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TEL

2021年 8月

8月4日 昼食

2021/08/04

ひやしたぬきうどん

じゃがいもの煮物

花野菜サラダ

バナナ

麦茶

歯医者さんごっこ

2021/08/03

にこにこ組のゆずちゃんが、レゴブロックで「歯ブラシ」を作って、歯医者さんを開いていました。

にこにこのお友だちに倣って、かえでくんも順番がくると「あーん」と口を開けます。



ゆずちゃん歯医者さんに歯を磨いてもらっていました。

見立て遊びが豊かなにこにこさんと一緒に遊ぶなかで、自然とその世界に入り込んでいます。


かえでくんは、車輪付きのレゴブロックを「しょーぼーしゃ!」と行って走らせるなど、だんだんと何かをイメージしながら遊ぶ姿が出てきています。お友だちとの遊びの中でこれからどんどん見立ての力や想像力が膨らんでいきそうで、楽しみですね。

真夏のダンスの向こうに江戸情緒を感じよう

2021/08/03

今日は7月に続き、今年2回目となるダンスの日。青木さんと芝田さんがいらっしゃって、乳児から幼児まで全クラスで体を動かして遊びました。

いま「ダンスの日」と言いましたが、実は青木さんは「ダンスと言うと、その言葉のイメージに引っ張られてしまって、意味が狭くなってしまうよね」と話されています。青木さんの活動は、ダンスの枠を超えて「身体」そのものの可能性を、いろいろな世界に切り開くような営みを探究されています。園の生活の中では「楽しく体を動かす」としかいいようがありませんが、でも、ただ動かすというのではありません。動き全体をデザインしつつ、子どもから生まれてくる創造力を上手に引き出していきます。

例えば今回もいくつかの新しい試みがあったのですが、その一つは「わらべうた」の導入でした。わらべうたは、日本に昔から伝わる児童文化財です。「い・れ・て」「い・い・よ」もわらべうたなのですが、「い・れ・て」(ソ・ファ・ソ)「い・い・よ」(ソ・ファ・ソ)のように、シンプルな音階と休符からなり、会話と音楽を繋ぐような位置にあるのですが、併せて身体遊びと密接に結びついています。

今日の「にこにこ」(2歳)で見られたのは、「おふねがぎっちらこ」です。大人が膝を伸ばした両足の上に、子どもが向かい合ってまたがって座ります。そして、手を持ち合って「ぎっちらこ、ぎっちらこ、おふねがぎっちらこ」と、前後に体を揺らします。最後にブルブルと膝を揺らして揺さぶってあげると、子どもは大喜びです。

わらべうたは、簡単な音階とリズムなので、子どもは自然と覚えてしまいます。しかも、この種類のわらべうたは、体も一緒に動かすので、記憶に残りやすく、言葉、リズム、メロディ、体の動き、動感などが快感とセットになって、いわば身体に染み込むのです。皆さんも、なべなべそこぬけ、とか、ずいずいずっころばし、とか忘れずに覚えていることでしょう。実際のところ、これを「ダンス」と呼ぶよりも「わらべうた遊び」そのものです。しかし、この「わらべうた」がアートに変わっていく瞬間を目撃しました。それは、らんすい(4歳5歳)で「わらべうた」をやった時です。

今年はダンスにわらべうたを取り入れたい、と青木さんにリクエストしたのですが、早速、オリジナルのわらべうたを用意してくださいました。それが「鬼さん鬼さん、何するの?これするの、これするの」というものです。小学生向けのインプロ・キッズ(インプロビゼーションは即興の意味)を、幼児向けの「わらべうた」にアレンジした青木さんのオリジナルなのですが「これするの」のところで、即興的に体を動かしてみるのです。子どもたちはそれを見て、2回目の「これするの」の時に真似して一緒にやります。

この即興による身体表現の「瞬発力」は、自分の中に引き出しをたくさん用意して、それを再現する場合と、全く何も考えず(用意せず)に、その瞬間に何が飛び出してくるか、自分自身も楽しみなっていく場合があるようです。その表現の生み出し方はまさしくアートですね。そして、問いと答えという言葉の意味、身体で答える表現、語りのようなメロディとリズムと間(ま)。遊びの中で、子どもたちは知らない間に、四分音符と休符からなる日本的リズムという音楽的素養も身につけていきます。

こんなことをプロデュースしながら、幼児教育としての身体活動遊びを繰り返していくことで、子どもたちには「自然の営みとしての身体を取り戻していく表現者」に育っていってほしいと願っています。それは本当の健康や幸せに通じるからです。そして江戸情緒など、日本的な文化へ感覚も身近なものになってほしいと思います。

さて、今日はさらに、保育園に素敵なお客さんがやってきました。カナヘビくんとカマキリくんです。ある保護者の家で飼われていて、夏休み間しばらく保育園で過ごします。カナヘビくんは北の丸公園に棲んでいました。

好物は虫ですが、よく水を飲みます。そんなカナヘビくんのことを、まずよく知ろうと、小林先生が用意した動画を見ながら子どもたちは上手な飼い方を勉強です。観察ゾーンにやってきたカナヘビくん、どうぞよろしくね。

連日暑い日が続いています。夕方にはすいすい(年長)の子たちが玄関前の歩道で「打ち水」もしました。クーラーも冷蔵庫もない江戸時代、この柳原通りの夏は、打ち水や柳ごおりが「夏の涼」を演出していました。

 

8月3日 昼食

2021/08/03

とうもろこしご飯

ゴーヤチャンプル

きゅうりのダイナミック漬け

ほうれん草のすまし汁

すいか

麦茶

楽しかったね!おとまり会①

2021/08/03

 

7月30〜31日は、すいすい組のおとまり会でした!

