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2020年 6月

納涼会のお知らせ①

2020/06/18

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体験を深める方法とは?

2020/06/18

能力を獲得し、それをより高めていくというのは、「成長」「発達」であり、それらを強化するためには、今自分のいる能力よりも少し難しい、120%の力が必要な事象に挑戦し出来るようになることで獲得をしていきます。

この成長や発達をより強化する方法として、「体験したことをそのままやるのではなく、違った形にして再現したり、挑戦することで深まっていきます。」 子どもたちは、そうやって自分で獲得したことを、何度も繰り返し、またその繰り返しも同じようで違いがあり、それが体験を深めて成長をしていく。発達のプロセスの一つですね。

 

■バス遠足もしっかりと獲得している。

・子どもたちが、夕方の運動ゾーンで「バスごっこ」を始めました。 マットをバスに見立ててのごっこあそびです。

また、昨日バスに行っていない子も参加しています。自分の体験を思い返しているのでしょう。とても意味深い活動のように思うのです。少し、専門的なことで言うと、成長展でも5領域というお話をしましたが、これは全国どの保育園でも守る保育指針に書かれています。「健康」「人間関係」「環境」「言葉」「表現」の5つです。 保育を評価する際に5領域を用いることもあります。では、評価の高いものはどういうことかというと、「5領域すべてがそろっているような活動。」といわれます。

さて、バスごっこはどうでしょう。 マットでの運動で「健康」的で、友達とあそぶ「人間関係」、マットという見立てるための物があり、体験できた「環境」、やり取りをすすめる「言葉」、本物のように見立てる「表現」

このようになります。子ども達は本当に楽しそうでしたし、この体験を今度はバイクに見立てて遊び始めていました。約1時間。この活動がやむことはありませんでした。

ああ、それでも学びは続く・・

2020/06/17

(16日のバス遠足の出発。バスに乗り込むすいすいさんたちを「みんな〜」と叫んでいた、わい・らんの子どもたち。いつも一緒に生活している異年齢集団の良さを垣間見た瞬間でもあります)

今週末からいよいよ地域間の移動が緩和される見通しとなってきたタイミングで、政府の抗体検査で東京の場合は約1000人に一人が新型コロナウイルスにかかっていたことになる結果が16日(火)公表されました。これにどう反応したらいいものなのか、世の中は、すでに「感染者数は意味がない」ことをすっかり学習してしまっていることを証明しているかのように見えます。症状が出ているのか、重症かどうか、そうした判断ができて、きちんと治療できればいいというコンセンサスが見事に出来上がっていたというような、なんとも政府に都合のいいタイミングの中で国会も閉じました。よくできた台本があるのでしょうか。それとも本当にこれは偶然なのでしょうか。人間と自然(ウイルス)の関係ですから、全部シナリオ通りということではあり得ませんが。それにしても、都合のいい展開なので、不都合な真実を探したくなりますね。

その昨日の午後、ちよだリバーサイドプロジェクトの岡田さんと石渡さんが保育園にいらして、今後の打ち合わせをしました。こうした話し合いが再開したのもの、自粛にひとまず区切りが付いたという象徴かのようです。結論から申し上げると、この夏、屋形船に乗りましょう!という提案をいただきました。東京オリパラの延期で、頓挫してしまったイベントもあるのですが、改めてこの地域も確実に動き出しました。そして今日17日は海老原商店の海老原さんとも、来年に延期になった東京トリエンナーレで、柳原通りでの企画についても情報交換できました。保護者の皆さんとも、親子で参加できる楽しい企画を考えましょう。

さて、今日の考察はなぜ、人は模倣するのか?という古くからあり、いまだに結論の出ていない(一定の解釈はもちろんありますが)テーマについてです。子どもたちは、赤ちゃんの頃から真似をしながら育ちます。運動ゾーンの緑色の折り畳みマットが、バスになったり、バイクになったり、色々なものに「なれる」のは、子どもの方にそのイメージがあるからですが、実際に体験したものではなくても、その「つもり」になれる能力は、計り知れないポテンシャルを発揮するものです。

