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2019年 8月

屋形船納涼会を終えて

2019/08/24

◆「嬉しかった瞬間」のいろいろ

 

屋形船の屋上デッキに出て、ダブルスカイツリーを背景に記念写真を撮る、それも自撮りではなく、家族で撮りあいっこするーーー。

この光景の中に、今日の3つの行事のねらいが、「わ〜、ぎゅっと詰まってる〜」と感じました。

地域を知り、日本の良質な文化と触れ合い、お互いに仲良くなる、その3つが今日のねらいでしたが、それぞれに想定外の嬉しい出来事がありました。

まず、地域を知るためにもっともふさわしい方が、直接、マイクを握って解説してくださったことです。岡田事務局長はこのプロジェクトの事務局のトップですから、プロジェクト全体の地域について知り尽くしている方です。その方が乗船までして直接地域の解説をしてくださるとは思ってもいませんでした。実は行事担当の先生が地域ネタを仕入れていたのですが、岡田さんの生解説でリアルに地域を知ることができたのではないでしょうか。

(左:ちよだリバーサイドプロジェクト事務局長の岡田氏。楽しくも、ためになるガイド、ありがとうございました)

◆粋なはからいに感謝です

2つ目のねらいである「納涼体験」という意味では、「粋なはからい」とは「こういうことを言うのです」という見本のような対応をしていただいたのが、屋形船の屋上デッキに昇らせてもらい「ダブルスカイツリー」が見えるところで停まってくださったことです。こういうことができるのは、三浦屋さんならではの心意気を感じざるを得ません。

(東京スカイツリーが、鏡張りのビルに移って、ダブルスカイツリーになるスポットで、屋形船はしばらく停泊してくれました)

3つ目のねらいは「仲良くなる」ということです。いかがでしたでしょうか。いつもは見られないような横顔をお互いに発見できたのではないでしょうか。記念写真のアルバム作りやスイカ割りでは、親子で楽しい時間を過ごしていただけたでしょうか。

 

(スイカ割りは、シンプルだけど楽しいものです。しかも、浜辺にでもいかないと、家庭や地域では、できそうで、意外とできないものになりました)

(船着場で撮った親子写真が、制作に間に合って、先生たちもほっとしました)

(積木で、スカイツリー作りに挑戦です)

時間が余るかもしれないからと、先生のアイデアで用意したライブステージには、南こうせつとかぐや姫のフォークソング「神田川」のレコード(EP盤)と楽譜とギターが置かれていて、プロミュージシャンの坪井保育士に歌声を披露してもらいました。

ついでに、私もつい弾いて歌ってしまいました。私が中学生の頃流行った歌で、中学校の屋上でアルペジオの練習をした曲の一つだったからです。

◆点と点を地道に繋ぎます

知らない土地で、お互いに見ず知らずの関係から始まった園生活ですが、4月5月の頃を思えば、月日を重ねるうちに、地域の方々との点と点が少しだけ線になり、区をあげて取り組もうとしている「ちよだリバーサイドプロジェクト」とコラボして、江戸情緒を満喫できる屋形船での納涼会が実現できたことを、本当に嬉しく思います。

(ちよだリバーサイドプロジェクト代表の石渡こうしん氏)

◆感想をお寄せください

午後の反省会では、「先生達から見えたり、聞こえてきた保護者のみなさんからの声」を共有しましたが、今回の行事について、感想をお聞かせください。子ども達、ご家族のために、よりよい、より楽しい企画を考えるためにご協力ください。特にアンケート用紙などは用意しませんが、複写式のお便り帳、自由ノートなどに書いていただけると幸いです。月曜日、また元気にお会いしましょう。

屋形船納涼会をめぐって2

2019/08/23

「船」という乗り物

明日の屋形船納涼会で、子ども達に味わってもらいたいのが「船」の体験です。島国の日本にとって、船は非常に身近な乗り物であり、古からなくてはならない移動手段でした。古くはホモ・サピエンスが今の台湾、沖縄を辿って鹿児島へ渡ってきた時も、手作りの船でした。歴史書に記述が残るようになってからも、ユーライア大陸とは遣隋使や遣唐使をはじめ、江戸時代は海外貿易で使った朱印船などの活躍がありました。

◆海運国ニッポン

国内でも、海運業を支えた菱垣廻船や樽廻船、北前船などの船が日本人の食糧と物資を乗せて走りました。今でもタンカーが中東から石油を運び、大型商船が自動車や貨物を乗せ、地球上をくまなく走っています。周囲を海に囲まれ、列島を刻む急峻な河川がいくつもある日本列島に住んでいる限り、これまで「船」から授かった恩恵は計り知れず、またこれからの未来もまた「船」が大きな役割を担うことは間違いありません。将来の仕事を考えても、船に関係する仕事はとても多いはずです。