年長組にとってこの日の経験や体験が自信に繋がっていく、特別なイベントです。

 

それでは、おとまり会の様子をプレイバックしていきます〜♩♩

 

 

朝からすいすい組だけでの活動がスタート♪

朝からソワソワした姿やちょっぴり不安な表情を浮かべていたすいすいさん。

(まだ表情が緊張していますね…)

おとまりセットの荷物確認。

(歯ブラシを嬉しそうに見せていたそうまくん♪)

これから始まる活動にソワソワしたり、ワクワクしたり、緊張や不安を浮かべながらも“友だちがいるから大丈夫!”と期待を膨らませている子どもたち。

なんだかもう頼もしさを感じました✨

 

午前中は『色水・水風船あそび』をしました。

外は生憎のお天気でしたが、子どもたちはそんなことおかまいなし。笑い声や嬉しさ溢れる叫び声が飛び交っていました✨

子どもたちの本気の水風船投げに負けじと…私も全力で水風船作りをひたすらやり続けました(笑)

 

 

 

色水あそびでは、ただいろいろな色を混ぜるだけではなく、遊びながらも「オレンジってどうやって作るんだっけ?」「赤と黄色だよー。」と真剣に色作りをしたり、「これ混ぜてみようよ!」と新しい色を発見する姿がありました。

遊びながらも楽しく学んでいる子どもたち。

さすが年長さんですね✨

 

 

《つづく》

 

息のあったプレーです

2021/08/03

きのうのお誕生会(その2)の前には、こんなシーンがありました。


ゆいとくんが席に着いていると、りょうちゃんがやってきて、エプロンをつけてあげています。

ふたりとも言葉もなく、一瞬のできごとでしたが、つけてあげるりょうちゃんも、つけてもらうゆいとくんも、息ぴったりです。

エプロンをつけてあげようかな というりょうちゃんのお友だちへの気持ちと、その親切な思いを素直に受け取ることができたゆいとくんの気持ちがぴったりと重なっていたのですね。簡単そうにも見えてしまうけれど、やってもらう子、やってあげる子の、どちらかの一方的な気持ちだけではできないことです。こんな場面にも、「気持ちを合わせる」「協力する」という要素が隠れているのかもしれないですね。

つけてもらったあと、


「できたー」

「りょうちゃんにー (やってもらったよ)」

と満足そうにエプロンを見せてくれたゆいとくんの姿もまた印象的でした!

大人にやってもらったときには見せない表情です…!りょうちゃんにつけてもらったことが、嬉しかったのですね♪

和泉小学校で講演

2021/08/02

「困難さは私たちの意識と環境が作り出している? 〜障がいという概念を超えた保育を目指すために、子どもの特性理解を深めよう」。私はこの数年、こんなタイトルの講演を幼稚園や保育園の保育者向けに何度か行ってきたのですが、その話を聞きたいとおっしゃって、私を講師として校内研修会を今日開いたのは和泉小学校の村田悦子校長先生です。

「障がい」の定義の歴史を見ると、国と時代によって大きく変化してきました。しかもその判断をするのは医師ですが、その基準は国際機関や医学会が制定します。その代表格は米国精神医学会(APA)が編成する「精神疾患の診断・統計マニュアル」(DSM-5)です。

私はその経緯を詳しく調べたことがあるのですが、純粋な科学的議論だけとは言いがたく、その国の保険制度や医薬業界の意向、当事者の会など関係者による活発なロビー活動を伴う政治力学が強く働いています。日本はDSMに比較的忠実に従うのですが、その扱い方は国によってもかなり違います。一言で言うと、この基準や診断で、その人のありようを決定してしまうかのように社会的な支配力を持つことに、私は強い懐疑を抱いてきたのです。

もう一つ、深い疑念を呼び起こす原因となっているのが「障がいの特性は環境因子によって変わる」という事実です。それは保育実践の中で強く感じてきました。そして私の懐疑が過剰ではなかったことを、今世紀になって世界保健機構(WHO)が証明しました。例えば「国際生活機能分類」です。それによると、健康とは「個人因子」だけで考えるのではなく「環境因子」も加味して、社会参加できれば、障がいとはならないと定義変更されたのです。

私たちは、医学モデルから適切な距離を取るべきなのです。環境への不適応は、個人の特性か、それとも環境の方に原因があるのか、あるいは相互作用なのか。私は食物アレルギーがあっても、それは障がいではなく除去や代替食があれば環境に適応できることを例に挙げ、環境いかんでは、障がいという医学モデルから社会モデルに移行できるものもあります。その可能性を広げるように追究するべきだと考えています。

7月のお誕生会 その2

2021/08/02

今日は、先日7月生まれのお誕生会の日にお休みだった、ゆいとくんをお祝いしました。

「りょうちゃんも〜!」とのことだったので、りょうちゃんも一緒に、7月生まれコンビでもう一度お祝いしました。

↑ゆいとくん、「何歳になりましたか?」の質問に、指で『2✌︎』をつくって、立派に答えてくれました!


プレゼントを受け取ると、カメラに向かってポーズ!



お花のアレンジメントも挑戦しました。「きれいねー」と言いながら、真剣な眼差しでお花を生けていくのがかわいいゆいとくんでした。

生けてくれたお花は、1階のお部屋に飾っています。

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