つでした。 わいらん組の子どもたちは、お集まりで「どちらが良いかな?」と聞くと「お部屋が良い」「お外が良い」と教えてくれます。これも、一年の育ちでしょう。にこにこ組は「お外が良い」と全員外を選んでいました。にこにこ組は「お外」がもしかしたら今の保育内容のヒントかもしれないな?と感じました。

さて、わいらん組の成長を感じたと書きましたが、これは実は色々と含んでいるのです。保護者の方にわかりやすく説明すると、にこにこ組もわいらん組も「選択」は出来ています。選べています。でも、その中身は大きく違います。わいわい組では「外で虫探しをする」といって、公園につくと先生に「袋ください」とアリ探し、らんらん組でも同じような姿が。 わいわい組は、公園に虫があまり見当たらないと友達と別の遊びを始めてましたが、らんらん組の子は活動中細かく探し回っていました。 にこにこ組はというと、戸外の心地よさを全身で感じて、具体的に(これをやろう)という所までは見通せていないようです。これは、一年前のわいわい組も同じでした。
31日も選択保育を予定しています。どんな経験になっていくのか楽しみですね。

布川先生からの贈り物は鉛筆供養の「北星鉛筆」

2021/03/29

今年度もあと3日。卒園する年長組の「すいすい組」に、この1年間「書」の楽しみを伝えた布川先生からプレゼントがありました。短くなった鉛筆を「供養」してくれるのが四つ木ある「北星鉛筆」です。そこは保育園で集めた5センチ以下の鉛筆5本につき、一本をプレゼントしてくれます。そこの鉛筆を布川先生が持ってきてくれたのです。

鉛筆は人間が発明した偉大な技術製品ですが、小学生になると、毎日お世話になる道具。卒園のいい記念になりました。

(鉛筆供養で検索してみてください。工場見学もできるようで、いつか園児を連れて行ってあげたいものです)

 

日々成長!

2021/03/29

午後のおやつを食べ終えてお部屋で過ごしていると、そうたくんが顔写真の絵本を持ってきました。

あやかちゃんの顔のページを開いて、指差し、「いない!いない!」と言います。

そうたくんの言う通り、今日はあやかちゃんはすこしお迎えが早く、先に帰った日でした。


“あやかちゃんは帰っちゃっていないね”と、そうたくんなりのコミュニケーションでお話してくれたのかなぁと思いました。

その瞬間に直接的に関わっていなくても、いつも一緒に過ごしているお友だちの存在は、みんなどこかでよく感じているようです。

最近は、「◯◯ちゃんは?」とお友だちや先生の名前をたずねると、「ここ(ここにいるよ)!」と指差したり、その場にいないと「いなーい」と答えたり… というクイズのようなやりとりをよく楽しんでいます。みんなとても的確に答えます。
そして「もっかい!もっかい!」とリクエストも。
そんなやりとりをしていると、お休み中のお友だちや担任意外の先生のこともよく覚えているようで驚かされますし、よく見ているんだなぁと感心します。

さまざまな場所や物、人に触れながら、人間関係を広げ、言葉が増え、表現も豊かになり、世界を広げてきた子どもたち。
ちっち組の1年の成長は、日々、目を見張るものがあります。

 

場面は変わって、今日の砂場での姿です。

はじめて砂場に遊びに行ったころは、砂を触って感触を楽しんだり、さらには触るの自体を嫌がったりすることもありましたが、今では、自ら砂場に座り込み、カップやスコップなどをうまく使って、どっぷり砂場遊びの時間に浸っています。
スコップで砂をすくってカップに入れてみたり、スコップの背や手のひらで砂を平らにならしたり、カップをひっくり返して型を作ろうとしてみたり…。道具の使い方の幅が広がって、遊び方にも変化が見られます。

砂場のある公園に遊びに行くうち、こうして遊びが少しずつ豊かになっていく様子が見られて嬉しく思っています。

子どもたちがまた一段と、楽しく世界を広げていけるよう、一つひとつの体験を大切にして一緒にじっくり味わっていきたいと思います。

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