この7月に仕事で行ったシンガポールでは、ともて綺麗な水上バスがベイエリアを走っていたので乗りました。まるでバス停に止まるように船着場に船が止まります。千代田区も、ちよだリバーサイドプロジェクトによって、ベイエリアとつながって、いろんな景観と体験が楽しめる観光スポットの一つになっていくかもしれません。

◆川に架かる橋は人生のように

 

もう一つ、明日たくさん目にすることになるのが橋です。川があるから橋があるという当たり前でありながら、それがこんなにたくさんあって、それぞれが特徴をもっています。二つの世界をつないでいるのが「橋」だからこそ、色々なモノとモノの架け橋となり、橋は人生の物語で何かに繋がっていく舞台装置でもあります。

屋形船と子どもの出会いがどんなものになるのか、とても楽しみです。天気予報では明日の午前中は曇りです。

トマト

2019/08/23

見落としてしまいました!子どもたちが帰った後のベランダで発見!
ただ、最初の頃のトマトは皮も固いので美味しく食べるにはもう少し成長していくといいですね! メロンとトマトの収穫が楽しみです。

 

8月23日 昼食

2019/08/23

チャーハン

豆腐とエビのとろみ煮

わかめスープ

巨峰

麦茶

身体の変化

2019/08/23

昨日は黒い雲が見られたためプールは中止してお部屋で過ごしました! その中で子どもたちの大好きなパプリカを踊りたいという要望があり、マットでは運動、マットじゃないところでダンスと分けて踊りました。

六回連続のパプリカ。子どもたちは飽きることなく『もう一回。もう一回。』というこもいれば、『もういいかな』と終わりにする子とそれぞれが選択。その中でダンスを踊っていた子どもから『ちょっとさー。なんか、暑くなってきたよね?汗でてきたー』『ねー。そうだよねー。』というやり取り。四回目のダンス中のやり取りです。  面白いですね!自分の身体の状態に気づいて伝えるということ。自分の気持ちを伝える力が4月に比べると本当に成長してきたと感じますが、これもその1つであったなと感じました。

今日のお天気も雨のようですが、充実した一日は天候ですべて決まりません!沢山のストーリーの始まりにワクワクです。 保護者の方々も天気とは逆に心爽やかに行ってらっしゃい。登園、そしてお迎えをお待ちしております!

