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2020年 6月

コロナ感染対策の総括は?

2020/06/09

感染者数の報告がトップニュースではなくなってきましたが、これから必要になる「新型コロナウイルス対策の総括」ですが、その「根拠となるデータ」をどう読み解くべきなのか、非常にわかりにくい状況になってきました。こんなにコロナ、自粛、マスク、ソーシャルディスタンス!と、どこをみてもそればかりなのに、異なる主張もいろいろあります。どっちの見解が正しいのか。それをどう判断して受け止めておくといいのか、その作業には時間がかかりそうです。

最近の打ち合わせは、オンラインが増えたのですが、今日9日( 火)は久しぶりに「オフライン」の会議に参加してきました。そこでも「根拠となるデータ」の解釈をめぐって、保育団体や研究会の対応姿勢に差があって、結論は「情報公開」の重要性で合意しました。足りないのは、行政が掴んでいるはずの情報公開です。でも、もう1つの懸念は、検査していないことからくる「推論」と「海外の硏究頼み」の日本の体制です。コロナ研究論文の数で、圧倒的に「日本は少ない」という事実にも注目しておく必要がありそうです。

6月9日 昼食

2020/06/09

ハヤシライス

キャベツのスープ

オニオンサラダ

デラウェア

すいか

麦茶

佐久間橋児童遊園へ

2020/06/09

8日月曜日。  今日は部屋と外の選択制で過ごしました!今週はこのように活動を進めていく予定です。

佐久間橋児童遊園は、4月は花壇に花が沢山植えられていたのが撤去されていましたが、踏んだりせずに気にせず土いじりを出来るのは、これはこれで子ども達は喜んでいました。 面白かったのは、走る子が殆どいなくて土に没頭。だんご虫を捕まえてクラスに即席のダンゴムシ観察ゾーンを作りました!

ダンゴムシを観察出来ると言うのは多様な可能性が生まれます。 生態系の観察や関心、室内では感じられない外との繋がり、公園への興味、公園のイメージ、経験の思い返し、他の生き物との繋がり、身近にあることでスペシャルシチュエーションから日常へ。などなど

それだけでなく、友達関係にも付与します。

■変化の気付きと確認

公園ではすいすい組の2人が花壇の段差からジャンプして飛び降りるのを早速やると異変が。(跳べる自分がカッコいいと思っているのかな)  『あれっ?』と手を地面についたのです。私も見ていて『おっ?』っとしました。どういうことかというと4月の頃の着地よりも下手になっていたのです。この2ヶ月での身体の変化に子ども自身が気付く瞬間でした。 今度は反対から登ろうとしますが『あれ?』といった具合。 2人は2ヶ月のブランクを補い確認するかのようにジャンプと登りを繰り返していました。

 

 

■獲得するとは出来るようになるのとは違う。

昨日の給食では、面白いことが起きていました。グループでの食事のため後半に食べに行くのですが、袋に何やら貯め込む子ども達。また、それもただ貯めるのでなく細かくしないと行けないとの事。 何をしていたかというと『ミミズコンポスト用のエサを準備しようと食べ終えたスイカの皮を細かくしていたのです。』

ミミズコンポストを知って、やり方を覚えて、係やお当番で出来るようになった。ではなくて、このようにして『これは食べられるかな』『どうすればいいかな』といったことを、子ども達から生まれてきて、やってみる。出来るようになったと、自ら獲得してそれを応用してさらに深めたり高める、と言うのには大きな差があると思うのですがいかがでしょうか? 先の花壇でもそうです。あの遊び自体は子どもから生まれています。そして、その遊びの中で登や降りるの楽しさを満喫していって、自分の出来る能力の幅を自ら獲得しました。出来る自分が誇らしく久し振りにやってみたら獲得していた感覚が違う。これは、不思議だ確認しようと、獲得した事を自ら再確認していったのです。ここにも、自らというのが繰り返しになりますが、やはり大事です。

