MENU CLOSE
TEL

2022年 7月

お泊まり会でのサークルタイム

2022/07/15

「これからの社会、子ども大人も、どうやって生きていったらいいんだろうって、探りやっていったらいいんじゃない」ーー。

映画『こどもかいぎ』の公開に合わせて、小学館が緊急出版した本『子どもが対話する保育「サークルタイム」のすすめ』の中で、汐見稔幸さんが、こんなことを語っています。私もこの本の中でインタビューを受けて、映画のことについて語りました。

サークルタイムと言うのは、輪なって話し合う時間の事ですが、今日の午後1時過ぎ、『お泊まり会』の始まりの会で、私は〈園長からのお話〉の時間をもらったので、そこでちょっとだけ、サークルタイムをしました。テーマはお泊まり会の前日の「昨日はどんなだったか?」です。それを聞いていると、この日をいかに心待ちにしているのかが、よく伝わってきました。

まず思うのは、生まれてまだ5年ぐらいしか経っていないのに、よくも、こんなに自分の気持ちや考えや出来事をしっかり伝えられるようになったなあ、ということです。さらに、気持ちの昂まりが大きくて、楽しいお泊まり会にしたいという意欲に溢れていることに、こちらの胸も熱くなりました。このようは気持ちで過ごす一泊二日は、この子たちにとって濃密な体験になることは間違いないでしょう。

さらに汐見さんではありませんが、どうやって生きていったらいいんだろう、というテーマを実は大人も携えて生きていることを、子どもよりも大人の方が、子どもに教えてもらっている気がしてきます。この子たちが、こうやって自ら育とうとしてくれているからこそ、わたしたちも生かされているという感覚を強くするものです。

また、このお泊まり会では、きっと年長同士の絆も強まることでしょう。色水遊びをしたり、アイロンビースで好きなものを作ったり、好きな絵本を先生に読んでもらったり、アイスを作って凍らせてもらったり、ピーラーや包丁を使ったクッキングを楽しんだり、手で捏ねて自分の好きな形のハンバーグを焼いてもらったり、お風呂に入ってさっぱり汗を流し、手持ち花火も楽しみました。それぞれの活動のたびに、いろんな関わりが起きています。そして夜9時10分にはみんなぐっすりと夢の中でした。

その間に、何度か話し合いも自然と生まれました。私が立ち会った場面では、どのグループが先にクッキングを始めるかで、意見が食い違いました。まとめ役のTKさんがみんなの意見を聞きに回ってくれたのですが、それだけではまとまらないで困った様子だったのです。ところが、どういうわけか、最初がいい、と言っていた子が最後でいいといい、すんなりの先生提案の案と同じ順番に決まったりしていました。

同じ結果であっても、この話し合いの時間があるのとないのでは、全く異なるものだということがわかります。自分の考えや相手の考えを並べて考えるという力が、少しずつ育っていることを感じました。一旦意見を出し合って、全体の状況を理解して、自分の考えを修正する、ということができるようになってきているのです。なんと素晴らしいことでしょう。相手の自分の考えが違うことに気づく、ということは、自分と他者と世界が串刺しになっていく(汐見)ことであり、それが発達だということだからです。

今日のお泊まり会は、雨になって午前中に予定していた神田川の乗船探検は取りやめ、スカッと晴れた日にやることにしました。毎日の生活リズムが整ってきているのか、8時過ぎから眠そうな雰囲気になっていて、9時ごろにはみんな寝ています。明日は、朝から買い物散歩に出掛ける予定です。

映画でひろがる共感の輪

2022/07/14

7月22日に「シネスイッチ銀座」で公開される映画「こどもかいぎ」は、ドキュメンタリー映画です。その最終版のチラシが届いたので玄関に掲示しました。ご自由にお持ちください。

この映画は東京の保育園が舞台です。予告編のトレーラーを見ていただくと分かるように、多くの著名人がこの映画を推薦しています。実は、こんなに多くの方がコメントを寄せてもらえるとは、思っていませんでした。そして、この映画をこんなふうに観て、こんなふうな感想を持たれているということに、私はとても喜んでいます。多くの人に見てもらいたいと思う映画になっています。園名は伏せてあるのですが、出演する先生が3人紹介されています。

私はこんな推薦コメントを書きました。

「大人がすっかり忘れている「子ども社会」を思い出してくれます。これを観た方が「あ、子どもってこんな風に、はみ出していたり、必死だったり、でこぼこだったりしてたよなあ」みたいな気づきあると嬉しい。子どもの心の響き合わせ方って、美しい。よく「子どもから学ぶ」って言われることがありますが、楽しくそれを本当に実感できる物語です。民主主義社会のお勉強にもどうぞ。」