屋形船納涼会をめぐって

2019/08/22

いよいよ明後日は、千代田せいが初の納涼会「屋形船納涼会」です。今年度に限り、なんでも「初」が付きますから、何をやっても縁起がいい気がします。なんだか得する気分です。今週は出来るだけ「神田川や隅田川に因んだ話題を」と思いながら、違う話ばかりしていますが、実は保育園が「ちよだリバーサイドプロジェクト」の一環として参加するのは初めてのことです。小学校との連携はこれまで和泉小学校の授業で東京スカイツリー近くまで行ったことがあるそうですが、保育園は過去にはありません。これも「初」というのは重ね重ね縁起よし、かも?
◆ねらい(その1)地域を知る
屋形船納涼会のねらいは3つあります。「地域を知る」「涼の取り方を体験する」「親同士の関係を紡ぐ」です。
〜〜
まず年間テーマである「地域を知ること」があります。そこで、これまで姉妹園でやってきたことをやるのではなく「この地域でしか出来ないこと」にこだわってきました。「ないと思っていた自然も、ちゃんと探せばあるじゃない!」という私たちの再発見をみんなで共有したくて、草花や昆虫など、生命が芽生える春の生き物に家族で興味を持ってもらう園生活に力を入れてきましたが、その延長として、春の親子遠足は地域散策にして「ファミリーバザール」と連携しました。
〜〜
では、夏はどうするか。園の前が神田川で、しかも区内に3カ所しかない防災船着場が目の前にあるというロケーションです。舟運観光事業を振興するための「ちよだリバーサイドプロジェクト」なるものがあって、その代表が神田祭に誘ってくださった石渡幸伸さん(前神田岩本町会長)です。事務局長の岡田邦男さんの方から「屋形船に乗りますか」と誘ってくださり、今回の行事の実現にいたります。
◆ねらい(その2)風情をたのしむ納涼
日本文化でもある「涼をとる」色々な知恵を園生活の中に取り入れきました。水あそびやプールあそびも、この地域にある花火や風鈴や打ち水や盆踊り納涼会などの「涼の取り方」の一つに位置づけました。
屋形船納涼会は、その中でももっとも贅沢で、ある意味で「究極の納涼」と言えるでしょう。平安時代に遡り、江戸時代に豪華になり、戦後に庶民のものとなった歴史ある屋形船です。
親子で描いて頂いた塗り絵を展示しましたが、それを見ていて、リアルにこう思いました。来年、子どもたちが描く「夏の思い出」の絵は「屋形船から見た花火」になることでしょう。それが私の来年の夢です。大人は想像力でカバーできますが、子どもには生の本物の美しい体験が必要なのです。そうでもしなければ、風情を楽しむと言う伝統が途絶えてしまうと思います。
◆ねらい(その3)家族の輪を広げて
保育園の文化は、子ども同士の関係が密接で、それに比例して保護者同士の関係も深いものがあります。ただ朝夕の送迎の時ぐらいでは、中々親しくなる機会がないかもしれません。私がいた園では玄関に喫茶コーナーを設けていたときもありましたが、千代田ではそうもいきません。忙しい保護者の皆さんに、せっかく参加して頂く行事なので、親睦の機会にして頂きたいと願っています。例えば、子どもが話すお友達の名前を手掛かりに、語り合ってみてください。
◆お茶の水渓谷の保育可能性
ところで今日22日は夕方1時間、牧野保育士と2人で、屋形船に乗ってきました。「ちよだリバーサイドプロジェクト」の催事で、一旦、隅田川まで出てから戻り「お茶の水渓谷」の夜景を見てきました。いずれこのプロジェクトで、保育園の園外活動にしたいからです。その下見のつもりで参加しました。バス遠足ならぬ海上バス遠足の可能性があるかどうか?全く未知数ですが、探ってみる価値があります。
そこで、鍵になるのは「ちよだリバーサイドプロジェクト」です。千代田区には和泉橋、新三崎橋、千代田区役所の3箇所の防災船着場があります。代表の石渡さんは「この区内3つの防災船着場を日本橋船着場、隅田川周辺の各船着場と連携させ、神田川、日本橋川から隅田川、江東区小名木川、さらに湾岸へと私たちが今まで培ってきた活動の枠組みをさらに拡大していきたいと考えています」と、プロジェクトのホームページのあいさつで語っています。
◆区長へ提案してみたい
今日、乗ってみていろんな発見がありました。観光事業だけではなく公共交通機関として、屋形船を水上バスとして活用したい。既にそれは検討されて、橋の高さが低いことや船着場の少なさなどが課題になっていると聞きます。
そのために、小型船をもっと整えて、橋のたもとに乗り場を増やしたい。そうなれば、和泉橋と美倉場が神田川ルートでつながります。さらに、もっと先の浜離宮あたりまで園外保育ができるかもしれません。また神田川を遡り「外堀方面」へも簡単に行くことができるようになります。
また美観の整備と教育のつながりについて、区長に伝えたいと思います。子どもの頃の感動体験が、探究心を育み、それが「千代田愛」につながることを。それには、川面から見た風景は大事です。観光的には隅田川が美しいのですが、神田川は「ブラタモリ」的な地形と、歴史のうんちくの塊です。これを活かさない手はないでしょう。まだ雨が続くと浄水場の機能を超えて生活排水が神田川に流れ込んでいます。この問題はなんとかしないと、観光事業としても大きく美観を損なうのではないでしょうか。

メロン

2019/08/22

21日の朝の集まりにて

 

『これはなんだ?』と2つの写真を集まりで紹介しました。子どもたちは、『メロン』とすぐにわかったようです。ゴツゴツと筋の入ったメロンとすべすべのメロンの2つの違いからもメロンとわかったようです。 次に子どもたちには『なんで、ゴツゴツがあるのとないのがあるのか?理由はなんだろう?』と問いかけると『???』 すると、『ゴツゴツを取ったメロンだから』『まだ、小さいから』という2つの意見が出ました。そこで、『正解は屋上にあります。』と伝えて、プールの用意を始めました。 

 

すべすべのメロンも品種としてはあります。ただ、子どもたちは、クイズを通してメロンを観察したので着眼点が少し膨らんで観察していました!

収穫までは後一歩まで来ました!ぜひ食したいですね!

8月22日 昼食

2019/08/22

ご飯

ぶたの醤油麹焼き

きのこのみそしる

茄子のしぎに

麦茶

 

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