また、物や事柄は二項関係ではなく、保育園は社会だなと感じるのが、コンポストとの繋がりではなく、コンポストを通して『これくらい?』『そーそー!いーねー!!』といった子ども同士のやり取りもある。生活を作るとは、このような小さな積み重ねの連続ですが、提供されてやることと、自らやるのでは意味が全く違いますし、その意味に気付くことはとても難しいけども大切にしていきたい姿です。

■自然への関心の強さ

さて、屋上菜園、ミミズコンポスト、遊園での土いじり、生物ゾーンへの関心高さ。これだけを見ても自然への関心の強さに気付きますが、これはそのような環境が千代田区は少ないというのだけでなく、親子フラワープロジェクトにてお知らせさせていただいた『人が本来持っている本能、細胞レベルで発達に必要な経験を獲得しようと別の物が働いているように感じます。』   火曜日には誕生会がありますが、お祝いされたお子さんが、祝ってくれた友達に感謝を込めてフラワーアレンジメントして、それを保育園に飾ってくれます。このようにして、植物との関心を高めていきたいですね。

運動ゾーンにて

2020/06/08

『ほら、ほら、ほら、先生見てー~ーー』

 

『同じだねー!!!』→みんなで登った高さね☆彡

梅雨入りを見越した保育計画

2020/06/08

今日8日(月)から、保育園が再開されて2週目に入ります。梅雨入りを目前に控えて、朝会では子どもの様子の把握、保護者の皆さんからの意向把握、先週1週間の「清掃・消毒の継続的実施方法」、そして夏にむけた水分補給の徹底などを確認しました。雨の日が増えることを見込んだ戸外活動の計画を立てています。今週は晴れれば暑くなり、突然に俄雨が振るような夏のような天気になりそうです。

6月8日 昼食

2020/06/08

ご飯

鶏つくね

白菜の煮浸し

里芋の味噌汁

オレンジ

すいか

麦茶

子育てを美化してはいけない。

2020/06/06

今日は個人的な内容を記させていただきます。

 

6月1日月曜日 帰りの際に保護者より「先生も今日は久しぶりで疲れたのではないですか?」と声を掛けられ「いやぁ~今日は寝落ちしてしまいますね。ただ、早く子どもたちに会いたかった強い願いもあって全力投球でしたから、気持ちいいですよ!!」そんな会話をしました。 保護者の皆様も今週から外勤されたり、保育園生活もスタートして暑さも加わり疲労を感じる一週間であったと思います。

水曜日。19:30過ぎに帰宅すると、息子が泣いた痕跡。どうやら「パパに会いたい」と泣いていたとのこと。 帰宅するや「パパ」と抱き着こうとする息子に「ちょっと汚れているから待って」とすぐさま入浴。10分足らずで急いで出て、洗濯機のスイッチ・・・夕食のおかずを取り分けて少量食べると、洗い物を始めました。19:45  息子が「抱っこして」とやってきました。妻も次の日の息子たちの保育園の用意や仕事もちょっとやっていたりとしていますし、こっちとしてはやりたいことあるしという八方ふさがり。
そこで、「わかった。ちょっと待って」と抱っこ紐登場。 15.6キロの息子を背中に抱っこして洗い物。 1歳の娘は運よく機嫌よく一人遊び。

息子は背中に頭をすりすりとしながら「パパ?今日保育園何楽しかった?」などと話しかけてきます。 洗い物をしたら、次の日の朝食の下ごしらえを簡単にして20::00。。。 妻も手が空いて、二人して手分けしての歯磨き。20:10 消灯をして布団へ。今日は父母がいてほしいとのこと。(洗濯があるんだけどな)    20:30頃就寝。。。あっ妻も寝たか。洗濯やらないとと思い身体を動かして、少し仕事して私も就寝。 いやぁ幸せな一日!とは言いたいし、幸せですが紙一重です。