ずいぶん前に書いたコメントですが、今でもこのように推薦したいと思っています。他の著名な方々のコメントも興味深いので、ぜひご覧ください。

7月13日昼食

2022/07/14

冷やし中華

なっとうボール

メロン

麦茶

関係の中で育つ個人と公人

2022/07/13

子どもたちが見せてくれる姿は、ちょうどその発達にあった「人との関わり」を伝えてくれています。0歳児クラスのちっち組、1歳児クラスのぐんぐん組、2歳児クラスのにこにこ組と、まるで「子ども同士の関わりは、このように発達していくのです」という説明になっているかのように、その「発達の連続性」が描かれています。

私たちの保育で大事にしていることは、「その子らしさ」と「人間関係」なのですが、そのことを保育目標として「自分らしく、・・思いやりのある子ども」と表現しています。この二つのことは、小学校以降でも大事にしようと、国がめざしている「個別最適な学び」と「協働的な学び」と重なっています。

一人ひとりが、その子らしく生きていることと、他者との中で市民の一員としてその力を身につけていくことは、私たちが持っているそもそもの人権であり、権利なのですが、日本ではその二つのことが教育制度の中に、あまり明確に位置付けられていませんでした。しかし、2016年の教育機会確保法が成立していく頃の議論から、フリースクールや家庭学習の子どもたちの教育機会を学校での学びと同様に保障していこうという動きが明確になってきました。それは「自分らしく学ぶ」という方向性を、国も大切にしようとしている表れです。

言い換えると、その子が世界が広かっていくことは、どの子どもにも保障していくことなので、その世界の中で多様な個性が共生していく方法を学ぶことが市民性です。個人が公人になっていく、と言ってもいいでしょう。でも、ここで間違ってはいけない理念の岐路(別れ道)があります。公人が向かうのは個人の尊厳と自由を尊重する方法で、国を超えた地球市民としてなのか、それとも国家の形成者としての市民性に留まる方法でなのか、という別れ道です。

その岐路は、ずっと遠いところにあるのではありません。身近なところで私たちが行っている「人との関わり」の中で起きていることです。子どもはとにかく多様です。個性的です。私は入園案内の時に、「大切にしていることが3つあります」と言って、この理念の説明をしています。みなさん、お聞きになったことがありますよね。「まず大事にしていることは、子どもは一人ずつ違う、その違いを大切にしています」と。月齢、年齢、男女差、個性、興味関心、生活リズムなど、とにかく色々です。そんな子どもたちと家族が、共に生活を作り上げていく場所である保育園は、一人ずつが大切にされなければなりません、と。

そして、意欲と環境の選択制の関係をお伝えして、3番目に社会性、つまりしつけやコミュニケーション、協同性の話をしてきました。自分らしさと、思いやり、というキーワードがそれらを象徴しているという話です。この発達の姿がクラスの子どもたちの様子を並べて読んでいただけると、わかっていただけるのではないかと思います。小学校へのつながりは、連続性や連携というテーマが中心であり、この子ども一人ひとりの発達を、その子ならではの歩みの道筋の中で保障していくことでなければなりません。

 

 

子どもたちなりの作戦?!

2022/07/13

友達とのつながりも深まりつつあるぐんぐんさん。すぐそこには大好きな友達がいて何をして遊んでいるのか、何を使っているのか子どもたちは友達をよく見ています。

「か〜し〜て〜」

「だめよ〜」

「かして〜」

「おわったらね〜」「あとでね〜」

そんなやりとりが多く見られるようになり、子どもたちなりに知っている言葉を使いながら友達に交渉する姿が微笑ましい時があります。

最近、子どもたちがおもちゃの取り合いっこになった瞬間、子どもたちは何と言っているのかご存知ですか??

A児「か〜し〜て〜」

B児「だめよ〜」

 

A児「………」

お互いに1つのおもちゃを引っ張りあったその瞬間に‼︎

A児「うんとこしょ どっこいしょ!!

うんとこしょ どっこいしょ!!」

 

と、ものすごいスピードで言いながらおもちゃを引っ張り合っています🤣

 

 

カブでも抜いてるのでしょうか

言葉での交渉なのか、勢いにまかせているのか、、、

 

その姿はおおきなかぶのお話に出てくるカブを抜くシーンと同じで、引っ張る動作をしていますよね😂

ある子が言い始めたのをきっかけにあっという間にみんなで言い合っています笑

 

 

取り合いっこになり子どもたちは全力でケンカをしていますが、そばで見ている私たちはそんな子どもたちがおもしろおかしくて笑い転げてしまうくらい可愛くて微笑ましいのです♪

今のちょっとしたかわいいクラスのブームで、ぜひ保護者の皆様に見てもらいたいと、動画に収めたいくらいなのですが、そんなことができないくらい子どもたちは必死なので私たちも全力で助けています😅

ぐんぐんさんの言葉の成長にも目が離せません‼︎

 

 

※写真はブログの内容とは関係ありません。

みんなで「バスにのってゆられて〜♪」の音楽をかけると次々とご乗車♪

1つのことをみんなで一緒に楽しむおもしろさにも気付き始めてきました。

お部屋でのようす②

2022/07/13

午後のおやつが終わって、ちはるちゃんとすいちゃんは自分のエプロンタオルをお片付けして、お部屋へ戻ってきました。

入り口のところへやってくると、すいちゃんの動きがふと止まりました。パーテーションのところで遊びたかったのかな…?