子どもたちはバスには実際に乗ったことがあるから再現模倣なのですが、バイクに乗ったことはないはずで、自転車かテレビなどの映像で見たか、そうした擬似体験のはずなのですが、それでも真似て取り入れてしまうのは、動物も持っているミラーニューロンの仕組みで、脳科学的には説明されています。ごっこ遊びとつもり遊びの違いは、リアルな経験の再現遊びなのか、それとも「お母さん」「お医者さん」「お巡りさん」など、その人や動物などに「なったつもり」になるという模倣なのか、かなり違う模倣なのだということです。

この違いがあまり関係がないように、軽々とイメージの世界の中を行き来できるのが子どもの遊びの世界というものであり、こんなに夢中になって、やすやすと1時間も2時間も、飽くことなく遊び続けることができるのは「間違いなく」発達上の意味があるのです。この謎は、子どもといると切実な問いとなってきます。疲れることを知らないこの魅力。今朝もH君に「園長先生、一緒にごっこ遊びしよう」と誘われました。子どもがある事柄を繰り返し行うことに出会ったら、こう考えてあげてください。今このことを通じて、この子は大切な何かを身につけているのだと。繰り返しの中でその子が使っている力は、使うことで伸びているのだと。

その力をどの視点で切り取ってみる(評価)するかは、切り取りたい視点、大人の価値観の世界の反映になっているので、つまり大人にとっての「都合のいい事実」が見えてくるような仕掛けになっているのだと心得ておきましょう。五領域もそうなっています。相対的な物差しなのです。ですから、仮に真似をしている内容が、バスやバイクやお母さんやお父さんなら「微笑ましい」のですが、テロ組織の子どもたちは「戦士」や「自爆テロ」のごっこ遊びをしているのです。そこには悪者は容赦無く罰しようという価値が何の疑いもなく模倣されています。

こう考えた時、私たちは本当に「真似されていいことをしているか」と自問せざるをえません。テロ組織ならわかりやすく否定できますが、正しいことだけ押し付けてくる大人の欺瞞を感じることができる思春期になると、それへの反発から暴力や薬物なのどの反社会的な行為に走る姿を「かっこいい」として、疎外感を持った若者がそれを模倣してく姿を、私は数限りなく見てきました。

その区別は何でしょうか。鯨岡俊は「悪への魅力に取り憑かれそうになったとき、そこに引き込まれることを自ら防ぐもっとも強い力は、社会的規範の力であるよりは、自分が自分らしくあることのへの自信と自分らしさを壊さない自分へのプライドではないだろうか」と書いています。引用はこう続きます。

「実際、自己の自信と尊厳が何かの理由で壊れかけたときこそ、悪事や不良行為への誘惑に惹かれ、そこに陥落するときである。そこから翻って考えれば、幼少の頃から、周囲の大人の丁寧な養護的な対応を基礎に、やはり自分への自信と周囲への信頼を培い、尊厳のある生き方をしている大人を周囲にみて、そこに学びを見いだすことが、負の学びに引き込まれない最良の道だと言えるだろう」

人は学ぼうと思えば、何からでも学ぶことができる(村上春樹)。ただ、気をつけたいのは、学ぼうと思っていないのに、もう学んでしまっていることだってあることだ。「感染者数に意味はない」って、本当だろうか?

 

きゅうりからの 学び

2020/06/17

ベランダにてきゅうりと、ゴーヤを育てています。明日はきゅうりが収穫できそうです。

きゅうりから学べる事を出すと、結構あるのです。「色」緑や黄色、「形」葉っぱや細い、太い、大きさ、「触感」ふわふわ、ざらざらしている、さらに、下から順に大きくなってきているので「上下左右の概念」 植物が下から大きく育ってきている変化、他にも右はたくさん生えて、左はゆっくり、「スーパーきゅうり」の発育がいいので対比、比べるという事。

学びとは、体験する事柄の中にたくさん複雑に折り重なっているようですね。
屋上には3種類のなる「一般的なナス」「長ナス」「丸ナス」を育てています。丸ナスは葉っぱが違います。野菜の栽培には、こんな世界も広がっているのです。

屋上に現れた虫!!!