例えば、洗い物の時の「抱っこして」と息子に言われたとき、子どもも疲れているよな。寄り添ってあげないとな。という余裕がないと「抱っこ紐を用いる」という選択は生まれなかったと思いますし、これは当たり前に出来るようで難しい。と私も実際に子育てしていて難しいです。  一歩引いて第三者的な立場で、保育士としてみれば「抱っこしてあげてください」「良い関わりですね」という言葉を言いたくなるのでしょうが、実際に家庭でやるのはどうなのでしょうか? 子育ては美化できないと思うのです。 泣いた痕跡に気付くことができた、それも抱っこ紐を選択する行動に大きく関係しているでしょうし、そもそも子どもも頑張っているよなという姿を保育園で見ているのも判断への繋がる要因であったかもしれません。

「ちょっと洗っているから無理」「今パパ何していると思う?」「ちょっと遊んでいて」「待ってて」「待ってて」「待ってて」  誰しもがこんな瞬間を迎えていると思いますし、私も普段通りの息子であったらそう声をかけていたと思います。

大事なのは、いつもそうである必要はないということです。子どもは、必要な時にサインを出してきます。  ここは、重要です。   必要な時に関わってあげる。そして、時間だけでなく質が大切です。20分遊ぶのと、5分ツンツン、イチャイチャ、ギュッギュッタイム、それぞれ大切ですが5分の触れあいでも十分に子ども達に響きます。

必要な時と言うのは、解りやすい泣いたりといった行為であれば気付きやすいですが、なかなか言うことを聞かないとか、八つ当たりといった、大人のしゃくにさわるアンガーを引き立てる行為の時もしばしば。 余裕がないとと言うと簡単すぎますが、気付くのは難しい。また、反対に甘やかしたり、過干渉ではなく今必要だよなという時にどうゆう行動を大人ができるのか。   やはり保育士の立場からすると、大人が大人になって、子どもに接してあげてほしい。と言ってしまいます。

 

今日このブログを書こうと思ったのは、お家でなにか困っていたり、知恵やアドバイス、聞きたいことがあればぜひお力になりたいと思っているのです。ぜひ話を聞かせてください。私たちにできること、保育園生活で出来ることがあればそれを一緒に考えていきたいと思っています。 来週も素晴らしい毎日にしていきましょう。

流行ってほしい「農家を助けるお中元」

2020/06/06

休園期間中に出勤していた職員は、弁当を毎日持ってきていました。ステイホームで外食ができない中で、お客さんが来ないで困っていた保育園の近所の飲食店は、テイクアウトを始めたので、時々弁当の代わりにそれを買って近所のお店の応援をすることにしました。昨年から付き合いのあったお店からは、「弁当を始めたのでよかったら使ってください」と、メニューを持ってきてくれるところもありました。

(写真の柳原通りのイタリア料理店は、デリバリーもしてくれます。「こんなのを作って!と、リクエストもOKです。ラザニアとかも作ります。電話下さい。土日はご自宅まで、お持ちしますよ」と。)

 

子育てには「上手な手抜き」がとても重要。必ずやらないといけない食事、掃除、洗濯、ルーティーンになっているものは上手な手抜きが難しくなってしまうもの。人間は無意識にやっているので、正常化バイアスがかかっているので、止めることができないのです。

それって本当に毎日必要? と、ちょっと疑ってみてはどうでしょうか。コロナの影響で掃除や消毒の仕事量が増えているはず。時間は同じですから、どこかを削らないといけないはずだからです。

また、お世話になっている会社からは「旅行者が来なくなり、味覚狩り用の果物が大量に廃棄されている」とも。ああ、もったいない。「農家を助けてください」と保育園に届いた葉書は、さくらんぼ農家でした。

そこで、手土産や贈り物にそのさくらんぼを使うことにしました。この夏は、コロナで困っていることろを助ける「応援お中元」が、流行るといいなぁ。困っている農家を応援できると、いいんですが。

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