「すいちゃんおいで〜」と大人がお部屋から呼んでいると、ちはるちゃんがすいちゃんのそばまで戻っていって、両手を差し出して誘っていました。

まるで『抱っこしてあげるよ』というような仕草がかわいいですね。

そのあと、一緒に入ってきました。

しおんくんは、牧野先生の脚の間をくぐってトンネルごっこ。


この笑顔がたまらないですね♪

お部屋でのようす①

2022/07/13

ソファの上で上機嫌なりょうくん。
両手をブンブン!と振って踊っているようです♪

その楽しそうな姿を見たゆたかくんが、ハイハイで嬉しそうに近づいていきます。


ふたりとも、「キャァ」と高い声をあげながら、つかず離れず行ったり来たり…。でも、ときどきチラッとお互いの顔を見て、喜んでいます。

これまでは、同じ玩具を一緒に触ってみるなど、「モノを通して」の遊びが多かったように思いますが、最近は、こんなふうに「お友だちとのやりとりそのもの」を楽しむ遊びも増えてきたなぁと感じています。お友だちと「楽しい!」の気分を共有できるのが、嬉しそうですね。


こちらは、朝の会ごっこをすると、なぜか縦一列で楽しんでいました。(笑)

「せんせい おはよっ♪」でぺこりとおじぎするすいちゃんです。


手をパチパチたたいたり、歌に合わせて踊っています。れあちゃんは、最近名前を呼ぶと顔を向けて、反応してくれるようになってきました!

新型コロナ第7波に要警戒

2022/07/12

4か月ぶりに全国で7万人、東京で1万人をこえる新規感染者が発生した今日12日(火)、そのグラフを見ると急激に増えていることがわかります。国は行動規制に乗り出さない方針のようですが、それもどうなるか分からない状況になってしまいました。変異したオミクロン株の感染力が強いようなので警戒が必要です。今のところ、今週末のお泊まり会、月末の納涼会の実施には変更はありませんが、感染対策を徹底しながら保育を進めていきます。ご協力をよろしくお願いします。

水遊びもいろいろ

2022/07/12

ちっち組も水遊びをスタートしました。毎日水遊びのお支度ありがとうございます。

玩具に触ってみながらマイペースにじっくりと遊んでみたり、だんだんダイナミックになってきて、水しぶきをあげてみたり。新しい場所・新しいものにドキドキや不安な気持ちがあったのか、『もうお部屋に入る〜』と泣いて教えてくれたり…。それぞれにいろんな姿が見られたのでした。

玩具も使いながらまったりとマイペースに水遊びのすいちゃん。

ちはるちゃんは、山口先生にスコップでちょろちょろとお水をかけてもらうのが面白かったみたいです。

水遊びの合間にも、れあちゃんを「いいこいいこ」。

テラスに降り立ってみると『・・・。(せんせいたすけて〜)』

『(うわぁ なんかぬれてる〜・・・)』

りょうくんとしおんくんは、テラスにおりるのがイヤだったみたいで、大人にくっついて眺めていました。

ゆたかくん、だんだん身を乗り出してタライの中へ両手を入れてみます。


・・・

ちっちさんたちとの初めての水遊びは、どの子がどんな反応なのかなぁ?と大人もドキドキとワクワクです。
ただ、この水遊びの意味は、「積極的に遊んでいたか」とか「水に触れられたか」…などということではなく、一人ひとりの子が、その時にどんなことを感じ、どんなことを体験し、どんな姿につながっていったか。。ということを、保育園では大切にしたいと思っています。
そのなかで、水の面白さや心地よさ、不思議さ…そんなことを、それぞれの子なりに楽しんで、世界を広げていってくれたら嬉しいなぁと思うので、私たちも、子どもの姿をヒントにしながら、様々な形での「水あそび」を模索していってみたいと思います。

びしょ濡れでダイナミックに遊ぶのが好きな子もいれば、じっくりと触れてその感触を楽しむ子もいれば、水に触れるより「見る」ことを面白がる子もいるかもしれません。水遊びより他の遊びの方がいいや!という子もいるかもしれないですね^^

その子にとっての 水との関わり方 を一緒に探して味わっていきたいと思います。

この夏で、どんなふうに体験が広がっていくのか、そして子どもたちがどんな姿を見せてくれるのか、楽しみにしています。

top