2020/06/17

ナスに水をあげているとなんだが、モゾモゾしている緑色の物が見つかり「なんだろう」と覗くと、なんとバッタの赤ちゃんが・・・屋上に生物の生態系が出来ていました!!!

生物ゾーンに明日の朝まで置いておきます。

 

 

6月17日 昼食

2020/06/17

豆ご飯

鮭の幽庵焼き

小松菜の磯和え

なめこの味噌汁

デラウェア

メロン

麦茶

真剣で愉快なメリーゴーラウンドの世界

2020/06/16

今年度初めてのバス遠足。すいすい組10名で木場公園へ出かけました。といっても私は今日は園内でお留守番。午前中は運動ゾーンで子どもたちと一緒に、たっぷりと体を動かして遊びました。遊んだのはもちろん子どもたちですが、その生き生きとした全身の動きの中に、子どもは「子どもたち」であることに本質があると改めて感じました。人間というものは本来、「集団の中で輝く個人」であるということを、大人よりもはっきりとわかりやすく表してくれるのが子どもです。社会的存在である人間は、身近な人に親しみ、支え合って生活するために、自立心をもって人とかかわります。その原型を今日は、わいわい、らんらんの子どもたちが、運動遊びの中で、いっぱい見せてくれました。

千代田メリーゴーラウンドは、船や自動車や飛行機やエレベーターになったのですが、想像の世界はどこまでも広く、ようちゃんのおうちまで飛んで行ったり、群馬県まで走って行ったり、12階の自宅にちょっと寄ってみたり、途中で夢の中に迷って眠り込んでみたりと、子どものたちが生み出す即興の演出は独創的でありながら、そうじゃないとちゃんと修正したり、そっちよりもこっち、と予定を変更したりと、とってもリアルな感じでありながら、すぐに意気投合する気前の良さをはっきし合っていました。そうそう、これが真剣な遊びというものだと、納得したのでした。

たくさん遊んできました!

2020/06/16

今回はすいすい組のみで木場公園まで遊びに行きました。

久しぶりのバス遠足に、行きの車内からハイテンションな子どもたち♪

そんな友達の姿を見て、ひろもちくんは

「久しぶりだから盛り上がるね〜!」と冷静な一言に思わず笑ってしまいました笑

 

 

午前中は雲も多く過ごしやすい気候でした!

ふれあい広場ではそれぞれ好きな遊びを見つけて思う存分楽しんでいました。

 

一人ひとりが思い思いに楽しむだけでなく、

「サッカーしよう!」

「ちょうちょにあげるお花見つけたよ!」

「ミミズどこだ?」など自然と友達同士で集まり同じ目的を持って遊ぶ姿を見て、昨年度からの大きな変化を感じ友達の輪や仲間関係が深まっていてなんだか素敵だなぁ〜としみじみと思いました♪

最後はみんなでちょうちょをひたすら追いかけたり、ミミズを捕まえて楽しんでいました。

 

 

いつも私は1番ドキドキすることがあります。

それは活動のあとにどうだったのか感想を聞く瞬間です。

素直な子どもたちなので本当に素直な感想が返ってくるので毎回ドキドキしてます。

「今日はどうでしたかー?」

 

 

 

「たのしかったー!!!」(即答)

一人ひとりに感想を言ってもらいましたが、

みんなの口から聞くことができました👏

『楽しかった』その一言をもらえただけで「この活動をやってよかった」「木場公園にきてよかったぁ〜!」と私は心の中でこっそりと大きなガッツポーズをして喜びました☺️✊

急なバス遠足の予定になってしまった中、

保護者の皆様ご協力いただきありがとうございました。

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